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11月の大きなイベントが迫ってまいりました

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 【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】 もう11月になろうというのに、まだまだ半袖で過ごせそうな日が続いています。 さて、今年も11月に入ると、小6生の皆さんにとっては大きなイベントがやってきます。 『 小6テスト会 』です。 このテスト会、単に上位を競うものという訳ではありません。 これから中学校へ進学するにあたって、少しでも有意義なイベントになるようにスタッフ一同、知恵を絞って内容を考えているところです。 このイベントに参加するにあたっては、次のことを意識しておきましょう。 ①中学校に向けての「力の入れどころ」を見つける 普段、学校にも塾にも他の習い事にも、はたまた家での生活にも友達と遊ぶ予定にも追われている毎日。 ふと足を止めて「自分は今、どこまでできているんだろう」とか、「これから何を頑張ればいいんだろう」という事を再確認するためのツールとして、今回のテストを活用してください。 テスト後に配布される成績表には、科目及び単元ごとに平均点が示されています。また、平均点を元にした単元ごとの到達度グラフも提示します。 初めて参加する方を中心に、各教室で懇談形式での学習コンサルも実施しています。 自分の得意なところ、苦手なところを見定める「カルテ」として活用してください。 ②これから中学校生活を頑張る「仲間」に出会う 当日参加する人については、会場(エリアごとに集約実施します)で他の教室の生徒さんと出会うことになります。 ひょっとすると、中3集中特訓や志望校別特訓など今後のイベントでも同席するかも知れませんし、将来同じ高校に進学する(=合否を競う)かも知れません。 基本的には同じ所属教室の人たちと一緒になる時間が多いですが、休憩時間など少しの隙間時間で、周囲を見回してみると良いでしょう。 時間の上手な使い方をしている人など、いろいろ参考にできる事も見つかるかも知れません。 また、集約教室への移動はシャトルバスを使います。行きはテストに向けて集中力を高め、お友達と教え合ったり、帰りは結果を話し合ったりと、普段以上に仲間意識が高まる機会となるかも知れませんよ。 今年のテスト会は11/17(日)です。もともと16日にしていましたが、学校行事が組まれている小学校が多く見られたので、急遽日程を変更しています。時間は9:45~15:15までの長丁場にはなりますが、昼食も出ます

犬たちの選挙の話

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【 ジェイ教育セミナー新飾磨校 富永 】 10/27(日)には総選挙、11/5(火)アメリカ大統領選挙(我々には直接関係はありませんがついでにww)、11/17(日)兵庫県知事選挙と目白押し状態ですが、1970年代にレイム・ディア―爺さま(ラコタ・スー族に属するメディスンマン、語り部)が、「自分たちのところでは2500年間ぐらい選挙なんてしないでやってきたのだ。もともとわしらは数千年にわたって自分たちを聖なるしきたりにならってひとつにまとめあげてきていたのだ。あの連中にはわからんのだろうが、わしらにはそのやり方がわかっていた。別に誰の力も借りる必要もないのだ。」そう言って、犬たちの選挙についてちょっとした話を聞かせてくれた。 『犬たちの選挙の話』 昔々、犬たちが大統領を選ぶために選挙をすることになった。犬たちの代表が集まって大きな会議が開かれ、中のひとりがこう発言した。「ブルドッグを大統領に推薦する。ブルドッグは強くて、いざというときには戦えるからな。」「でもあいつは足がのろいぞ。」別の犬が言った。「あんなにのろまなくせに、本当に戦えるのだろうか?あれでは敵にみんな逃げられてしまうに決まっている。」すると別の犬が勢いよく立ち上がっていった。「大統領にするならグレイハウンドがよい。彼の足は折り紙つきだ。その足の速さは半端ではないぞ。」ところがそれを聞いた犬という犬がこぞって不満そうな声を張り上げた。「だめだめ。足が速いのは認めるが、グレイハウンドでは戦いにならない。いくじなしだからな。敵を追いかけておいついたはいいが、その後でどうなると思うのさ。捕まえたつもりが逆に捕まってこっぴどく打ちつけられちまうに決まってる。その程度のやつだからな。」ケンケンガクガクと会議は続いた。あるとき見てくれのよくない小さな雑種の犬が発言を求めた。「わたしは、尻尾の付け根の裏側の匂いがよい犬を大統領にすべきだと提案します。」すると別の雑種の犬が勢いよく立ち上がって「賛成!それがいい!」と声を上げた。 さあそうなると犬たちはいっせいに色めき立って、あちこちでみな勝手に近くにいる犬の尻尾の付け根の裏側の匂いをくんくんとかぎはじめた。「く、くせえなぁ、おまえ!」「あいつの臭いはひどいや」「や、こいつもたまらん臭いだ」「くさいぞ、くさい。ひどい臭いだなあ、キミは」「こんなくさいやつが大統領だなんて

