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11月, 2022の投稿を表示しています

BTTF

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【 ジェイ教育セミナー高校部 岡田 】 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画をご存知ですか。Part Ⅲまで制作された人気あるタイムトラベルものの映画です。Part Ⅲが公開されたのが1990年なので塾生の方のほとんどは知らないでしょうが、DVDやBlu-rayも発売されているので時間があるときにぜひご覧ください。 そのPart Ⅲの中で、エメット・ブラウン博士(通称ドク)という登場人物が次のように発言します。 「君たちの未来はその紙のようにまだ真っ白ってことだ。誰の未来もな。未来は君たち自身で作るんだ。素晴らしいモノにしなきゃ、君たち二人で」 Part Ⅰから通してみるとこのセリフは感動的です。 「未来は真っ白な紙のように、まだ何も書かれておらず、自分たちで描いていくのだ!」 だから、 「答案用紙は真っ白な紙のままで、何も書かれないまま、後ろから回収されていくのだ!」 と言いたいところですが、そうはいきません。すべてを白紙のままで提出する人は稀ですが、数学の記述問題や、英語の作文問題などは、難しくても、全部はできなくても途中まででもいいから答えを書きましょう。時間が余っているのに白紙の解答欄があるままで提出するのは論外です。 なぜでしょう。 そもそも、解けない問題を白紙で出してしまい、他の多くの生徒もそうしてしまうと先生は怒りマックスで機嫌が悪くなり、課題がいつもより多くなる。つまり遊びに使える時間が減ってしまいます。えらいことです。 というのは置いておいて、記述式の答案を白紙で出した場合、点数がもらえないのは解答して間違えた場合と同じですが(書いていれば部分点はもらえるかも・・・)、「次に繋げる」という点では違います。 少なくとも自分ができる範囲内において答案を作成した場合の方が断然有利です。 答案が少しでも作成されている場合、そこにたどりついた思考過程は合っているのか、方針は間違っていないが計算ミスやつづりミスで間違えたのかなどの情報がはっきりわかります。つまりどこからやり直せばよいのかといった、次に使える情報を得ることができるのです。やり直しを徹底的に行いましょう。ピンポイントで復習をすることができるので成績アップも早いですよ。何も書かずに提出してしまった場合はこうはいきません。真っ白ですからね。 入試では、「解けなくてもよい問題」や「捨て問」なるよ

冬期講習のご案内

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【 ジェイ教育セミナー新飾磨校 松下 】 今年も残すところ、あと1か月強になりました。これが、年が明けるともっと早く感じます。特に、受験生は。中学生は、期末テストが終わったところで「やれやれ」といった感じでしょうか。さて、期末テストは、思い通りにいったでしょうか。 もうすぐ冬休みが来ます。中3の受験生にとっては、内申に絡む学校のテストがあと、1月実力しか残っていません。また、中2生にとっては年が明ければ「受験生」ということになります。小6生にとっては、来年から新たに中学生となり、生活スタイルが大きく変わります。他の学年にとっても、数か月後に新しい学年に進級することになります。 そこで、この冬にしっかりと学力をつけてほしいこともあり、冬は短いので多くのことはできませんが、各教科で重要単元を用意しています。私は理系を担当しているので、理系の教科について、お話しします。例えば、中3数学は相似と三平方の定理などが融合した入試問題を中心にほぼ毎日演習します。理科は中3内容(イオン、天体、運動とエネルギー)を演習します。中2や中1についても数学は図形中心、理科は地学分野を学習します(ほとんどの中学校では予習単元になります)。図形や地学分野はどの学年でも苦手にしやすいところなので、頑張りましょう。 小6は、「中学入学準備」と位置付けて、英語・数学の予習を中心に行います。特に英語は、中学校の教科書が単語数も増えたり、新出の文法単元がいきなり現れたりといったことになるようなので、今のうちに単語や文法に強くなりましょう。 小5は、算数で山場の単元である「速さ」と「割合」をもう一度扱います。これらの単元は、何回も復習しないとなかなか身につきません。 小4は、苦手にしやすい「面積」と「分数の計算」で、小5の算数が小学校6年間で最も山場になるところから、今のうちに小4内容をしっかりと身につけておいてほしいと思っています。 小3は、「かけ算の筆算」や「□を使った式」などを扱い、これも小3の間に早く正確に解けるようにしておいてほしいところです。 冬休みにしっかりと頑張って、次年度に備え新たな気持ちで臨めるようによい冬休みにしましょう。

明日から頑張る!

