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いいな、と私が思った話

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 【 ジェイ教育セミナー太子校 阪本 】 太子校で数学や理科を担当している阪本です(14回目のブログです)。 今回は、「いいな、と私が思った話」です。 おじいさんが、孫に「さるかに合戦」の昔話を語って聞かせたときのことです。 おにぎりと交換したカキの種を、カニは大事に育て、ようやくカキの実がなりますが、そのカキの実をサルにほとんど食べられてしまいました。カニが困っていると、友達のクリ、ハチ、うすがやってきて、カニの話を聞き、意地悪をしたサルを懲らしめることにしました。クリに体当たりをされたり、ハチにさされたり、様々な仕返しを受けたサルは、カニに意地悪をしたことを謝り、カニもサルを許すことにしました。その後、サルはみんなと仲良くなり、いつまでも仲良く暮らしました。 ここまでの話を聞いた孫は、「この話は知っているよ。人の嫌がることをしてはいけない、ということでしょう。」とおじいさんに伝えました。そこで、おじいさんは、「そうだね、確かにそういうことも言えるね。」と、孫の言うことを一度受け止めた後、「でも、わしが伝えたいことは、それだけではないんだ。おにぎりには無いものが、カキの種には2つあるんだよ。それがわかるかな?」と話しました。孫はしばらく無言で考えていまし たが、しばらくしておじいさんは答えを言いました。「それはな、命と未来だよ。カニはそれをわかったうえで、おにぎりとカキの種を交換して、大切に育てたんだ。この話には、命と未来を大切にしよう、という教訓もあるんだよ。」 この話は、高名な先生の本から私が見つけたものです。何度か授業で話して聞かせましたが、「命と未来」をノーヒントで答えた生徒は、ほとんどいません。でも、「いいな、と私が思った気持ち」の一部だけでも、生徒さんに伝わればいいかな、と感じます。

過去問(赤本)の使い方の一例

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    【 ジェイ教育セミナー高校部 桂 】   高3生は共通テストも終わり、いよいよ、私大入試・国公立2次試験に向けて本格的に受験勉強に取り組む時期にきています。 では、過去問(赤本)を解く留意点の一例をお伝えします。 ①まず、1周目は時間無制限でじっくり取り組みます。 その主たる目的は、問題の難易度や設問の主旨などをしっかり把握した上で問題を解き、 解説を隅々まで読みこむことで受験する大学側が受験生に何を求めているかを考えることです。そのうえで過去問を解くために必要な参考書(今まで使ったもの)のなかで特に重要なものを絞り込むことも大切です。 ②次に、2周目(2回目)を解く際は時間を意識して、当日(本番)のつもりで、どのような戦略で解くのが一番効率的かをシミュレーションすることが大切です。 目標点(過去問の合格者平均点・最低点)を取るために絶対に合わさないといけない問題と落としていい問題を選別することが重要です。 ③最後に、5~10年分の過去問の内容を頭で整理し、今年度どういったパターンで出てくるかを自分で予想してみましょう。何度も過去問を見返すことで今年度これが出るんじゃないかと閃くときが面白いです 毎年自分自身も大阪大や神戸大などの数学に関して、今年度出るであろう問題を想定し、それが合っていたかどうかを後日確かめるのが楽しいです。 日々、何事においても自分で考え、推察することが楽しいと思えるのは受験勉強を通して学んだ一番の財産だと思っています。