豊穣の秋『収穫祭』

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 【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】 みなさんこんにちは、体験教育担当のハシヒデです。今回は10月20日(日)に実施しました秋の収穫祭についてご報告です。 前日にかなりの雨が降ったことで田んぼの排水が追い付かず、10月に入っても暑い日が続く中、この日だけ気温が下がるという試練の下(?)での稲刈りとなりました(笑) ① 農園到着 8時前に姫路駅を出発し、バスで丹波市春日町のジェイ農園へ。小学4年生~中学2年生の生徒29名、引率講師6名、総勢35名です。 ② 稲刈り作業 ジェイ農園スタッフの指導の下、4個班に分かれて稲刈り作業です。6月20日の『田植えまつり』で植えた「旭」が、暑かった8月の猛暑に耐え、太い株にしっかりした稲穂をつけて頭を垂れています。実入りも大変よく…いや寒っ!足下がぬかるんで足を取られ、最高気温18℃の中で風も強く、寒さを感じながら悪戦苦闘の作業でした。しかし生徒はみんな一所懸命稲を刈ります。初めての鎌におっかなびっくりしながらも、転んで泥にまみれながらも刈り進めました。いつもながら子ども達のエネルギーには驚かされます。 刈った稲を束にして結わえていきます。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、刈った稲を稲木に掛ける「稲架掛け」までを協力して行いました。 ③ 昼食 稲刈りを無事終えて、生徒は「センセー、お腹空いた~」 お楽しみのお昼ご飯です。今回は丹波の黒枝豆ご飯、野菜満たん米粉チヂミ、重ね煮の具だくさんみそ汁と丹波栗(茹でと蒸しの食べ比べ)と自然の恵みたっぷり昼食をいただきました。洗い物と野菜収穫の準備も自分たちでしました。 ④ 野菜収穫と自然観察 午後は野菜収穫です。10分ほど歩いた畑でサツマイモを収穫しました。品種は「紅はるか」です。こちらは前日の雨で土が柔らかくなっていて、掘りやすくなっていました。今年はイモが大変よく成長しており、1つのイモが1kgくらいあるものも次々と出てきて、たわわに実るという表現がぴったりです。生徒もその大きさにビックリ!あちこちで歓声が上がりました。30分ほどの収穫作業でしたが、全員で掘ったイモは合計100kgを超えていましたよ(笑) その後自然観察指導員の先生と自然観察会です。といっても歩いてまわるのではなく、イモを収穫した畑の隣に生えているさまざまな草花で小さなブーケを作り、それを「アレチヌスビトハギ(服にくっつ

中1~中3塾生対象「第11回 公立高校 学校説明会」のご案内

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【 ジェイ教育セミナー本部 有働 】 来る11月10日(日)、ジェイが主催する「第11回公立高校 学校説明会」が実施されます(Zoomを使ったオンラインでの実施、塾生限定の説明会)。 11月上旬というと、中学生にとっては期末の準備をし始める時期。期末・11月実力が終われば2学期の通知表もある程度の目途はついてくるころです。中3生のみなさんは、夏のオープンハイスクールの頃にはまだ志望校もぼんやりとしか決まっていなかったかもしれませんが、2学期後半にはよりシビアに志望校を考えなくてはなりません。そのための材料の一つにしていただければと思います。 また、今年は中1生・中2生の方のご参加も受け付けますので、気になる高校があればぜひこの機会にお申込みいただきたく思います。 「公立高校 学校説明会」では、各高校の校長先生・教頭先生から直接、それぞれの高校のご紹介をしていただきます。最近では、現役の高校生や若い卒業生に協力を依頼して、中学生にとって身近な視点から高校を紹介されるケースも増えてきました。 中学校で実施される高校の説明会はごく短い場合がほとんどだと思いますが、ジェイの説明会では時間枠はたっぷり60分。事前に先生方と打ち合わせをさせていただくと、「15分程度の中学の説明会では話しきれなかったことも話せるのでありがたい」とおっしゃる先生も多数いらっしゃいます。兵庫県内を見渡しても、これだけの時間枠をとって公立高校の先生方に直接説明をしていただける説明会は他になかなかありません。 私たちジェイの職員も、先生方から貴重なお話を聞かせていただけるチャンスですから、この説明会を毎年楽しみにしています。もちろん、特に初顔合わせの先生とお話するときなどには、失礼があってはならないと非常に緊張もしますが、どちらが強いかというと多分、「楽しみ」の方だと思います。事前の打ち合わせで「あ、この高校の熱意はすごいな、この高校であれば塾生を安心して送り出せるな」と感じた高校には、塾の授業のなかでついつい「推しトーク」をしてしまうこともあります。 11月4日(月・振)にはジェイの職員がご説明いたします「第2回進学説明会」もあります。これらの説明会が中学生の塾生にとって少しでも有益な情報提供の場となるよう、スタッフ一同で精いっぱい準備を行ってまいります。