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【 ジェイ教育セミナー太子校 横山 】 中学生のみなさん、期末考査お疲れ様です。小6のみなさんは「テスト会」で思うような実力が発揮できましたか? テスト前になると、「勉強しないといけない」という思いと「実際に行動する」ことがうまくかみ合わないことがあると思います。そんな時にどう乗り越えるかが勉強が上手に継続するかどうかのポイントだと思います。 以前の話ですが、生徒たちと勉強の仕方について雑談している中で、「明日から勉強頑張る!」って宣言してくれた生徒がいました。 ところが、その生徒は前のテストの時も同じように「明日から頑張る!」って宣言してくれて。それでもあまり成績が上がらなかったんです。 いったい家でどうやって勉強しているの?って聞いたら、自分の目標を「明日から勉強がんばる!」って書いて壁に貼っているらしいんです・・・ で、お母さんから「勉強は?」って言われたら、すかさず壁を指さして、目標を読み上げるそうです。・・・「明日から頑張る!」・・・ いつまでたっても「明日」は来ないんですよね・・・ 話を聞いていた別の生徒が、「明日やろうはバカやろうだ」って言っていました。 思い立ったら即実践!稽古ごとや、部活や、体調やいろいろあると思うんですが、「よしっ、やろう」と決めるのは自分以外にはいません。 そのきっかけが、小6生であれば「テスト会」であればよいと思いますし、中学生であれば期末考査の結果であればいいと思っています。結果は過去のものなので、 私たちはできるだけ「やろう」と思ってもらえるような環境を作っていこうと思います。 さて、冒頭の「明日やる!」の生徒ですが、今では自学自習がきちんとできる生徒になっています。成績も上昇しています。 勉強に気分が乗らないときの、私からのアドバイスとして「①机の上を勉強モードにすること」「②好きな科目から始めること」「③最高得点と最低得点のテストを見えるところに貼っておくこと」の3点がおススメです。共感いただけるところから始めてみてください。 11月23日は「小6テスト会」でした。中学に向けて、他の人より少し早く準備をしていきましょう。

長文演習はかかさずに! 

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 丸岡 】 11月も半ばを過ぎジェイ生の皆さんは期末テストの準備に追われていることと思います。特に中3生は学校でもジェイでも「期末は大事!」と繰り返し檄を飛ばされていると思います。私も毎年言うことは決まっていて「自分の限界を超えなさい」と笑顔で言っています。この一言で十分自教室のジェイ生は理解してくれます。この時期「しんどいなあ・・・」と思えることは受験勉強が前に進んでいる証拠です。「しんどい、もう無理!」と何度も思った人こそ来春希望通りの進路に進める大事な通過点になると思います。逆にその「しんどいな・・・」がない方が危ない。変化のない日常こそ大敵です。まだまだ勝負はこれからです。頑張りましょう。 志望校別特訓で英語を担当していますが、この時期の大敵は長文です。この攻略なくして志望校合格はありえません。志特No.5のservice animalsの話で小問1をアやイにしている答えを確認すると、まだまだ読む量が不十分だなと思わざるを得ません。理想は毎日ですが、2日ごとに1題、または週に4~5題と目標を課して長文問題を読んでいきましょう。「読めるようになった!」と悟りを開けるのはこのプロセスを経た後になります。 その長文ですが、皆さんは楽をして読むやり方、解き方を教えてほしいというのが本音ではないでしょうか。私も散々研究しましたが結論からいうとそんなものはないというのが回答です。世間にはいろんな大学入試の参考書があります。文法問題はいろんな有名講師が解法を披露しています。長文読解に関してもありますが、その多くは、特定の問題のタイプにはその読解法は合うかもしれないが全てに当てはまるかというと、答えはNoです。こう読めば絶対大丈夫!というような普遍性のある読解法はないといえます。結局のところ「上から下までもれなく読む」これしかないと断言できます。ただし、強弱をつけて読み進める必要があります。流し読みできる部分もあるし、じっくり読みこまないといけない部分もあります。その見極めは経験値を上げない限り身につきません。速読もよく言われると思いますが、速く読むというのはその強弱をつけることにあります。単に目を左から右に速く動かすのは意味がありません。日本語の新聞で試してみてください。内容は入ってこないと思います。「全部読まなくても解ける」などの怪しい読解