新年度のご案内

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 【 ジェイ教育セミナー西飾磨校 長谷川 】 1/23(火)に新年度のご案内を発送しました。1/25(木)以降にご家庭に到着いたしますので、ご確認くださいますようにお願い申し上げます。 ジェイ教育セミナーの小中学部の新年度スタートは3月からになります(小3生は春期講習会からスタート)。2024年度は「無理なく、無駄なく、分かるまで」をテーマに、授業科目・授業時間・各種テスト・家庭学習などの運用・位置づけを大きく見直しました。内容につきましては、新年度時間割および新年度の取り組みをご確認ください。さらに、より詳しい内容につきましては2/10(土)に 進級進学説明会 を実施いたしますので、ご参加の方お願い申し上げます。 また、高校部「河合塾マナビス」も、もうすぐ1年を迎えます。現高3生が志望大学に向け、最後の追い込みをしています。実は高2生・高1生にとって、3月・4月は夏休みに次いで重要な時期になります。1年後・2年後の受験に向け、気持ちを新たに良いスタート切れるようにしてください。 2024年度もジェイ教育セミナースタッフ一同、生徒に一生懸命をモットーに頑張っていきますのでよろしくお願いします。

当日の注意点

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 【 ジェイ教育セミナー大手前校 丸岡 】 入試を前にいよいよ勉強にも熱が入っていることと思います。ついこの間昨年度の中3生を激励して送り出した気もしますが、今年度も1年あっという間でした。中3生の方々は「やってやる」という気持ちの半面、不安に感じている方も多いことでしょう。ですが、ここまで踏み込んだからにはもうあとはやるしかありません。この時期誰しもが不安をかかえています。しかし、それ以上に「絶対受かる!」という「心の強さ」が今もっとも大事です。最後までやり抜きましょう。 この時期に授業内で声をかけることの1つに「当日のテストが難しいと思っても気にせず、解けるところを冷静に刈り取ってこう」ということです。頑張ってきたジェイ生が難しいと感じるのであれば、誰もが難しいと思っています。そういった問題では大きく差はつきません。解ける問題を積み重ねていけば自ずと道は開けます。一番やってはいけないのは難しいと思って不安を増大させて普段のペースが狂い解けるはずの問題も解けないことです。当日は最後まで平常心を保って受験してほしいと思います。逆に簡単に思えるテストの場合が要注意です。みんながそう感じているはずで、1つのうっかりミスが致命傷になりかねないので、簡単に思える時こそ慎重さを忘れずに取り組んでほしいと思います。 また、入試本番では、周りの受験生の咳払いや物音ひとつが気になることもあるでしょう。が、本番はいろんなことが起こって当たり前と思って臨みましょう。気にしてもどうにもなりません。特に普段ウェブ授業に慣れている方は周りの環境に免疫ができていないので気を付けましょう。 いろんな思いでこの1年過ごしてきたと思います。いよいよその成果を試す場が近づいています。体調管理にも気を配り、最高の状態で臨めるようにしましょう。

平安京ラブストーリー

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 【 ジェイ教育セミナー手柄駅東校 久米田 】 今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』、みなさんはご覧になりましたか?『源氏物語』を書いた紫式部が主人公ということで、どのようなやんごとなきみやびな世界が繰り広げられるのか楽しみにしていたのですが、初回放送をうっかり見逃してしまいました。見た人からは「紫式部の母親が藤原氏のボンボンに斬殺されて、これから式部の凄惨な復讐劇が始まるでぇ!」と聞かされたのですが、本当でしょうか。なんか思っていたのとずいぶん違うのですが。 ところで、舞台となる平安時代は、現代とは恋愛事情が大きく異なっていたようです。この時代の男女は、直に顔を合わせる機会がほとんどありません。男は評判(「音」)を聞きつけると、気になる女性の邸に出向いて垣根や御簾の隙間から女性をのぞき見(「垣間見(かいまみ)」※1)、恋心を募らせます。ついでラブレター(「懸想(けそう)文(ぶみ)」)を送り、受け取った女性も和歌で返事(「返歌(へんか)」「答(いら)へ」)。返歌は親や歌の上手な女房が代わりにすることもあったようです。手紙のやりとりで両想いになると男性が女性のもとを訪れ、その後、三日続けて通えば正式な結婚となります。当時は現代と違い、夫婦は同居せず男性が女性の家に通うことがほとんどでした。これを「妻(つま)問(ど)ひ婚(こん)」といいます。そのため、古文で「通ふ」とあれば、夫が妻のもとに行く、という意味になります。 現代の我々からすると、じれったい手紙の往還が続くかと思えば、一度会ってしまえば後は三日でスピード結婚、と色々とおかしく感じますが、今でもふとしたときに、古代より受け継がれてきた日本人の魂を感じる瞬間があります。 「和歌」の形式で最も多いのが、五・七・五・七・七の三十一音構成です。この五七のリズムは日本人の感性に刷り込まれているようで、同じく三十一音の短歌(※2)や、五・七・五の俳句以外にも、様々な作品に取り入れられています。鎌倉時代の『平家物語』の冒頭部分は「祇園精舎の(7)鐘の声(5)、諸行無常の(7)響きあり(5)」といった七五調ですし、「お魚(4)くわえた(4)ドラ猫(4)追っかけて(5)、はだしで(4)かけてく(4)ゆかいな(4)サザエさん(5)」などのように、4+4+4=12音(5音+7音)と見ると、実は五・七・五となっている変則的なものまでありま

