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今年もリバートレッキン「グーッ!」

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【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは!まいどハシヒデです。7月14日(日)にリバートレッキングに行ってきましたので、今回はそのご報告です。 そもそも「リバートレッキング」とは何でしょう?山歩きなどのことをトレッキングと呼ぶことが多いのですが、厳密には区別されておらず「ハイキング→トレッキング→登山」の順に難易度が上がるイメージで、一般的には「軽登山」という感じでしょうか。このトレッキングを川で行うのがリバートレッキングです。つまり、川の流れに逆らって上流に向けて歩いていくのです。中国山地の山奥を流れる水量豊富な急流を、ガイドさんのアドバイスを受けながら登っていきます。 参加生徒22名、引率講師5名、現地ガイドさん6名の総勢33名を5個班に分けてトレッキング隊を構成します。始めは流れの緩やかなところから川に入っていきます。くるぶしあたりまで水に浸かり「冷た~い」と言っていたのも束の間、ガイドさんが「ここ行くよ」と指示したところを歩くと、みるみるうちに腰まで水に浸かってズブ濡れです(笑)。今年は例年より水量が 多く、流水に逆らって歩くのは大変でした。生徒たちは動く水の持つエネルギーの大きさを全身で感じたことと思います。また、その力に抗い、身体を支えるためにはどのような体勢を取ればよいのか、といったことも学んでいきます。 身体の大きい大人にとっては容易く乗り越えられる場所も、生徒にとっては難所です。そこを乗り越えていく挑戦と乗り越えたときの歓び、大冒険ですね。 滝つぼにジャンプしたり、姿が見えなくなるほど大きな滝に打たれたり、昼前は強まる雨の中を歩いたりと、大自然の様態を一日でたくさん経験しました。 天候が良くなかったこともあり水温が低く、時間と共に冷えと寒さも感じるトレッキングでしたが、終わった後の温泉ではゆったりと身体を温め、ほっこりと帰路につきました。帰りのバスでは大半の生徒が爆睡、そりゃそうです。そんな中、ハシヒデくんは一人で人生のろくでもない経験談を語りながら帰ってきました。 姫路に帰ってきたとき感想を聞くと、みんな「また行きたい!」と言ってくれました。やっぱり楽しいですよね、リバートレッキング。ぜひ写真でその様子をご覧ください。 ちなみにリバートレッキングの装備は 長袖・長ズボン、 履き慣れた靴の上から軍足 セパレートタイプの合羽上衣 軍

日本にあこがれる外国人

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 【 ジェイ教育セミナー西飾磨校 加古 】 まず下の絵を見てください。 「知ってる」「見たことがある」「歴史の教科書に出てきたよ」と思う人がほとんどではないでしょうか。 ではこれらの絵を描いた人は誰でしょうか。 ジョルジュ・ビゴーというフランス人です。 19世紀の後半、日本の開国後、多くの西洋文化が日本に入ってきました。と同時にヨーロッパ各地で開かれた万国博覧会には、日本の美術品がたくさん出品され、いわゆるジャポニズムが吹き荒れていました。 絵を勉強していたビゴーは1867年のパリ万博で、日本の浮世絵に興味を抱き、版画(銅版画)の技術を学び挿絵 (さしえ) 画家として活躍していました。日本への思いが強く、つてを頼って日本に来たのは、1882年(明治15年)21歳の時です。 日本では絵画の講師として雇(やと)われ、絵を教えました。その合間に日本国内をあちこち訪れ、日本の庶民の生活をスケッチしたものを画集として出版しました。彼の「日本的なもの」への熱い思いが、風景画や風俗画には表れています。絵のサインには「美好・美郷(ビゴー)」と描かれています。彼の日本に対する強いあこがれが表れていると思いませんか。 その後中江兆民 (なかえちょうみん) (この人は知っていますよね。歴史の教科書を調べてみてください)の塾で、フランス語を教えます。そのころの日本は自由民権運動の真っ盛りでした。「トバエ」という風刺漫画 (ふうしまんが) 雑誌を創刊し、日本の政治を題材とした風刺漫画を多く発表しました。 それらが初めに紹介した「魚釣り遊び(清、日本、ロシアの関係を風刺したもの)」を代表とする一連の風刺漫画です。これらの風刺漫画では日本人をつり目で出っ歯と強調して描かれ、日本のイメージが固定されたものになってしまいました。(そのころの日本人の栄養状態が影響しているそうです) 自由民権運動が下火になると、災害などの実際起こったことを取材して記録する、報道画が普及し、彼は日清戦争にも従軍して報道画を描いています。(写真の技術がまだ未熟だったからです) その後写真の発達で報道画の仕事が減ったことだけでなく、条約改正の影響で日本に住んでいた外国人の多くが帰国するなど状況が変わり、1899年17年間住んだ日本を離れフランスに帰国します。 下の写真は来日してすぐの22歳の誕生日に横浜で撮ったものです。彼の

