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1月, 2021の投稿を表示しています

音読みの話

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 中森 】  本日は2021年最初の漢字検定です。 というわけで、突然ですが漢字クイズです。 ・「明」:この文字の音読みは何でしょうか。 「『メイ』でしょ。簡単!」といったところでしょうか。ちょっと勘のいい人なら「『光明』『明朝』…『ミョウ』!」と、音読みをもう一つ思いつくかもしれません。さらに「『明(ミン)王朝』って国があったなあ」と気づいた人は歴史ファンですね。 以上三つの答えはどれも大正解です! さてこの音読み、中国語の発音が読みになったものなのですが、なぜいくつもの読み方があるのでしょうか。実は、この漢字が日本に紹介された時期に関係するのです。 ・〈呉音〉〈漢音〉〈唐音〉 日本と中国との交流は紀元前にさかのぼり、銅鏡など漢字の刻印された道具などが多く伝来します。主な交流先は中国南東部の呉と呼ばれる地域でした。この頃から日本に定着した漢字の読み方を〈呉音〉と呼びます。 次に、遣隋使や遣唐使の時代。隋唐の都は黄河支流の渭水(いすい)流域の長安に置かれ、日本にも隋唐王朝の発音が伝わります。このころに伝わった漢字の読み方を〈漢音〉と呼びます。(ちなみに、中国を統一していた漢王朝が滅亡したのは隋唐よりずっと昔のことですが、「漢」という名称は中国のことを指す語として後世も残りました) さらに時代が下って、十世紀以降に伝わった読み方を〈唐音〉と呼びます。(このころ唐王朝は滅亡していますが、先程の「漢」と同じような事情で、中国のことを「唐」と呼び表していました) では先程のクイズの「明」の音読みを、上の三つの音で分類してみましょう。「ミョウ」は〈呉音〉、「メイ」は〈漢音〉、「ミン」は〈唐音〉です。 ところで、多くの音読みは〈漢音〉です。〈呉音〉は少なめ。〈唐音〉に至っては、一部の特殊な読みにしか残っていません。なぜでしょうか。 時代は792年、平安遷都直前の桓武天皇の治世です。当時は〈呉音〉と〈漢音〉の二つの読み方が混在していました。中国の法律や学問にならって国づくりをしていた時代です。桓武天皇は中国文明を学ぶ際のルール作りの一環として、漢文の読み方を〈漢音〉に統一しました。しかし、すでに日本に根付いていた〈呉音〉がそう簡単に一掃されるはずはありません。たとえば「城」は漢音「セイ」でなく呉音「ジョウ」で読まれますし、また、伝統を重視する仏教用語

学年末考査に備えて

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】 さて、年が明けたと思ったら、もう2月です。中学生にとっては、いよいよ1年を締めくくる学年末考査の月です。 この1年を振り返ってどうでしたか? テストに向けて、悔いのない取り組みが出来たでしょうか? 例えば、準備不足で十分な勉強が出来ないまま、受けた教科はなかったでしょうか? テスト範囲の山をはって外れて失敗はなかったでしょうか? ただただワークの仕上げに直前までかかり、それをテスト勉強と自分を納得させたことはなかったでしょうか? 今回の学年末考査は、一年の総復習的に広い範囲から、実力テストのように出題する傾向が強いと思いますが、学期末考査は副教科のテストがある為、通知表成績をしっかり確保しないといけない考査になるのは1、2学期同様です。 さらに中1の皆さんは今年度、初めて中学の考査というものを経験し、特に副教科の考査は小学校では無かったので、どう勉強したらよいか戸惑った人も多かったと思います。ただ、2回の期末考査を経て、各教科の先生の出題ポイントが見えてきたと思います。今回はその傾向を踏まえ、是非しっかりと準備し、その傾向に対処してテストに取り組んでください。 次に中2の皆さんは、もう上記のことは踏まえて対策をしていると思いますが、学年が進み3年生になるとと4月からは内申に関わる大切な一年になります。兵庫県の入試方式では内申がとても大切です。その意味でも、今回はどこまで通知表を上げられるか、3年生への良いスタート切る為にも、最善を尽くしてみてください。   そして中3の皆さんは、今それぞれの入試に向かって、かつてない努力をしている最中です。そして高校の合否判定の材料(の半分)となる内申点は確定しました。今回の考査の結果は受験には影響がありませんので、定着不十分な単元があればそこをピンポイントで調べるにとどめ、それ以外はしっかりと受験勉強に集中しましょう。 各学年、このように随分位置づけは違いますが、全学年通して言えることは、“備えあれば憂いなし”です。ここまでの自分の取り組みをしっかり分析し、どの位の期間をテスト勉強に充てるべきか、自分の得意・不得意から各教科の時間配分はどうするかなど、準備段階からしっかり計画し、悔いのないテスト勉強をしてください。