推薦入試まであと1ケ月

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 【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 竹井 】 いよいよ2024年がスタートしました。受験生のみなさん、特に、「公立高校の推薦入試」の受験を控えている生徒の方たちにとっては、本番まであと1ケ月。 今年は「辰年」。本来は、干支と言われるものは「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせによって決まっているものを指します。我々がよく「子・丑・寅・卯・辰・巳・・・」と言っているものを「十二支」、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の総称を「十干」と言います。これでいくと、2024年は十二支の「辰」年、十干の「甲(きのえ)」年ということで「甲辰(きのえ・たつ)」になるそうです。「甲」が「第1位であり、優勢であること・まっすぐ堂々とそそり立つ大木」を表し、「辰」は「大自然の躍動を象徴する」とともに「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきたそうで、まさに受験を控える生徒の皆さんたちにとっては、「合格」という「成功」を勝ち取ってほしいと思います。 そこで、推薦入試までの残りの期間、「気を付けてほしいこと」を考えてみました。 ① 規則正しい生活を心がけ、体調管理に気を付けること 間際になると、どうしても「あれもできていない、これもできていない」という気持ちが勝るあまり、「普段以上に勉強時間を増やす、徹夜続き」。結果、体調を崩し、勉強が思うようにはかどらない・・・などという生活は言語道断でしょう。「睡眠と食事」をとり、「早寝早起き」を心掛けることではないでしょうか。 ② 時間と行動を考えること 「時間」は無限にあるわけではありません。それに合わせて「今何をすべきか(何をしないといけないのか)」、つまり「行動」を考えることだと思います。推薦の受験を控えている生徒のみなさんは、「姫路西・東推薦入試突破特訓」や「志望校別特訓授業(公立推薦入試対策授業)」を受講されているはずです。そこで、「ポイントを絞った学習」と塾(ジェイ)で購入していただいた(配布した)教材を徹底的にこなすことで「効率よく学習してくこと」が必要ではないかと思います。 ③ 自分に自信を持つこと 一般入試と比べて、推薦入試には「2つの高」があります。「入試問題のレベル」と「倍率」の高さ、です。「どうしよう」といったように、気持ちが「マイナス的」になると、全てのことが「マイナス的」に作用してしまう。

