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3月, 2023の投稿を表示しています

4月を迎えて思うこと

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【 ジェイ教育セミナー本部事務局 山脇 】   4月は新年とはまた違った意味でのスタートの月ですね。入学式・始業式を迎える子供たち、入社式に向けて期待と不安でドキドキしている新社会人たち。今年は久々に「お花見」も解禁となり新しくスタートを切る人たちにとってはこの3年に比べて明るい新年度となりそうです。 4月といえば、みなさんは4月8日の「花祭り」を知っているでしょうか?「灌仏会」とも言われますが、「お釈迦さまの誕生をお祝いする日」なんですよ。12月25日が「クリスマス=イエス・キリストの誕生をお祝いする日」だということは誰でも知っているのに、「花祭り」を知っている人は多分…いやきっと少ないと思います(日本人なのに…?)。日本人は半分以上の人が「信じている宗教はない(=無宗教)」と思っているらしく、イベントや行事ごとにこだわりがありません。例えば七五三や成人式などは神社(神道)で、お葬式や法事は寺(仏教)で行うなど昔から使い分けています。キリスト教を信じているわけではないけど讃美歌を歌ったり、プレゼントを交換したり、と日本中でクリスマスを楽しんでいますよね。それなら日本と関係深い「花祭り」もお花見と一緒にイベント化してほしいものですが…。「花祭り」はお寺で催されるので、気軽に家族でお出かけしようとか、恋人と過ごしてみたい行事ではないかもしれませんね。(笑)まあ桜餅や草団子なんかを食べながら甘茶を飲んだりするぐらいはやってみてはどうでしょう。甘茶は以前はやたら甘いだけのお湯って感じでしたが、最近は結構美味しくて飲みやすくなっていますよ。 私の中学入学時の思い出は、制服がやたらデカかったことや突然強制的に新聞配達を始めさせられたこと、さらに毎日の弁当に絶望したことでした。制服は成長期だからと大きめのサイズを与えられたのは理解できたのですが、新聞配達はまったく意味がわかりませんでした。理由などを言って納得させてくれるような家ではなかったので、「きっとこれは夢だ、長い夢だ」と思い耐えるしかありませんでしたが、これはまだ学校外のことだったのでマシでした。問題は毎日のお弁当……4月は給食から弁当になったこともあってみんなのお弁当のなんと豪勢なこと!カラフルなこと!まるでお花見やピクニックかと思う凝ったお弁当ばかり。その中で起こった悪夢のような出来事…さすがに初日は私も少しは期待し

いよいよ春期講習

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】 今年も桜の季節がやってきました。つい2,3週間前に庭の紅梅が咲き、続いて白梅が咲いたと思っていたら、先週には桜の開花の便りがやってきました。今年は特に早く暖かくなったのでしょうが、梅と桜の開花がわずか1週違いというのは、これまでと異なると感じます。 桜は入学や新生活の象徴です。厳しい寒さを乗り越え、不安を少々持ちつつも前へ意気揚々と進んでいく、そんな気持ちにさせてくれるものです。 スポーツ観戦が好きな私は、先日のWBCにおいて、早朝にもかかわらず応援に熱が入りました。予選リーグでの圧勝、強敵の韓国にも大勝と期待を膨らませながら、準々決勝からは並みいる強豪との対戦に一抹の不安も抱きつつ応援をしていました。準決勝のメキシコ戦での逆転劇、決勝のアメリカとの1点を巡る攻防と最後まで興奮冷めやらぬ展開となりました。 …っと、すみません。この一か月の興奮で野球のことばかり書いてしまいました。今回、WBCを見ていて実感したのは、(よく言われることかもしれませんが、)「1+1 が2なのではなく、2以上にもなり得る」ということです。侍ジャパンは、団結力、信頼感で2以上どころか、どのチームも寄せ付けない安定した力を出し続けたように思います。 本日から春期講習会が始まりました。これまでの復習もしながら、4月以降の予習内容を進めていきます。特に新中1の方は、中学校という新しい環境での良いスタートダッシュをきることができるように、新中2の方は中3になって慌てないように一つずつ積み重ねていきましょう。そして新中3の方は内申、実力ともに上げていく1年になります。スポーツ同様、日々の鍛錬の積み重ねで、最後には1+1が2以上に大きく発揮できる、そのような力を蓄えられるように着実にスタートを切りましょう。

ジェイ高校部「河合塾マナビス はりま中央校」開校!!