「新年度時間割」と「入試実戦演習」

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 【 ジェイ教育セミナー西飾磨校 長谷川 】  ①「新年度時間割」 1/23(土)に「新年度時間割」を含む、新年度資料一式を発送させていただきました。内容は以下となっています。     ・ 新年度の取り組み      ・新年度時間割     ・ 新年度料金表     ・ 新年度平常バスダイヤ(バス運行校のみ)     ・ 新年度平常バスルート・バス停図(バス運行校のみ)     ・ 子育て支援割引のご案内     ・ 新年度レックスプラスのご案内             ・ 進級・進学説明会のご案内 また、各学年のジェイの「新年度の取り組み」をご説明させていただくために、2月6日(土)「進級進学説明会」をWebで実施いたします。緊急事態宣言の最中ではございますが、ご参加くださいますようにお願い申上げます。 ➁入試実戦演習 1/30(土)の中3生対象の志望校別特訓は「入試実戦演習」となります。会場は直近2回の集約実施ではなく、所属の校での実施となります。 この「入試実戦演習」では、公立入試5科目を、ジェイオリジナルの入試練習問題を使用したテスト形式で、入試と同じ順(国数社理英の順)に各科目の実戦演習を実施します。普段の授業や模試では伝えられない、複数科目にまたがった注意点や、各科目の試験中に注意しなければならないことなどを、詳細に伝える超実戦練習になります。 また、実施後にはワンポイントの解説授業のみならず、実施した5科目合計点と内申を加味した各高校の合否の目安や今後の勉強課題の提示など、この時期入試に必要な様々な情報をお伝えします。

読書法の提案

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 【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 淡井 】   大寒に入りました。皆様、寒い日が続きますが、ご自愛ください。 さて、私にとって子どもたちに教えることが仕事の一部です。そのために自身も学び続けることを意識しております。知識を得る喜び、あるいは学ぶ苦労を子どもたちと共有したいと考えているからです。そして読書は知識を得る方法として、大事な手段の一つです。 ただ、本を読んだ後、本当のところ何を学んだのか、はっきりしないことも多いのではないでしょうか。たとえば、私も「あれ、これはどこかで読んだはずだけど。」といったことがあり、それが悩みの一つです。そうした中、チャールズ・P・キンドルバーガー教授の読書法を知りました。この方は、多様な研究で知られた経済学者で、該博な知識で尊敬されていたそうです。なお彼の読書法ですが、一言でいうと、本を問題集にすることだと言えます。 私の実践例をご紹介します。 去年、一番印象に残った本は『絶望を希望に変える経済学』でした。そのP97を開けると、欄外に自分で「従来の自由貿易論が見落としていたこと」と書き込んでいます。そして、本文の「リソース(労働者、資本)が当初考えられたほどたやすくは移動しないこと」に線を引いています。要するに、欄外の問いを見て、本文に引いた線の内容を自分なりに説明できれば、OKということです。できなければ、その線の周辺を読み直すことにしています。 その効果についてですが、まず、本を読む際、自分にとって大事なことを探す意識が強まりました。そのせいか、本を読むことが一層楽しくなっています。生徒の皆さんも、教科書を読む際、一度試していただければと思います。