受験シーズン

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 【 ジェイ教育セミナー太子校 横山 】 いよいよ「一発勝負」の入試本番が迫ってきました。我々講師も緊張感が高まる時期です。 自信を持って入試に臨めるように生徒一人ひとりを励ましたり、まだまだできていない単元を指摘しながら檄を飛ばしたり、指導に熱がこもります。 1点でも多く得点するための最後の追い込みの時期です。 毎年、中学校や高校へ入試当日の激励に行かせていただいています。入試直前の生徒たちに声を掛けるのですが、「緊張して寝られなかった」という声をよく聴きます。 当然緊張するでしょうし、試験前に平常心を保つのはどの学年であっても難しいと思います。 今まで努力してきているのは受験生なら誰も同じ。 1点2点の僅かな差で合否が分かれることがありますが、学力のみで差がついているかというと、決してそうではありません。学力以外で当日の体調や気持ち、いつもと違う些細なトラブルなどが当日の得点に大いに関係してきます。 昨年少し流行った「整う」という言葉があります。大人なら、サウナで汗を流してリラックスして体調や精神を整えるということのようです。(自身はあまり利用しないので実感はないですが。)自分流のリラックス方法を知っておくのも、受験をうまく乗り越えられるコツです。 元受験生として振り返ったときに、合格よりもその先、進学した学校でどんな生活を過ごすかが大切だと感じます。なにより大事なのは、合格に至るまでにいかに努力したかということ。結果以上に、どれだけ自分が成長したかを大切にしてほしいと思います。 保護者様におかれましては、入試本番を迎える日まで、子ども達が一生懸命頑張っている姿を褒めてあげてください。言葉ではなくても「頑張っているあなたを見ているだけで十分よ」と伝われば子どもたちも少しリラックスできると思います。 最後まで、悔いの残らないように、頑張れ受験生!!

選択

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 【 ジェイ教育セミナー高校部 岡田 】 いよいよ「大学入学共通テスト」が目前まで迫ってきました。 受験生のみなさんは「がんばれ」や「もっとやれる」のような「勉強に関する真面目な話」を、学校でも塾でもおそらく聞いていることでしょうから(自分もしているので)、角度を180度変えて書いてみたいと思います。 共通テストでは選択肢から解答を選ぶわけですが、この「選択する」という共通テストの出題形式を頭に巡らせていたとき、過去に見た映画を思い出しました。 1998年に公開された「スライディング・ドア(Sliding Doors)」という映画です。僕は主演のグウィネス・パルトローという女優さんのファンだったので劇場に足を運んで見たことを覚えています。この女優さんは、(ある一定の年齢層より上の方には)ブラッド・ピットの元カノという肩書の方が有名ですが、「恋に落ちたシェイクスピア(Shakespeare in Love)」でアカデミー主演女優賞を受賞しているんですよ。 物語に話を戻すと、ある女性が地下鉄に「乗った」か「乗らなかった」かで(正確には「乗れた」か「乗れなかった」かですが)、どういう運命を辿るのかをどちらの場合も描いているという映画です。どちらを選択したとしても、人生の中ではアップとダウンがあるということを語っています。人生においての選択、人との出会いの大切さを描いている作品でした。 続いて「君の膵臓をたべたい」(2017年公開)の中で、 「君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。 私達は、自分の意志で出会ったんだよ。」という印象的なセリフがあります。 今の状況は偶然なのではなく、過去の自分たちが日常の中で選択したことの積み重ねの結果だ、必然だと語っています。 ということは、春の志望校合格が目の前にあるとして、それを実現・必然にするためにはやはり、選択することになるでしょう。「もう十分」と思いマイペースに過ごすのか、「まだまだやれる」と思って勉強しつづけるのか。日々の小さな一歩が未来を変えていくのでしょう。 と、ここで冒頭の文章を見返すと「角度を180度変えて・・・」と書いてありますが、「360度」になってしまったので、ここで終了とします。