姫路西・姫路東推薦入試予想模試と説明会を実施します

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【 ジェイ教育セミナー今宿校 江本 】 みなさん、こんにちは。 久々にブログ担当が回ってきました。先日、息子が3歳の誕生日を迎え、娘(7歳)も合わせて七五三のお参りに行ったり、小学校のミュージック・フェスティバル(昔は音楽会って呼ばれていたようですね)に参加したり…と慌ただしい日々を送っていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?きっと期末考査勉強のために日々ワークと奮闘していることと思います。最近我が家で起きた出来事(「地球グミを食べた息子のアレが…事件」や「ついに江本家にNintendo Switchが…」「江本!Smart TV購入に悩む」など)もお伝えしたいところですが、長くなってしまうので、また機会があればご紹介したいと思います。 ● 姫路西・姫路東推薦入試説明会 (※保護者様対象) 「推薦で入った生徒と一般で入った生徒って何が違うの?」「やること増えるの?」「合格可能性は?」など、毎年、生徒の皆さん、保護者の皆様方からご質問をたくさんいただきます。そのような疑問を少しでも解消していただくべく、本年度も説明会を実施いたします(詳細は別途お伝えいたします)。ジェイを卒塾していかれた先輩方が残してくれた入試結果(模試結果)、体験談などさまざまな「情報」を整理しお伝えしますので、是非、進路決定の一助として役立てていただければと考えております。 ● 姫路西・姫路東推薦入試予想模試 「推薦の問題ってどれくらい難しい?」「何したら合格する?」…生徒の皆さんによく質問いただきます。どれくらい難しいか…「メッチャ」(笑)。あえて答えるなら…「必要な知識を組み合わせる力」、「(問題の取捨選択も含め)瞬時に判断する力」などは必須ではないかなと思います。何をしたら合格するか…「勉強」(笑)。ただし、「過去の出題傾向を知る」、「科目バランスとスピード感覚を知る」は絶対。数学だけが得意でも受からないし、当然文系科目だけが得意でも受からない。姫路東などは合科テスト、しかも科目の組み合わせが変わる。こんな話をすると不安になるかもしれませんが、やってもないのにあれこれ悩んでも仕方ないので「 迷っているなら受けてみる!! 」←これ大事!! 倍率も一般入試より高くなる傾向にあり、問題も難しい。でも過去にたくさんの先輩が、この模試を受けて、特訓授業を受講して合格しています。正直12月の時点で「こ

第9回 第4学区公立高校学校説明会 実施報告

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 【 ジェイ教育セミナー龍野校 佐野 】 寒暖の差がある天気が続いていますが、特に受験生のみなさん、体調はいかかでしょうか?  11/12(土)に、「第9回 第4学区公立高校学校説明会」を実施しました。 この第4学区の主要高校の先生をお招きし、それぞれの高校の指導方針や取り組みなどの特長を熱く語っていただきました。自身も間近で聞かせていただいて、それぞれの高校について「いいなぁ」と感じるポイントが数多くありました。 中3の皆さんにおきましては、少し前もしくはちょうど今、中学校に「進路希望調査」を提出されている時期かと思います。「第1志望校はどちらにしようか?」「第2志望校はどう選択しようかな?」と迷っておられる方にとって、少しでも有益な情報があったのなら幸いです。 さて、中3生におかれましては、多くの中学校で先日「11月実力考査」を終え、月末の「期末考査」に向かわれていることと思います。実内申を左右する副教科の考査は、おおむね今回が最後となります。この11月を見ても、月初にジェイの「公開テスト」、中旬に「実力考査」、そして月末に「期末考査」を迎えるという、スケジュール上非常にタイトな月で、中には弱気になったり、予定通りにいかずに焦ったり、精神的に不安になっている受験生も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか? そんなときだからこそ、そっと手を止め、「やっぱり自分は〇〇高校に行きたい!」という初心を思い起こしてほしいと思います。 自身も、様々な受験生を育ててきましたが、合格・進学された高校を問わず、「この生徒さんは本当に最後に踏ん張れたな」と感じた方の共通項の1つは“自分の受験校に対する思いが強い”ことです。 まずは、月末の「期末考査」です。2学期の通知表を固めるべく、全力で向かってほしいと思います。今、取り組んでいることは、必ず結実します。

