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今年も大山登りました

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【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、体験担当のハシヒデです。今年も9/14~9/16の3連休で大山登山イベントを実施しました。今回はその様子のご報告です。 大山登頂達成!! 【1日目】 ①妻木晩田遺跡見学 大山の麓にある弥生時代後期の遺跡を見学しました。発掘が進めば、吉野ケ里遺跡や三内丸山遺跡を上回る規模になると予想される大変広い遺跡で、実際に竪穴式住居の中に入って当時の人々のさまざまな生活の工夫に触れたり、四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)という珍しい古墳についてガイドさんと意見を交わしたりしました。当時の様子を想像しながら勾玉作りにも挑戦しました。 竪穴式住居(内部) 竪穴式住居(外観) 四隅突出型墳丘墓 貫頭衣と勾玉ネックレス 勾玉作り(磨き中) 勾玉作り(完成) ②カレー作りと飯盒炊さん 夕方からは、修学荘(大山にあるジェイの宿泊施設です)で班に分かれてカレーを作り、ご飯を炊きました。お米を水に浸す時間が少し短く、硬めのご飯になってしまったことも経験です。 米研ぎ 野菜カット 飯盒炊さん 火起こし 煮込み 【2日目】 ①大山登山 日本百名山の一つ、中国地方最高峰の大山(1709m)に登りました。今回登山に挑戦した生徒は小4から中2までの総勢31名。ガイドさんのアドバイスを頂きながらも全員登頂成功!一人の脱落者もありませんでした。前日まで天候に不安があり、登山そのものの実行が心配されましたが、みんなの「登るんだ!」という想いが通じたのだと思います。みんなよく頑張りました! 下山後のデザートはサイダーフルーツポンチ。疲れも忘れる楽しさです(笑) 6合目 頂上付近 登山口(下山完了) ②ピザ作り 2日目の夕食はピザ作り。自分で生地を伸ばして、ソースや具材を自由にのせてお好みピザを作りました。1枚目は悪戦苦闘しながら作りましたが、ピザ窯で焼いた焼きたてピザは絶品です。作り方も要領を得て2枚目、3枚目と平らげていきました。 ピザ作り ピザ窯 ピザ完成 ③星空観察 夜は少し歩いて広場で星空観察…のはずが、お天気に恵まれず。双眼鏡の使い方を学んで、米子~境港の夜景を楽しみました。 星空観察 【3日目】 ①化石発掘 大山を後にして姫路への帰路途中、岡山県北部の那岐山麓にある「なぎビカリアミュージアム」で化石発掘体験です。体験と言いな...

全員登頂成功!

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【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、お久しぶりです。ハシヒデブログです~。 「あっ、お勉強の話じゃない!」と思った方、たまには息抜きということでお許しくださいw。 9/16(土)~9/18(月)の3日間、自然体験大山登山に行ってきました。その様子のご紹介です。今回のプログラムは… 1日目 岡山県「なぎビカリアミュージアム」で化石発掘     鳥取県にあるジェイ運営の宿泊施設「修学荘」で飯盒炊さん 2日目 大山山頂を目指して登山     前日に発掘した化石を使ってオリジナルキーホルダー作製     満天夜空で星空観察 3日目 横手道で自然観察会     天空リフトに乗って絶景満喫 と、たくさんの活動をしました。 参加してくれたのは小学生(3年生~6年生)18名、中学2年生1名の計19名です。多くの中学校で体育祭が実施されたため、小学生中心の登山隊となりました。 中国地方最高峰の大山は、古来大山信仰の中心として崇められた霊峰で、日本百名山の一つ。標高こそ1709mと日本一の富士山(3776m)に比べて低いのですが、登山道の傾斜が大きいため、ピクニックやハイキング気分で登る山ではなく、高峰を目指す登山家がトレーニングに使うことも多い山です。そのような山に挑む19名の生徒達です。 山の天気は変わりやすいので天候が心配されましたが、6:30に修学荘を出発し7:00の登山口到着時には天気も良く山頂に少しガスがかかっている程度で、山容ははっきりと見える状態でした。一木一石運動(大山の山頂崩壊を守るために登山者が一人一つの石を麓から持って上がるボランティア活動)にも協力して登山開始、夏山登山道を進みます。今年は秋といえども暑い日が続いており、丁寧に水分補給をしながら登っていきました。 大山夏山登山道の特徴は、9合目あたりまでは段差の大きい岩や木で作られた階段(階段といっても岩の流出防止の木柵です)が続き、小学生にとってはちょっときつい感じになるのと、7合目までは狭い登山道の両側に木が生い茂っていて、あまり周囲が見渡せず体力も消耗してくるので、気持ち的に「こんな上りが延々続くの?本当に登れるの?」と少し不安になったりする場面があることですね。7合目まで登ると周りの植生が一気に変わり、視界が開けるので気分も変わります。 今回もひとりの生徒が途中で涙しました。体調...