全校で「生配信」授業を開始しました

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 【 ジェイ教育セミナー本部事務局 北野 】 年が明けて、今年度の授業も残すところあと2か月。今年は例年よりも寒さが厳しいですね。コロナ対策はもちろん、風邪やインフルエンザにも気を付けて、日々生徒と接しています。 そんな最中、ついに兵庫県にも緊急事態宣言が発令されました。何より大事なのは、生徒の皆さんの安心・安全な学習環境の維持。ジェイでは、普段から「Web授業」も並行して行ってきたので、皆さんの勉強への頑張りをさえぎることなく指導をさせてもらっています。 ただ、Web授業に関して、「普段教えてもらっている先生の授業を受けたい」といった声を頂戴しておりました。 そのため、この機会にジェイのWeb授業を拡大! 各教室で行っている「対面授業」をそのままZoomでも配信する準備を整えました。 この授業のメリットは、普段、対面で教えてもらっている講師の授業を、同じ曜日・時間帯でご自宅から受講できるところです。 現在、この授業は全教室で行っています(一部、普段教えてもらっている先生とは異なる授業もあります)。部活や習い事で授業に間に合わない方や、この情勢のなか、通塾に不安がある方など、さまざまな用途でWeb授業を活用してもらっています。 今後も、対面で参加している目の前の皆さんに加え、Zoomで参加している生徒さんにも声をかけ、ジェイ講師一同、皆さんの学力向上に目一杯力を注いでいきますので、皆さんも講師に負けない熱い思いで一生懸命勉学に励んでください! 一緒に頑張りましょう!

第1回大学入学共通テスト

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 【 ジェイ教育システムズ高校部 上野 】 第1回大学入学共通テストが終わり、早速、数学ⅠA、数学ⅡB、物理、化学を解いてみました。センター試験と同様の問題もありましたが、『より思考力を問う工夫』が多く見られ、明らかに変わった面もあります。詳しくは『ジェイメール』の講評にて述べようと思いますが、解いた実感としては『入試問題として適切な難度に仕上がっている』『しっかりとした基礎学力と文章読解力があれば普通に解ける』です。 共通1次試験、センター試験を通して、マーク形式の問題もかなりレベルアップし、『思考力を問う問題』も増えてきていました。共通テストもこれから年度を重ねるごとに進化していくでしょう。難度も上がるかもしれません。しかし、問われる根底は『高校で学ぶ内容の理解』であり、それは今も昔も、そしてこれから先も不変です。 これから大学入試を迎える皆さんに言っておきたいのは 『基礎をおろそかにするな』『しっかりとした言語力を身につけろ』 ということです。 数学であれば、 公式を覚えるだけでなく、公式の導き方や使いどころを理解すること 答えを出すことよりも、どうやって答えを導くのかをしっかりと言葉で表現すること を心がけてください。 『数式は言語』です。私が入試問題を解く際には 『数式を見て頭の中では言語に直して考える。 解法を言語で表現し、それを数式を用いながら表現する』 いった感じです(当たり前? それともピンとこない?)。 大学入試の数学は文章読解力に加えて数学の言語力なくしては太刀打ちできないことも知っておいてください。 しっかりとした基礎学力と言語力、そして表現力があればいかに共通テストが進化しようとも恐れることなく立ち向かっていけるはずです。 入試勉強はいつから始めても早すぎるということはありません。このブログを読んでくれた皆さん、今からできることを今すぐ始めてみませんか。 周知のとおり今年は異例の入試でしたが、この1年誰一人として愚痴をこぼさず頑張ってきたジェイの高3生たち、試験前日の決起集会で冷静に諸注意をうなずきながら聞く彼らは、いつになく頼もしく見えました。そんな彼らに最後に一言(二言) みんな、入試はまだ終わっていないぞ!  二次試験まであと一か月余り ここからが本番やー! 精一杯やったれーー!!

