高校部 学校休校中のチャレンジ(英単語編)
ジェイ教育セミナー高校部 岡田
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言の延長が発表されました。大変な時期が続きますが、自分の目標を見つけて学習しましょう。
さて、今回は高校休校中の英語のチャレンジの話です。その名も「1日100単語チャレンジ」。特に高1生や英語の苦手な高2、高3生にも取り組んで欲しい内容です。用意するのは学校の英単語帳とペン。
「絶対無理」と思った方、いきなり全部覚えようとするから無理なのです。次のようにステップを分けてください。
1. 英語を見て発音がわかる
2. 英語を見て日本語の意味がわかる
3. 日本語を見て英語で言える
4. 日本語を見て英語で書ける
今回は1と2だけに絞りましょう。
1. まずは英単語の発音を「声に出して」覚えましょう。発音、アクセントは単語帳で確認すること。苦手なものは単語帳にチェックを入れ、集中的に取り組んでください。
2. 意味を覚える。英語が苦手な生徒が苦労するのがここです。
例えば emergencyという単語。これは「名詞」ですが「緊急事態、非常事態、突発事件、急患」など多くの意味が載っています。さらに「動詞」や 「形容詞」の形まで同ページにあり大変です。ですが「名詞」のみ、意味も1つに絞ってください。
「emergency→緊急事態」と日本語の意味が即座に出るまで「声に出して」練習してください。
その瞬間「覚えた」となれば、次の英単語へ。翌日忘れていても構いません。英語を見て「発音」「意味」がわかれば終了です。慣れてくれば100単語なら1時間以内で終了させてください。
100単語を1セットとし、次の日は別の100単語に取り組みましょう。
1日目「1~100」 ⇒ 2日目「101~200」 ⇒ 3日目「201~300」 ⇒ ・・・
4日目は「101~200」に戻るのもアリ。自分のペースを掴みましょう。要は、「何度も同じ英単語に目を通すこと」。スーパーやコンビ二でも、頻繁に通えば店員さんの顔を覚えるもの。それと同じです。ただし、「声に出して」練習することが絶対条件です。一人だからこそできることです。
休校明けの学校の英単語テスト直前、別課題、別科目に取り組んでいて、友だちに「単語テスト大丈夫なん?」と聞かれて「ああ、あの単語帳、休校中にマスターしたよ」と言えれば、かっこいいと思いますよ。