一カ月たちました

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【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、ハシヒデです。先月9日に田植えまつりを実施してからもう一カ月たちました。今回はみんなで植えた田んぼの苗の様子をお伝えします。 天候もよく、植えた苗はしっかり根付きました。写真は7月6日の田んぼの様子です。すくすくと育ち始めていますね。葉の色も良く、もともと茎が細めの品種なのですが、しっかり根を張り、茎も丈夫に成長している様子がよくわかります。これからの成長が楽しみですね。 さて、写真をよく見てください。無農薬・無除草剤で育てているのですが、株と株の間に大きい雑草が見あたりません。なぜでしょう? 田植えをしてくれた生徒の皆さんはわかりますね。ジェイ農園では、中耕除草という除草作業をしているからです。成長の間に株間や条間から生える草を、小さいトラクターのような機械で土をかき混ぜて、除草作業をおこなっているのです。 中耕除草は田植え後一週間以内、雑草がほとんど見えない大きさの段階で一度行います。これにより、雑草が根付かないようになり、土中の微生物のはたらきを活発にしたりします。その後は水をたっぷりと田んぼに張って水深を深くすることで、雑草を根付きにくくします。米作りの工夫ですね。 通常夜に田んぼに水を入れて日中に太陽の光であたためて稲の成長を促すのですが、田んぼの水温が上がりすぎると稲の生育に逆に良くないので、今年は水が不足気味で、十分な水を引き込めない場合、水温が上がりすぎない程度に水のやりくりをする(ジェイ農園スタッフ談)とのことです。こんなところにも農家の苦労があるんですね。 みんなで植えた「旭」が立派に成長してくれることを願っています。がんばれ「旭」! 撮影日:2024/7/6

案ずるより産むがやすし?!元気があれば何でもできる!?

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【 ジェイ教育セミナー安室校 宮越 】 こんにちは。安室校文系担当の宮越です。いままで勉強関係のブログをいくつか書かせて頂きましたが、今回初めてテーマが「フリー」となっています。正直そのような文章を書くのは得意ではないのですが、がんばって書きますので、しばしお付き合いください。 私は社会が好きで、昔から社会の授業を担当していましたが、常々思っていたことがありました。それは、「普段授業でみんなに教科書に載っていることをあれこれ説明しているけど、これらの『本物』はいったいどうなっているのだろう?」ということです。「見に行きたいけど、時間もないからなあ」となかば自分に言い訳をしていたのですが、人生に転機があり、「一度きりの人生だから、やりたいことをやってみよう!」と一念発起、思い切って行ってみることにしました。 最初に行ったのは「長崎県」です。何泊ですか?いいえ、日帰りです。えっ、日帰りで行けるの?なんと行けてしまうのです。新幹線をなめてはいけません。たいていの場所は日帰りで行けます。あとはやる気と行動力だけ。あとスマホは万能です。観光名所や史跡、時刻表まで、スマホと自分の足があれば、いろんなところに行けます。 かねてから「出島は今は陸続きになっている」と聞いていたのですが、本当にそうなのか、この目でずっと確かめたかったのです。長崎駅を出て、最初におどろいたのは坂の多さです。まず山の斜面にこれでもか、と住宅がひしめいており、姫路とは全く異なる風景が広がっていました。そのような日常と異なる風景をみるのも旅の醍醐味だと思います。 その風景を見ながらせっかくなので徒歩で出島に向かおうと地図を見ると、すぐ近くに「日本二十六聖人記念館」とあります。社会の先生なのに不勉強で知らなかったのですが、豊臣秀吉の時代に迫害されたキリスト教徒が処刑された地で、当時のローマ教皇も訪れたことのある神聖な史跡でした。江戸時代の隠れキリシタンの、仏像に似せたマリア像などの展示もあり、信仰のもとに時代と戦った人々の壮絶な人生を感じることができました。 記念館を出て、てくてくと出島に向かって歩いていると、今度は視界に大きな仏像が飛びこんできました。「あれは何だろう?」と興味をそそられて寄ってみると、かつて勝海舟と坂本龍馬が宿泊したこともあるお寺で、「福済寺」というところでした。近づいて驚いたのは、大きな観

「夏期講習説明会」実施報告

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【 ジェイ教育セミナー今宿校 江本】  みなさん、こんにちは。 もうすぐ夏休みですね。期末考査も終わり、いろいろな意味で夏休みの予定を考えている頃でしょうか?新型コロナウイルスにより自粛を強いられていた旅行や会食などもできるようになり、今までとは違う夏休みを楽しみにしている生徒の皆さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。私もお休みの日や平日の早朝は趣味の自転車を満喫して過ごしています。皆さんにも「 勉強の合間に (←ココ大事!!笑)」リフレッシュできる趣味の時間を大切にしてほしいと思っています(くれぐれも本業そっちのけで没頭しないように!!)。 さて、我々ジェイ教育セミナーは7月6日(土)に各校で「 夏期講習説明会 」を実施いたしました。お子様の部活動関連行事等でお忙しい中、多数ご参加いただきありがとうございました。また一部校舎では7月13日(土)に同じ内容の説明会を実施いたしますので、6日(土)に最寄りの校舎での説明会にご参加いただけなかった方も、近隣校舎にて是非ご参加いただければありがたく思います。夏期講習会の説明会内容について一部ご紹介いたします。 ①公立高校の位置づけと高校統合に関して 高校選びに大切なポイントは何か。まずは「三年間通える」こと。いくら良い学校でも、例えば通学に片道3時間掛かる、とかであれば躊躇してしまいますよね。次に「大学実績」。三年後の大学入試を視野に入れて高校を選ぶことも非常に大切です。また、高校統合のスケジュールを知ることで受験を迎えたときにどの高校があるのか、または統合されるのかを知っておくことでいち早く目標設定することができます。また2024年春の一般入試の入試結果やジェイの進路指導についても少しお話させていただきます。 ②大学入試の変化が高校入試にどのような影響を与えるか 大学入試共通テストの問題を一部抜粋しながら大学入試の変化について確認し、それが高校入試の問題にどのような影響を与えているかを確認します。 ③ジェイの学習システム ジェイはお子様の成績向上のための独自のシステムをご用意しております。多少の地域特性に合わせた差異はございますが、根底にあるシステムそのものは全校舎共通のものです。その部分についてご理解をいただき、また保護者の皆様のご協力を賜りたいとも考えております。 ④夏期講習会内容 現在ジェイで採用しております