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1月, 2023の投稿を表示しています

友人

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【 ジェイ教育セミナー手柄駅東校 久米田 】 いきなりですが、新年に届いた年賀状、友人からは4枚でした。高校生のときの友人から1枚、大学生のときの友人から3枚です。年々減ってきています。生徒たちに聞くと、ラインなどで新年の挨拶を済ませているようですし、そろそろ自分もデジタルに切り替えるべきか悩んでいます。 さて、話題のインド映画『RRR』を観て(すごい。何というか、とにかくすごい)、友情についてあらためて考えさせられました。 鎌倉時代の随筆『徒然草』の中で、吉田兼好はこんなことを書いています。 友とするに悪き者、七つあり 一つには、高く、やんごとなき人 二つには、若き人 三つには、病なく、身強き人 四つには、酒を好む人 五つには、たけく、勇める兵 六つには、虚言する人 七つには、欲深き人 よき友、三つあり 一つには、物くるゝ友 二つには医師 三つには、知恵ある友 【現代語訳】 友とするのに悪い者が七つある。一つには、身分が高く高貴な人。二つには、若い人。三つには病が無く健康な人。四つには、酒を好む人。五つには、猛々しく勇ましい武士。六つには、嘘をつく人。七つには、欲の深い人。 よき友が三つある。一つには、物をくれる友。二つには、医者。三つには、知恵ある友。  相手の身分が高いと気を遣うし、ジェネレーションギャップがあって若い人とは話が合わないし、酔っ払い、暴力をふるう人間、嘘つき、欲張りなどは友達にしたくない・・・というのは、小中学生の皆さんもわかるでしょう。では、健康な人間とは友達になれない、とは何なのか。若い皆さんは不思議に思うかもしれませんが、私は自身を振り返ると、深く頷くものがあります。20代後半ごろから、友人と会うと「体脂肪率が40%を超えた」「血液のγ-GTP値が高くてアルコールを控えてる」「近くの字がぼやけて見にくい」「3階まで階段で上がったら息切れした」「腰が痛い」など、お互い、いかにひどい疾病を抱えているかを自慢しあうようになっていました。同じ苦しみを共有する戦友のような感覚とでも言いましょうか。「え?オレはいたって健康だけど?へー、不摂生なひとは色々大変だね」などと言い放つ人間とは朋友になれぬ!と思ってしまうのは、鎌倉時代から決まっていることなのです。 ところで、「よき友」として、まず「物くるゝ友」を挙げているのが兼好らしくて好きなのですが、私が

公立推薦入試まで約1か月

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 【 ジェイ教育セミナー安室校 宮越 】 1月も半ばを過ぎ、いよいよ推薦入試まであと1か月となりました。「推薦入試はあくまでチャンスの1つであり、本命は一般入試だ」という声もあるかもしれませんが、推薦入試でしか選択できないコースもあり、「ここで決めたい!」と強く思う生徒さんがほとんどではないでしょうか。たかが1か月、されど1か月です。本番までにできることを精一杯行いましょう。 ・「ここで決める!」という強い意志を持つ 定員のこともあり、推薦入試を受ける生徒さんは当然割合的には少ないです。ですから、まわりの空気に流されないでください。まわりの生徒さんも受験生とはいえ、「本番直前」という意識は比較的うすめですから「自分は1か月早く本番を迎えるんだ!」という意識をしっかり持ち、自分を律してください。つねに本番を想定し、たとえば塾であれば、授業5分前には着席しておく、確認テストの名前をていねいに書く、自身の時計で時間を計り、時間に追われる感覚で問題を解く、など常に緊張感を持ちましょう。昔から「練習は本番のように、本番は練習のように」といいます。練習でできないことは本番でもできません。成功した自分を思い浮かべ、今は勉強に邁進してください。(ただ「推薦入試に絶対はない」ため、受験科目以外の勉強からも目をそらさないように注意しましょう。せめて学校の授業と塾の授業、そしてその宿題は最低限こなしてください) ・基本は体調管理 人間の基本は睡眠と聞いたことがあります。睡眠時間だけは絶対に削ってはいけません。睡眠不足は体の免疫力を下げ、さまざまな病気の原因になります。まずは体力!食事もしっかりとり、健康な生活を心がけましょう。脳も寝ている間に情報を整理しているので、暗記系は寝る前に行い、起きたら即復習する、といった学習の効果が高いです。 また脳は起きてから2時間は完全に目覚めない、と聞いたことがあります。ですから本番に万全な態勢で臨むためには、少なくとも試験本番の2時間前にはしっかりと目を覚まし、お日様の光を浴びて、朝食をとり、脳に栄養を与える必要があります。勉強を朝にした方がよい、というのはこのためです。現在夜型の生活を送っている生徒さんは、今この瞬間からでも朝型に切り替えましょう。 やることは多いですが、時間には限りがあります。優先順位をつけ、あせらず、1つ1つこなしていきましょう。