期末考査が近づいてきた

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】 さて、中学生の皆さん、期末考査が近づいてきました。多分ほとんどの中学で11月21日(月)から25日(金)の週に行われるのではないでしょうか。 まず、期末考査と言えば、当然9教科すべてのテストがある、は中学生なら周知の通り。2学期ということで中1生の皆さんも一度経験していますが、今回のそれは学年によって、随分位置づけが違います。 中1生はまだ実技4科の勉強の仕方がわからないという人もいるかも知れません。基本は5科と同じで、試験範囲に合わせ、まず教科書と授業で先生がまとめたノートやプリント類を並べ、範囲の教科書を2~3度読み込みましょう。覚えるべき基礎用語を頭に入れながら、自分が理解できていること、分からないことを分別します。そして、分からない事は資料や辞書等で調べ、理解できるか、それで無理なら先生や先輩(兄、姉?)に聞いて納得が必要です。その上で問題集をまず1回目自分自身の力で解き、解けない(分からない)問題を洗い出します。それに“×”とか自身で決めた印をつけ、テスト本番までにやはり誰かに聞いて解決、覚えるを繰り返しましょう。直前になると、ジェイからの問題集などから範囲に合う問題で実際の難度や出題のされ方、そして解けるかを、数多くあたりましょう。 あと是非やりたいことは、1学期の期末考査の問題(残して整理しているはずです)を見直し、前回のテストが教科書中心で出題されているか、あるいは先生が出すプリントや授業内容からか等々、とにかく先生の出題傾向を見て覚えていきましょう。加えて、これは出来ればですが、今度のテストはどの先生がつくるのか(ダイレクトに聞いたりはやめましょう)、で1学期が参考になるか、出題傾向が予想できます。 次に中2生は上記のようなことは、もう4度経験し、一定読めてきていると思います。中2生の人が今回と3学期の学年末考査で意識することは、ここまでジェイの公開テストで自分の志望校と判定の差分がある人は、実力?内申?が分かってきているはずです。特に実力はあるが、内申がとれてない人、この2学期と3学期の期末考査はどう内申をあげるか、の試金石となります。中3からでは遅いのです。 さて中3生には、もう今更かと思います。1つ、知っておいてほしいのは、この時期から学校の先生方から進路希望先を下げるような話が、ままあることです。特

進学説明会を終えて

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【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】 大半の中学校ではこれから11月実力考査が行われるため、塾生の皆さんは直前の追い込みに入っているところでしょう。この実力考査では例年、公立の入試問題も視野に入れたレベルの問題が出題されています。『全国高校入試問題正解』なども用い、弱点を丁寧に潰して試験に臨んでください。 先日11月5日に第2回進学説明会を実施しました。 今回お伝えしたかったことは、おもに受験校の選び方です。 公立高校の一般入試では、第二志望を書くことができます。 万一入試当日で失敗しても第二志望の高校に合格することができます。ただし、第一志望加算点を考慮して、無理のない高校選びをするようにしましょう。 兵庫県における一般入試の合否判定は、内申と実力が半分半分です。 いくら実力があっても内申が伴わなければ意中の高校に進学する事は難しくなりますし、その逆もまた然りです。 まずは11月実力、その後の期末考査に全力で準備してください。 推薦入試を考えている人は、特にこれらのテストが試金石になることを肝に銘じてください。 また、近年、私立高校の就学支援も整備されてきています。場合によっては、敢えて第二志望を書かずに、私立高校への進学を選択することも検討材料に上がるかも知れません。 それについては、これから高校卒業後の進路をきちんと考えて、各高校のコースの中からご自身に合うものを選択するようにしましょう。 その他、倍率や進学希望の動向など、志望校選択の要素はまだまだあります。 詳細は各教室での懇談でご確認ください。 塾生の皆さんへ 一般入試まであと4か月となりました。 これから実力考査、期末考査、12月実力、塾の公開テスト、公立模試…と自分の実力が試される機会が目まぐるしくやってきます。 焦っているのは、しんどいのは、誰もが同じです。 「つまずいた所をそのままにしない」取り組みが、これからもっと重要になってきます。 冬期講習会や正月猛特訓を乗り越えてから、急激に力を付けた先輩を数多く見てきました。 見つかった課題を一つ一つクリアしていきながら、ここから4カ月、一緒に頑張りましょう。