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【 ジェイ教育セミナー高校部   河合塾マナビス はりま中央校 岡田 】 ジェイ高校部を開講して以来、対面授業の形式で20年以上実施してきました。その間、「高校別クラス編成」などいろいろな形式で授業を実施してきましたが、「大学入試改革の内容」を知れば知るほど、生徒一人ひとりの志望大学に合わせた指導が必要と実感しています。 そこで、授業・教材を「河合塾」、日々の学習指導、生活指導や進路に関する面談などを「ジェイの高校部スタッフ」で行う、「河合塾マナビス はりま中央校」を開校します。 それに伴い、改装工事を行いました。一部ですがご紹介いたします。 ●映像授業を受けるスペース(個別スペース) ●映像授業を受けるスペース(オープンスペース) ●食事のとれるスペース ※他にも、広い自習スペースなどがあり、以前の校舎を知っている生徒からは「メッチャきれいになっている」と言われました…。(トイレも全部洋式に変わっています) 実際の授業の様子を知りたい、一度体験してみたいという方は、ご連絡いただければと思います。ジェイ教育セミナー高校部一同心よりお待ちしております。   ※授業を受けた後に実施している「アドバイスタイム」の様子

天体望遠鏡誤操作事件

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【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、いまこのブログに到達した方、出た、ジェイのジョーカーを引いてしまいましたね。ハシヒデの登場です。お勉強についての話は、良いことがいっぱい書いてある他の回のブログをご覧くださいネ。   小5、小6とやらかし少年だったハシヒデ…その片鱗は小3の時に既に現れていたのです… 相生の山里に住んでいたハシヒデ少年は、お星さまが大好きなたいへん「ロマンティックな少年」でした(…ということにしておきます)。ふつうロマンチックな少年は星座を見上げてギリシャ神話のお話を想ってみたりするのでしょう。しかしハシヒデは天体そのものに興味があったので、駄々をこねて天体望遠鏡をゲットしたのです。この時は、その後すぐに父親が経営していた会社が倒産して極貧生活になろうとは知る由もなく人生最後の駄々になったのですが…(汗) 今のようにホームセンターで望遠鏡を買って持ち帰れる時代ではなかったので、注文して郵送で送られてきました。届いたのはある土曜の午後でした(だいたいハシヒデがやらかすのは土曜の午後が多いのです)。父親は仕事、母親は妹と弟を連れて(あ、私は長男なんです~)買い物に出ていました。つまり一人でお留守番。そんなところに望遠鏡というワクワクが頂点に達する荷物が届いたのです(いまどきの宅配便なら子供が一人で留守番している家に荷物を置いていくなんてしないと思いますが、昔はおおらかというか何というか、昭和というのはそんな時代でした)。 さて問題なのはここからのハシヒデの行動です。小3ならせめて親が帰ってくるまで開梱せずに待ってりゃいいものを、ワクワクが頂点です、待てないのです。自分でそそくさと開梱して、説明書の難しい漢字と格闘しながら縁側で組み立てて…楽しかったですねぇ。無事組み立て終わったのが午後2時頃だったと記憶しています。完成した屈折望遠鏡をしげしげと眺めながら数分…せめて最初に観察するなら月が昇るまで待てばいいものを、待てないのです。 「何か観測できるものはないか…あっ!あるじゃないか!強く自ら光り輝く巨大な天体が!」 そうです、太陽です。早速太陽を観察しようとしたのです。小3といえども望遠鏡で太陽を観るときはカラーレンズをつけないといけないことは知っています(理屈の上では)。ただそこは小3、太陽を追うための赤道儀の使い方がまったく分

春爛漫

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【 ジェイ教育セミナー西飾磨校 長谷川 】   今年もジェイ生は頑張りました。 春本番、いたるところで満開の花が咲きました。   受験生の皆様、お疲れさまでした。 バックアップをしてくださった、保護者様本当にありがとうございます。 ジェイ教育セミナー社員一同、心より感謝いたします。   追伸: 1 か月前に「先生、もう春ですよ」と言っていた生徒さんも、素晴らしい笑顔で記念撮影をされました。

新たなスタート!  