推薦入試1か月前!

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 【 ジェイ教育セミナー安室校 宮越勝彦 】  寒い日が続き、コロナの影響で兵庫県に緊急事態宣言が出されるなど、異例尽くしの2020年度ですが、いよいよ入試まで秒読み段階になりました。一般入試の前に、まずは推薦入試が実施されます。 推薦入試は合格すれば3月を待たずして晴れて志望校、志望学科への入学が決定します。 今回は悔いを残さないように、これから推薦入試当日に向けての過ごし方についてお話しさせて頂きます。 1、面接や作文など、学科以外の勉強に時間をかけすぎない  志望校が面接のみ、作文のみの学校であればそれなりの時間をかけることは必要ですが、過去のデータから見ても、やはり当日の学科試験の実力が合否を分けていると思われます。面接の志望動機を考え、将来を見つめ、勉強のモチベーションにすることはもちろん大切ですが、受験科目の学科試験の学習に十分時間をかけましょう。 2、朝型の学習習慣を身につける 受験生にとって夜は静かで、時間も無限にあるように感じ、ついつい夜更かしして勉強しがちです。ただ客観的にみれば睡眠不足は脳を鈍らせ、時間をかけた割には身についてないことが多いです。また、万が一にでも学校での貴重な学習時間を居眠りで無駄にしてしまっていては本末転倒です。入試は朝から始まります。脳は起床から2~3時間たって最高のパフォーマンスを発揮するといわれており、入試が始まる時間の2時間前に起床し、軽く勉強してから学校に行くという習慣を身につけましょう。脳のエネルギー源である朝食を食べるのも忘れずに! 3、推薦入試の受験科目だけに偏らない  1と矛盾していると思われるかもしれませんが、推薦入試は公立一般入試と違い、点数開示がありません。一般入試には「当日点+内申」という明確な指針があり、ジェイでは毎年みなさんの先輩たちの成績結果を参考に、ボーダーラインの予測も行っています。しかし推薦入試の合否基準は各高校によって決められており、その詳細は公表されていません。つまり確実に合格、という保証が誰にもできないのが正直なところです。ですから万一のことも考え、勉強の重点を推薦入試の受験科目に置くことはもちろんですが、受験科目にないからといって、ほかの科目を全く勉強しない、という極端な学習はやめましょう。気分転換のつもりで、受験科目で煮詰まったらほかの科目を勉強するなど、幅広く学習を進めること

いよいよ「大学入学共通テスト」!

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 【 ジェイ教育セミナー高校部 岡田 】 12/30のブログを読まれた方は若干違和感を覚えたと思いますが、わかりましたでしょうか。 (誰もクイズにはしていませんが、)正解は、「各行の左端の文字を縦に読むとある単語になる」でした。 わからなかった方は、再度、12/30のブログを確認してみてください。(スマホだと改行が意図した通りにできていないかもしれませんので、PCで見てください) さあ、もうすぐ共通テスト!  不安な人もいるでしょう。 何とかなると前向きな人もいるでしょう。 人類初となる「大学入学共通テスト」に向けての注意点は学校でも、その他の場所でも聞いたり読んだりしていると思います。 ジェイでも1/15(金)の14:00から大手前校にて高3生を対象に「決起集会」を実施します。細かな注意点はそこで話をさせていただきます。webでも参加可能なので、ぜひ。 受験を目の前に控えた高3生=「大学入学共通テスト」初年度を受験する方にとって、準備は「完璧」と言い切ることは難しいのではないでしょうか。私も、後ろ向き思考の人間であるので、入試直前は「失敗するんじゃないか」と不安でたまらなかったことを覚えています。同じように不安に思っている人へのメッセージです。 英語で「失敗する」は ‘fail’ です。 名詞形は ‘failure’ です。 ‘failure’ という名詞の最後にある ‘ure’ 。 英英辞典で ‘ure’ を引くと、 ‘act; process’ とあります。 ‘act’ (「行為」)は理解できます。 ‘depart’(「出発する」)なら‘departure’(「出発=出発すること[出発する行為]」)という具合に、動詞を「名詞化」させるときに使います。 ‘process’ って何でしょう? ‘process’ を辞書で引くと「 経過、過程 」という意味が載っています。 ここは、前向きに捉えましょう。 つまり、何が言いたいかというと、 「失敗」は「成功」に向かうための「過程」でしかないんだよ。 失敗してもそれで終わりじゃないんだよ。 テストなのだから必ず全員上手くいくとは限らないけれど、「万が一」失敗したときに「もうダメだ」と思うのではなく、次に向けて進み続けることが大事。 今は目の前のテスト、ひとつひとつに全力を出し切ることだけを考えてください。 成功を祈ってい