大きな話

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 【 ジェイ教育セミナー大津校 中森 】 いきなり国語の話ですみません。「大きい」と「大きな」の品詞は何でしょうか。 解答: 「大きい」は形容詞、「大きな」は連体詞です。 「大きな」を形容動詞と間違えないように! と習ったことを覚えている方もいらっしゃることと思います。 しかし、元をたどれば、これらはもちろん同じ言葉から派生したものです。さらに言えば、「多い」も語源は同じです。 古代日本語では、〈数量の多さ〉も〈サイズの大きさ〉も、どちらも「おほし」という形容詞で表していました。しかし、二つの意味を区別しやすいよう、自然に〈数量の多さ〉はそのまま形容詞「多し」を用い、〈サイズの大きさ〉は形容動詞「大きなり」を用いるようになっていったのです。 のちに、形容動詞「大きなり」が、現代語に近づく中で「大きい」というまた別の形容詞を生み出してしまったことで話はさらに複雑になるのですが…。 ちなみに現代でも、「大きなり」という形容動詞の活用は、「大いに」「大いなる」といった語に名残をとどめています。 関西に住む人なら、「おおきに」という言葉にも馴染みがあるかもしれませんね。 もう一つ、今度は世界史の話です。 私が高校生の時、世界史で「カール大帝(742~814年)」という人名が登場しました。現代のフランスやドイツ全域に及ぶ広い地域の支配を完成し、中世ヨーロッパ世界の基礎を築いた王です。 私が引っかかったのは、このカール大帝の別称の「Charlemagne(シャルルマーニュ)」です。高校生だった私は「シャルルマーニュ」という名前の響きの面白さに惹かれました。そして、「『シャルル』は『カール』のことだろうけれど、『マーニュ』って…?」などといろいろ考えたのですが、それ以上調べたりはしませんでした。 『マーニュ』の謎が解けたのは、ずっと後になってから。世界史に関する本を読んでいて「マグナ・カルタ」についての記述を読んでいた時でした。「大憲章」と訳され、中学校の教科書にも登場する「マグナ・カルタ」。「マグナ」は「大」という意味だったのです。 そこに気づけば、いろいろなことがつながってきます。調べると、「magna(マグナ)」はラテン語の「magni(大きい、の意)」に由来するらしく、これがフランス語の発音では「マーニュ」となるのです。 現代の英語でも、少し難しい単語ですが、「壮大な、偉

11月公開テストについて

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【 ジェイ教育セミナー花北本校 増田 】 11/6(日)に公開実力判定テストがあります。今回は全国模試で、中学生だけでなく小学生も実施される回です。特に小学生は年内最後の公開テストとなります。 テストについて意識して欲しい点をいくつかお伝えします。一つはテスト前、もう一つはテスト後のことです。 ①テストは準備をして臨むこと テストの前に『公開実力テスト 範囲表』を確認して、テスト調べを行いましょう。「実力テストなんだからノー勉で実力で受けるんだ!」とへ理屈をこねて、全く予習をせずにテストを受ける人がいますが、本当は自分でもおかしなことを言っているのは分かっているはずです。時間がない、忙しいのはみんな一緒。部活や習い事がどれだけ大変でも、学校のテストやまして入試では何の言い訳にもならないのです。 全部は無理でも、まずは一科目の勉強から始めてみましょう。おすすめは「理科」と「社会」です。国語・数学・英語に比べて、分野ごとのつながりがそこまで強くないので、その回の範囲だけを勉強しやすいのと、重要な語句を覚えていれば解ける問題も多いからです。各教室に掲示してある『成績優秀者一覧』の理科と社会に名前が載ることを目指してみましょう。 ②得点だけでなく失点に注目すること テストで「何点取れたか」はもちろん非常に重要です。そして、「何点取れなかったか」はそれ以上に重要と言っていいかもしれません。テストは「自分の到達度を知る」と同時に、「自分が分かっていない部分を知る」、そして「自分の今後の課題を決める」ためのものでもあります。ですから、テストは受けっぱなしではダメなのです。まずはテスト直しをすること、そして、苦手な分野の復習をすることが必要です。 すぐにやり直しをして欲しいのは「英語」「数学」「国語」。この三教科は積み重ねが必要な科目です。途中で理解が不十分な部分があると、そこがネックになって今後の学習に大きく響いてきます。すぐに対処すれば次の学習をスムーズに進めていけるでしょう。つまずきは小さなうちに直しておくことが鉄則ですね。 それともう一つ、テスト中にして欲しいことがあります。 ③問題用紙に自分の解答を書き留めること テスト中に解答用紙だけでなく問題用紙にも自分の答えをメモしていますか?そして、テスト後に自己採点をしていますか? 自己採点しても点数は変わらない。テスト結果が返