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 丸岡 】 今年も入試当日激励に行くことができました。門をくぐる前は、友だちもいるせいかみんな笑顔でしたが、おそらく教室に入ると緊張の面持ちになったことでしょう。落ち着いて解くことができたかどうかがその日はずっと気がかりでした。さっそく入試問題をチェックしましたが、古文で秀吉が出ていました。平安時代の難しい文よりも、知っている名前があるだけでイメージがつきやすかったのではないでしょうか。実は細川幽斎も実在の人物で、このブログでも取り上げたことがあります。歌人というと弱々しいイメージですが、500の軍勢で1万5000の軍勢と対峙した骨のある武将です。入試問題でも実生活でも物事を知っている、知らないの差は大きいのではないでしょうか。ぜひ高校生活でもいろんなことにチャレンジしたり見聞を広げたりしていきましょう。 社会においては朝倉氏の拠点に関する問題が出ていました。この時代が好きな人はすぐに分かったと思いますが、社会が苦手な人は積極的に答えを選択できなかったでしょう。では、ここまで準備して入試に挑むべきか、というと個人的にはそれは無理だと思います。入試はまず各科目で誰もが知っているAランクの知識、次に覚えるべきBランクの知識と段階を踏んで準備していくものだと思います。隅々まで覚えようとするやり方は決して有効ではありません。高校生になってからのテストも、まずは大事なものから優先して覚えていくようにしましょう。 いよいよ合格発表が近づいてきました。一足早く進路が決まった卒塾生が先日教室を訪れて、「周りが青チャートをやっています。今、時間があるのですが何をしたらいいですか?」と質問に来ました。もうすでに新たなスタートを切ったようです。一般入試を終えられた方はどこか落ち着かない日々でしょうが、今は静かに発表当日を待ちましょう。あっという間の2022年度でしたが、思い返せば今年もいろんなことがあったように思います。受験に向けて真剣に取り組んだ経験は、これからの人生で精神的な支えになると思います。そしてこの経験を踏まえ、新たな目標に向けてスタートを切りましょう。

2023年3月9日(木)いよいよ明日は、公立高校の一般入試です。

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【 ジェイ教育セミナー花北本校 林 】 3月10日(金)は、公立高校の一般入試です。 先日、ジェイ教育セミナーの各校では一般入試に先立って「決起集会」が実施されました。 ここまでともに頑張ってきた友達との最後の授業の日でもありました。 小学生のころからジェイに通って来てくれていた生徒さん、中学生になってからジェイに通って来てくれた生徒さんなど様々な顔ぶれが揃いました。まだ、中学生になったばかりの頃は、21時を過ぎるころには眠たくて目を開けているのが精一杯だったのを思い出します。 そんな生徒さんも段々たくましくなってきましたが、やはり入試まで一週間を切ると不安な表情をしている生徒さんが多かったように思います。 【今年の一般入試の様相】 今年の各高校の一般入試の第1志望の倍率は、偏りがあります。一部の高校は近年まれにみる高倍率となりました。また、第1志望で定員割れの高校も複数出てきています。 このようなときに大切なのは、第2志望をしっかり選んでおくということです。万が一当日失敗しても「第2志望の○○高校がある」と気持ちを楽にして受けることができる高校を選んでおくことです。私立高校の難関コースでも良いと思います。できる限り平常心で受験できるようにしておくことが大切です。 【自信を持つこと】 そんな生徒の皆さんにお伝えしたいのが、自信を持つことです。 これまで、平常授業だけでなく「春の集中特訓」「夏の集中特訓」「正月特訓」「志望校別特訓」など、勉強中心の大変なカリキュラムをこなしてきました。本当によく頑張ったと思います。 「これだけ頑張ったんやから当日もいける」と思って頑張ってください。 公立高校の一般入試では、ほとんどの生徒さんが同じレベルで受験をします。落ち着いて、ここまで培ってきた実力をしっかり出してくれれば、合格します。 【保護者の皆様へ】 この1年は、大変な1年だったと思います。特に2学期以降のジェイのスケジュールは大変過密です。お子さまの体調管理、塾のスケジュールに合わせての送迎、Web授業の教材を取りに来ていただくなど保護者の皆様のご協力があったからこそ、この日を無事に迎えることが出来たのだと思います。 子どもさんの受験というのは、自分の力ではどうにもならないものです。勉強をするのは子どもさんであり、保護者の皆様としては、「勉強しなさい」と言うしかないこともあ