今日から3学期のスタートです

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 【 ジェイ教育セミナー太子校 横山 】 3学期は新しい学年に向けて、貯金を作っておく時期です。また、この一年間で学んできたことの総復習をする機会でもあります。この時期、1、2学期を振り返って、保護者の方から勉強のご相談をお受けすることもよくあります。 先日、ある保護者の方が懇談の中で、「うちの子は勉強の要領が悪いのか、わからないところが、わかってないみたいなんです。」という趣旨のことをおっしゃられました。 お子様が勉強していて、「わからないところがわからない」というのは危険信号です。 つまり、どこを学び直していいかわかっていないということですので、この状態のまま学習を続けていくのは非常に危険です。 たとえるなら、調子の悪い電化製品をそのまま使い続けているようなものです。 エアコンが壊れたら、電気屋さんに直してもらうように、勉強も同じで、「自分がわからないところを直していく必要があります。」 参考になるかわかりませんが、どうすればいいのか、懇談時にお答えした内容です。 いまわかっていることを書き出して、わかるところまで戻ること。 自分よりちょっとできる友達と勉強してみること。 ふで箱に付箋を常備しておくこと。   本当に理解できているところまでおもいっきり戻ってみます。前学年の単元かもしれませんし、小学生の分数の計算まで戻るかもしれませんが、自分のわからないところがわかれば、それはいいコトです。そこから勉強を始めていきましょう。 先生に質問するのももちろんいいですが、友達に聞いてみるのも非常に勉強になります。自分の聞きたいことがストレートに聞けて、勉強のコツがわかるかもしれません。 付箋はとても使える勉強アイテムです。何かわからないことがあったら、即!付箋にメモを書いてペタッと貼っておきましょう。そして、先生に質問して解決したらサッとはがします。 新年度に向けて、いいスタートが切れるよう一緒に勉強を頑張っていきましょう。

明日は公開実力判定テスト!

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 【 ジェイ教育セミナー本部事務局 寺田 】  明日は公開テスト。今までに習った内容の実力を試す日です。 前日の準備として、ざっと習ったところを復習しておきましょう。 「ざっと」というのは、問題集やテキスト・参考書やノートなど、習ったところに目を通すだけでよいのです。例えば、苦手科目を中心に、テスト範囲にあたる授業ノートの『Point』部分に目を通す、などです。 いちいち問題を解き直す必要はありません。 肝心なのはどんなことを習ったかを思い起こすようにして目をざっと通すことです。 もちろん、特に不安なところは詳しく復習してもかまいません。 しかし、おおざっぱに「ざっと」目を通してやった内容を思い起こすこと、ここが大切です。 前日は早く寝るようにしましょう。朝早くに出来ればもう一度不安な科目から目を通しておきましょう。 これで準備万端整いました! あとは落ち着いて問題をよく読んでから解答するだけです。 良い結果を信じて、頑張りましょう!