『神嘗祭』 ~稲刈りについて~

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【 ジェイ教育セミナー大山担当 河村 】 10月17日は神嘗祭(かんなめさい)の行われる日です。「神嘗祭」の「嘗」という字には、「食べ物でもてなす」という意味があり、その年の最初に収穫した稲穂である「初穂」を伊勢神宮(三重県)に祀られている「天照大神(あまてらすおおみかみ)」にお供えし、五穀豊穣に感謝するお祭りです。721年に始まった行事と言われており、もともとは9月17日に行われていました。しかし、1872(明治5)年に旧暦から新暦に変わったことで時期のズレが生じたため、1879(明治12)年にひと月遅れの10月17日に変更され、現在に至ります。 「ジェイ農園」のある兵庫県丹波市やジェイ所有の宿泊型研修施設「大山修学荘」のある鳥取県西伯郡でも、9月上旬頃から稲刈りが行われています。 稲刈りの時期には日本各地で五穀豊穣に感謝するお祭りが行われますので、私たち人間にとって、稲刈りは「一大イベント」ですが、鳥や昆虫にとっても、稲刈りは「一大イベント」なのです。 稲刈り後の田んぼに鳥が集っている光景を目にしたことはありませんか?多くの鳥たちが、落ち穂を求めて田んぼにやってきます。ただ、よく見てみると「一面の田んぼに複数種類の鳥がいる」という光景はあまり目にしません。鳥たちのなかにも順位があるようで、よく目にする鳥の中でいうと「カラス→ハト→スズメ」の順番になります。鳥たちにとって稲刈りは「落ち穂を求めて、場所を取り合う『激闘』の始まり」の時期です。 稲刈りはコンバインで行われることが多いので、田んぼを住処にしているカエルにとって、稲刈りは「一大事」です。コンバインのタイヤが自分のそばを通るので、命に危険が生じます。なので、出来る限り稲刈り前に避難しないといけません。カエルにとって稲刈りは「引越し準備」の時期です。 人間にとっては恵みのイベントですから、「実りの秋」に感謝し、しっかり食べて1日1日頑張りましょう! ~追伸~ 前回、自身が担当したジェイブログで紹介させて頂きました、大山のそば畑ですが、例年より1~2週間遅れで満開になりました。(写真)

大山の様子

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 【 ジェイ教育セミナー大山担当 河村 】 まだ暑さは残りますが、朝晩は涼しくなり、少しずつ夏の終わりを感じるようになってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 大山でも、日が落ちると肌寒くなってきて、ひしひしと夏の終わりを感じます。稲穂も首を垂れはじめ、もう少しで「実りの秋」を迎える気配を感じます。 今年の夏は、例年になく長雨が続きました。大山がある鳥取県西伯(さいはく)郡では、7・8月の降水量が過去最高になったこともあり、例年とは違う様子を見せています。 ↑そばの苗 上の写真はソバ畑の様子です。例年、9月上旬~中旬ごろに満開を迎え、人々の目を楽しませるのですが、今年は雨の影響で種蒔きができず、例年より1週間くらい見ごろが遅れるようです。満開になると、下の写真のようになります。 2020年のそば畑の様子 今はコロナ禍で、県をまたぐ移動の自粛を求められていることもあり、大山修学荘を利用したイベントの実施が難しいですが、情勢が許せば、皆さんと大山修学荘でお会いできればと思います。