3学期スタート

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 【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、ハシヒデです。新年早々何とも残念なニュースが続きましたが、世界や日本が着実に変わっていくような兆しを感じています。 「あっ、ハシヒデやん、アカン、閉じよう」と思った方、ちょっと待ってください。 今回はちゃんと書きます(?) 冬期講習会が終わり、1/10(水)から3学期平常授業が始まります。今回は特に中3生の生活におけるポイントをお伝えしたいと思います。 2学期で全教科の新出単元が出揃い、いよいよ「入試突破直前必勝特訓(3学期平常授業)」が始まります。これは一般入試までの約2ヵ月を前・後期に分け、入試の過去問を使いながら中1から中3までの単元を総まとめする講座で、入試問題を解くにあたってより実践的でテクニカルな部分も含めて指導していきます。前期は私立高校入試にも対応できるよう英・数・国の3教科に軸足を置いたカリキュラム、後期は公立高校一般入試において得点源とするべく理科・社会に軸足を置いたカリキュラム編成としています。また志望校別特訓で推薦クラスを設けるだけでなく、西高・東高については別枠で推薦突破特訓を実施するなど、受験生を全力でサポートする体制を整えています。 そのような日々の生活で押さえておきたいポイントとして ①生活リズムを崩さない 学習効率を最大化するためには、決まったリズムを保持することです。その日の気分で勉強をしたりしなかったりではなく、良くも悪くも淡々と日々のスケジュールをこなすことです。特に土日はリズムが崩れやすくなりますから意識しましょう。 ②睡眠時間を確保する 「受験生だから寝ずに勉強する」というのはおすすめできません。睡眠不足は却って学習効率を落とします。ヒトの睡眠は90分が1つのサイクルと言われます。よって1.5時間の倍数になるように睡眠時間を設定すると良いですよ。 ③ながら学習を絶対にしない 「音楽を聴きながら勉強する方が集中できる」という生徒がいますが、確実に学習効率は下がります。それよりもメリハリをつけて「勉強に集中する時間」「音楽に集中する時間」を分けましょう。タイマーを使うことをお勧めします。 ④上を向いて朗らかに 初めての受験を迎える人がほとんどです。「ダメだったらどうしよう…」と不安に苛まれネガティブな思考になることもあるでしょう。しかし、どうしよう…と考えている時間

新年のあいさつ

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 【 ジェイ教育セミナー塾長 有働 】 新年、あけましておめでとうございます。この新しい年が、塾生の皆様、保護者の皆様にとって、実り多い年となることをお祈りいたします。 年が明けるとほぼすぐに、中学入試・大学入学共通テスト、それに岡山県の私立高校など、受験がいよいよ始まります。受験生の皆さんは、年末年始にも塾の授業があり、お正月気分を味わう暇もなかったことでしょう。毎年恒例のことですが、私も中3生の正月猛特訓に参加させて頂きました。4時間の授業を1日2回、受験生もさぞしんどかっただろうと思いますが、特に英語では、この正月猛特訓が文法知識の総まとめを行う最後の機会でした。正月猛特訓で学んだことは、私立や公立の入試で必ず役立つものですから、今回取ったノートを受験前にぜひ見直してほしいと思います。 さて、新年最初のブログですから、ここからは高校入試の「将来」にかかわるお話を。 現在、中2以下の塾生の方に関係する話題として、今後行われる高校の再編があります。新聞等でよく話題になることとして、福崎高校・夢前高校が統合して「播磨福崎高校」が、姫路南高校・網干高校・家島高校が統合して「姫路海城高校」が誕生するのが2025年4月、つまり現中2生が高校に入学する年です。  これに加えて、2026年4月、現中1生が高校に入学する年には、姫路市立の3つの高校が統合される予定です。第4学区では県立高校が1学年最大280名の定員になっているのに対して、新しい市立高校では1学年320名から最大で400名程度と、規模のかなり大きな高校になることが公表されている他、単位制の導入についても検討されています。単位制が導入される場合、定員の半分までを推薦入試で募集することができますから、推薦入試を検討する生徒の割合が現在よりも増える可能性があるでしょう。 さらに、2027年の入試からは、県立の高校のうち4つを2つに統合することも現在検討されています。現時点ではどの高校が統合対象になるのかは決まっていませんが、2024年中には、何らかの発表があるかも知れません。 教室にいて、時々質問されるのが、「新しい高校の合否ラインはどのくらいになりますか」というもの。しかし、募集定員もわからない現時点では、根拠が不足しているので「わかりません」としか答えられないのが実際のところです。 例えば「姫路海城高校」の場合だと