共通テストに向けて

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 【 ジェイ教育セミナー高校部 桂 】 今年から新たに共通テストが始まります。今回はそれに向けての対策に関してお話したいと思います。 まずは、数学に関して。予想される問題のパターンとして「様々な手法を用いて解けるかを問う問題」「日常的な事を数式に落とせるかの問題」「根本原理を理解しているかを証明などで問う問題」等が出題される可能性があります。いずれにせよ、数学の根本が分かっていれば解けるのですが……そう簡単にはいかないと思います。 そこで、どんな問題が出題されても、ある程度対応できるようにするには、 教科書やチャートなどの参考書で公式の証明部分は一通り見ておきましょう。 その上で、各単元で別解の多い問題に積極的に取組み、多角的に問題を見れるようにしておいてください。そして、日常に関連したページが書いてあるもの(ピラミッドの高さや複利計算など)に関しては仕組みを少しでも理解しておきましょう。このようにして今まで使ってきた教科書や参考書をより深く読んで、本番で長い文章問題が出てきても落ち着いて解けるようにしておいてください。正直、初年度なのでどんな問題が出るかは未知数であるため、基本となる教科書を読み込んでおくのが無難だと思います。教科書を逸脱した問題が出る可能性は低いのではないかと予想はされますので。 また、理科や社会などの他の科目に関しても、今まで以上に教科書の深い理解が試される問題が多く出題される可能性があるため、何度も教科書を読込み、流れを把握しておいてください。そうしておくことで、入試当日、思考力が働き、スムーズに問題に取組めるようになるはずです。 残り数日ですが、今までの集大成として、やってきたことを一つのストーリーに見立て各科目、頭の中に深く刻んでいってください。それが当日、花開くことを祈っています。 今年は特に特別な年であるので、最後まで諦めず、粘り抜いた者が合格を勝ち取れると思います。 最後まで考え抜いてください。必ず、将来の糧になるはずです。

新年のご挨拶

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 【 ジェイ教育セミナー花北本校 林 】  あけましておめでとうございます。 塾生の皆様、ならびに保護者様におかれましては、格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。2021年もどうぞよろしくお願い申上げます。 2020年は教育改革の幕開けで、小学生は新指導要領導入、高3生は2021年度大学入学共通テストの開始等、教育界は「改革」の話題一色の年になるはずでした。しかし年明けから新型コロナウイルスの猛威にさらされ、「遅れた学校進度をどう修了するか」「学校再開後の進度の高速化による単元未定着の不安をどう解消するのか」に焦点が当てられる年となりました。 また、受験を控える中3生の方々は、志望校合格に向けての取り組み方が例年とは異なるため、「どこまで出来たら良いのか」「いつまでに何をしないといけないのか」という漠然とした不安感を抱える一年を過ごされたことと思います。 そこで、ジェイで毎年“受験勉強の総仕上げ”として行ってきた「正月猛特訓」を、スペースを広くとって座れるよう大会場に場所を変えて、例年通りの日程で実施させていただきました。学習面はもちろん、衛生面でも最大限配慮しての実施となりましたが、この情勢の中、ジェイの取り組みにご賛同いただきました受講生ならびに保護者の皆様には深く御礼申上げます。 私は「数学」の授業を担当させていただきました。1日2科目の授業で、1科目の授業時間が4時間を超す長丁場にもかかわらず、生徒の皆さんの集中した様子に感動し、授業にも熱が入りすぎたためか、予定していた範囲を思いのほか早く終えてしまい、「どうしよう!?」という状態に・・・(笑) とはいっても正月猛特訓ですべての苦手単元を克服できた生徒はなかなかいないと思います。 しかし、この4日間を勉強だけにつぎ込んだ経験は、必ず入試での自信につながります。 推薦入試まで残り約1か月半、公立一般入試まで残り約2か月半です。我々講師一同、最大限のサポートを行ってまいりますので、『合格』に向けて頑張っていきましょう!!