その教科書捨てるの、ちょっと待った

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【 ジェイ教育セミナー大津校 中森 】 アール・ヌーヴォーという言葉を聞いたことはありますか。 アール・ヌーヴォーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて起こった芸術の運動です。 イギリスに始まる製品の均質化・工業化に対抗して、装飾性や植物などの自然の曲線を重視する改革運動が、絵画、彫刻やガラス細工、家具や建築などさまざまな面で盛り上がり、これら一連の運動が「アール・ヌーヴォー」の名で呼ばれました。 1900年のパリ万博で最高潮を迎えたこの運動は、残念ながら第一次世界大戦の社会不安の中でしぼんでいったのですが、現代のデザインにも大きな影響を与えた運動であり、いまだに作品や作家の根強いファンも多くいます。 アール・ヌーヴォーの有名な作家には、ガラス工芸のエミール・ガレや、演劇のポスターで有名なアルフォンス・ミュシャなどがいますが、こうした作家にインスピレーションを与えたのは浮世絵などの日本の作品でした。 そう、実は当時のヨーロッパ画壇では浮世絵などの日本文化が大ブームだったのです。そのブームを「ジャポニスム」と呼びます。ミュシャも日本の芸術品の収集をしていたといいます。ガレは水墨画的な手法をガラス器のデザインに取り入れ、ミュシャの描く植物には、浮世絵的な平面を生かしたデフォルメが見られます。 他にもゴッホの手による北斎の模写や、着物をまとった妻を描いたモネの作品など、西洋画に取り入れられた日本趣味を、中学校美術の教科書で見た覚えがある方も多いのではないでしょうか。 ……と、ここまで読んできて、突然登場した「教科書」にびっくりした方もあるかもしれません。手元の教科書を急いで開いてみたという好奇心旺盛な方もおいででしょうか。(上記の「ジャポニスム」は、『美術 2・3上』P.30に掲載されています。「アール・ヌーヴォー」という言葉は、同じ『美術 2・3上』の年表のページに登場します。) そう、今回のテーマは「教科書」です。 芸術の知識や教養を身につけるには、いろいろな本を読み、美術館に通い、様々な人名や用語を覚える……たしかにそういう面もありますが、中学校の美術の教科書には、こうした知識・教養の土台となる部分が、相当に幅広く、わかりやすく、掘り下げられて、記載されているのです。 私自身が、いろいろ本を読んだり調べたりした上で、のちに中学校の教科書を開いて驚いた経験があります

バージョンアップ

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 【 ジェイ教育セミナー今宿校 江本 】 最近、江本家に増殖中のAIスピーカー。「Switch Bot」と呼ばれる謎の白い直方体の物体…。週に数回届く妻宛てのAmazonの箱。今ブログを書いている横でiPadを操作している3歳の息子。最近よく聞く「スマート化」「スマート家電」、「AI時代の到来」。 妻:「アレクサ~お風呂沸かして~!」娘(7歳):「OK Google! 和室の電気点けて~」息子(3歳):「エコー!テレビ点けて」←Googleを発音できず反応されない息子のために別途AIスピーカーを購入したらしい… ※ちなみに私はエアコンもテレビもリモコン操作しています。電気も壁のスイッチを押しています(Switch Botは本当に邪魔…)。 「便利さは人間を堕落せしめる」と常々思っていますが、口に出すとすかさず妻から「昭和人間見参」と揶揄されます。もしかするとこのような考えはもう時代錯誤なのかもしれません。今年は私自身もバージョンアップできるように頑張ろうと思います。 さて、我々ジェイ教育セミナーもいよいよ2023年度をスタートしました。今年度も「生徒に一生懸命」を体現すべく精いっぱい指導させていただきますので、ご理解、ご支援のほど宜しくお願いいたします。 では、今年度、ジェイの授業で大きくバージョンアップした点を簡単にご紹介いたします。 ① 小学5年・6年の英語に「オンライン留学」導入 従来の対面授業(インプット)に加え、学習した表現で「 外国人講師を相手に 」会話する(アウトプット)時間を設けていきます。 受講される生徒の皆様全員にタブレット等をお持ちいただき 、月に2回(1回30分程度)のオンラインでの英会話を実施します。生徒の皆さん一人ひとりにそれぞれ別々の講師がつきます。英語を話す楽しさ、伝わったときの喜びなど様々なことを生で体験できます。 ② 中3英数受講生にatama+全面導入 従来の授業はもちろん、授業内でatama+というAI教材を用いて演習していきます。一人ひとり躓きポイントは異なるはず。その本当の原因に向き合い、根底から解決していくことを可能にする教材です。こちらも 受講される生徒の皆様全員にタブレット等をお持ちいただき 、毎回の授業で演習していきます。我々講師陣も、生徒の皆さん一人ひとりの進捗を見守りながら声掛け等させていただきます。 他にも従