挑戦!! 私立中学受験 ~雲外蒼天~

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【 ジェイ教育セミナー中学受験 理系担当 中川 】 2023年1月14日(土)から、兵庫県の私立中学入試が始まります。 中学受験特訓開講2年目の2022年度は2021年度よりも授業回数を増やし、本気で受験を考えている生徒さんを中心に、ステップアップや力試しを目的にした方にも受講して頂き、この1年間授業を行ってきました。あとは、生徒の頑張りに見合う「結果」が届くように今日も「神様・仏様」と祈り続けています。 さて、1/9(月)に中学受験の決起集会を行いました。 その際、受験上の注意や持ち物などを伝え、私が高校受験した際、消しゴムをテスト(社会)の開始早々に落としても、テストが終わるまで拾ってもらえなかったことから、勉強以外でも持ち物や体調管理などの受験に対しての心構えが必要になることを伝えました。 「いざ、鎌倉へ」ではないですが、強い信念をもって、挑んでください。  

大手前校 改修工事ならびに2号館校舎移転

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【 ジェイ教育セミナー高校部 岡田 】 現在、ジェイ教育セミナーの大手前校として使用しております校舎は、改修工事を行い新しく高校部の校舎として生まれ変わります。 改修工事が完成するまでの間、現在の校舎から徒歩4分のところにあります「大手前校2号館」に小・中・高ともに移転し授業を実施いたします。場所は、「ロイヤルホスト姫路本町店」さんのすぐ近くです。 2号館の開講は1月30日(月)開講予定です。この2号館は現在の大手前校の改修工事が終了すると小中学部の専用校舎として使用される予定です。 ぜひお楽しみにしておいてください。 ところで、有名人で引っ越しを多くしたことで有名なのは、画家のフィンセント・ファン・ゴッホです。生涯で34回、引っ越しをしたそうです。引っ越しをするたびに画風を変えていったそうです。 また、浮世絵師である葛飾北斎は88歳で亡くなったそうですが、亡くなるまでに93回引っ越しをしたそうです。理由は諸説あるようですが、部屋が汚れると絵を描くことに集中できないからということが理由の一つとして知られています。 部屋が汚くなったから、引っ越し・・・。贅沢な話ですね。 僕の部屋は物が散らかりすぎて床が見えませんが引っ越しできそうにないです。

3学期平常授業開始

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 【 ジェイ教育セミナー今宿校 大竹 】 お正月も過ぎ、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 中3の皆さんは、正月猛特訓で本当によく頑張ってくれました。他の学年の方も冬休みの宿題など新学期の準備はできていますか?今年は例年と比べて、冬休みが少し長いのでまだ時間はあります。中学生は1月の実力テストがすぐにあるので、冬休みの宿題のワークの見直し、解きなおしに時間を充ててください。 さて、ジェイ教育セミナーでは、まず1/8(日)に公開実力判定テストがあります。小3~中2の生徒は、これまで通り、現在お通いの教室で実施するので時間を確認の上、お越しください。 中3の生徒は、同日、第1回公立入試予想模試があります。会場実施、制服着用、テストの科目順、時間などすべて入試本番と同じで、入試を疑似体験できる模試となっているので、準備をしっかりして臨んでください。 また、1/10(火)から3学期の平常授業がスタートするので、各校の時間割を確認をお願いします。

新年のご挨拶

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 【 ジェイ教育セミナー塾長 有働 】 あけましておめでとうございます。今年、2023年が、塾生並びに保護者の方々にとって、素晴らしい年となることをお祈り申し上げます。 さて、ジェイ教育セミナーでは、受験生(小6・中3・高3)を対象として今年も正月猛特訓を実施いたしました。受講生の皆さんは、正月特訓を受けてどのように感じられたでしょうか。 生徒の皆さんがよく言われるのは、「長時間座っているのでお尻が痛い」「長すぎて辛い」。気持ちはわからなくはありません。1日あたり2科目、1科目4時間以上の授業です。4日間とも英語か数学を受講した生徒であれば、2学期までの平常授業であれば英数の授業回数は月当たりそれぞれ約8回ですから、正月特訓のたった4日間で平常授業2か月分の勉強をしたことになります。特定の科目をこれほど短期間に集中して勉強したことは、多くの皆さんにとっては初めての経験だったのではないかと思います。 私も中学生の英語の授業で正月特訓に参加させていただきました。どの会場でもそうですが、英語の授業は、ノートを取る量がとても多かったのではないでしょうか。主として中2以降に習った内容についての文法解説と、実際の入試問題の演習が授業の中身でしたが、以前に習った内容を忘れてしまっている生徒も見受けられました。文法内容の復習をまとめて行う機会は他になかなか取れませんから、この正月特訓はよい機会になったのではないかと思います。ですが、大切なことは「ノートを取る」こと自体ではありません。お正月の間に取ったノートを、2月、もしくは3月の入試までの間に何度も何度も読み直して、そこに書かれている内容を定着させることが最大の目的です。書いただけで安心してしまってはいけません。 授業の時に申し上げたと思いますが、新しい指導要領になり、中学英語には以前は高校内容だった「仮定法」「原形不定詞」「現在完了進行形」などが下りてきています。昨春の兵庫県の一般入試ではこれらが直接出題されることはなかったのですが、他の都道府県では出題されたケースがあります。おそらく、兵庫県の問題を作成している高校の先生方も、他の府県の問題をご覧になっていることと思います。皆さんが受験される今春の入試では、そうした新しい単元が出題される可能性は大きい、と個人的には予想しています。いずれの単元も正月特訓、ないしは冬期講習会で扱い