修学荘だより(第2号)

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ジェイ教育セミナー自然体験企画担当 青井 こんにちは。1ヶ月ぶりの大山修学荘を担当している青井です。 第1回では4月、春の修学荘をお届けしまして、今回第2回では初夏の修学荘をご紹介したいと思います。 とは言っても、5月以降も修学荘にはなかなか行けていないので、過去の写真を探しながら、大山に思いを馳せている今の心境です。 初夏の修学荘というと思い浮かべるものが3つあります。ひとつは甘酸っぱい「黄色い宝石」、それから森の奥から聞こえる「緑の笛吹き」、そしてひらひらと舞う「白い妖精」。すべて私が勝手に名付けました(笑) まずは「黄色い宝石」。これは「モミジイチゴ」という木苺です。     5月下旬~6月中旬にかけて修学荘の森にた~くさん実をつけます。自然な甘みと程よい酸味が大好きで、毎年楽しみで、修学荘に着くと夢中になってスーツに革靴のまま森に入ってしまいます(笑) でも油断してはいけません。この時期の森は草木が生い茂っていて、さらにモミジイチゴの茎にはトゲトゲがあって痛い!それにたくさんの毛虫が木から糸でぶら下がっていたり、トラップがたくさん。たくさんの試練を乗り越えた先にある美味しい宝石、それがモミジイチゴなのです(大袈裟ですが!)。 続いて「緑の笛吹き」。こちらは「アオバト」という鳥です。  ハトと言えば、最も身近なドバト、それから少し山の方にいるキジバトが有名ですが、緑色の「アオバト」というハトもいるんです。「アオバト」という名前の由来、体色からという説に加えて、その鳴き声からという説もあります。このハトはこの時期「オーーアーーオーーアーーオーー」と囀るのです。それもとてもきれいな声で鳴くので、私が修学荘で初めてこの声を聞いた時は「森の奥で誰かがリコーダーを吹いている!」と恐れ慄いたのを印象的に覚えています。声はよく聞こえるのに、姿を見たのは一度だけ。 (上の動画の最初の方に囀りが入っているのでよ~く聞いてみてください。「ツツピーツツピーはシジュウカラという別の鳥の囀りです!手ブレがひどくてごめんなさい!) このアオバト、時々海まで飛んで行って海水を飲んでいるようです。その理由は主食の木の実などでは補えないミネラルを補給するためと言われています。不思議ですね。 最...

修学荘だより(第1号)

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  ジェイ教育セミナー自然体験企画担当 青井 こんにちは。大山修学荘を担当している青井といいます。 このブログで修学荘や大山の様子など、季節感とともに皆さんへお届けできれば!と思っています。 さて、第1回の記事をこれから書こうと思いますが…… 現在「緊急事態宣言」の真っ只中で、正直修学荘へもなかなか行けていません。 色とりどりの花が咲き、新緑が眩しいこの季節に行けないなんて~と悲しくなりますが、今はグッとこらえて。未来を想像してワクワクを膨らませることにします。 直近では4月の上旬に修学荘に行きました。 修学荘は大山山麓にあって、とっても豊かな自然に囲まれていて、1年を通じて目まぐるしく姿を変えていきます。 春の楽しみは、玄関に植わっている木蓮の花が咲くこと。でもそれは一瞬のことで、姫路から修学荘に行くタイミングがズレると見ることができません。 この日は冒頭の写真の通り、素晴らしい満開の木蓮に出会うことができました!外出自粛の直前に修学荘からプレゼントをもらったように感じました。 いつか皆さんにも見てもらえる日が来るといいな、そうしたいなと思います。 うぐいすの「ホーホケキョ」の瞬間激写!の写真とともに修学荘から少し遅めの春の便りをお送りいたしました。