中1〜中3塾生対象「第2回 進学説明会」のご案内

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 【 ジェイ教育セミナー西飾磨校 長谷川 】 中3生にとって天王山の2学期ももう半ばです。 中間テストが終われば、次は11月実力、期末テスト、12月実力と息つく暇もありません。その間に、志望校調査が複数回行われ、教育相談、3者面談と進路関連行事も目白押しです。 ほとんどのお子様にとって、初めてと言える人生の岐路を迎える事になります。 その際に、出来るだけ豊富な情報を持って、出来るだけ悔いのない選択ができるように、ジェイ教育セミナーでは、11月4日(月・振)に「第2回 進学説明会」を実施します。 主な内容は「公立一般入試の複数志願校の選び方」「すべり止めの私立高校の選び方」「勝負を賭ける推薦入試の使い方」などを中心にお話しします。 ただし、今年度中3生の皆さんは、昨年度までとは違って、「県立高校の統廃合によるボーダーラインの変化」「次年度実施される市立統合の余波」「推薦入試の変更」などがあり、これまでの入試とは違う観点を持って志望校選びを慎重に行う必要があります。 また、こういった入試の変化は現中3生だけのものではなく、「市立統合の年に受験する中2生」「県立・市立統合後且つ、2回目の県立統合前年に当たる中1生」にも大きな影響を与えます。 よって、今年度は昨年度までと違い、中3生だけでなく中1生・中2生にもご参加いただけるように参加対象を広げています。 例年10月末にある募集定員の発表がまだなされていませんので安易なことは言えませんし、次年度の市立の統合に関しては未発表のことも多いのですが、実は大変なことが起こっています。 中2生以下の受験では、中学校の偏差値50〜55のゾーンの普通科高校(琴丘・網干・飾磨)が軒並み統廃合の対象校となっており、必然上位6校(西・東・新市立・飾西・龍野・相生)+2校(海稜・県大附)の席の取り合いになると予想されます。 中1生・中2生の方には受験は少し早いように感じますが、周囲の方より少し早く受験を意識することが、とても重要だと言えます。 中3生だけでなく、中1生・中2生の方も奮ってご参加ください。

言葉の持つイメージ

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 【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 竹井 】 暑かった夏も峠を越え、10月に入り一気に寒くなり、秋が深まってきたような気配。この時期は、地域によっては体育祭(運動会)が真っ盛り。今後、文化祭なども行われ、まさに「勉強の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」の季節になってきたように思います。 今年度、ジェイの「小学生の国語」の授業で扱う教材の中に『ロジカル国語表現 言葉のひきだし』というものがあります。小学5・6年生で使っています。この教材の導入のもともとの意図は、「普段接することのない色々な言葉を小学校の段階で覚えていただき、語彙力の強化に加え、表現の幅を広げてほしい」ということでした。 最近の授業で扱った内容で、「季節(春・夏・秋・冬)」に関するものがあります。月の異名で、10月を「神無月(かんなづき)」。 二十四節気(にじゅうしせつき)(1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの)というものがあります。カレンダーを見ると「春分・夏至・秋分」などありますが、こうした季節をあらわす言葉のことで、10月8日頃を「寒露(かんろ)」(=「晩秋から初冬のころに降りる冷たい露」の意味=露が冷たく感じられるころ)。確かに、朝晩は冷え込みが増して、姫路エリアでも最低気温が20度を下回りました。「自然界は、着実に暦通り動いているのだぁ」と思うと同時に、「言葉の持つイメージ」がまさに現実にフィットしていることにも感心しました。 最近気になった書籍に、『言いかえ図鑑』(大野萌子著)というものがあります。様々な場面での「肯定的な言葉の言いかえ」を紹介した本で、おそらくご存じの方も多いかもしれません。 近頃は、言葉の使い方にも注意が必要で、例えば、宿題などを忘れた時、「なぜ、やらなかったんだ(忘れたんだ)!やれ!」などと言うと、高圧的・威圧的表現となり「パワハラ講師!」とも言われかねません。マイナス的な表現ではなく、プラス的に例えば、「〇〇まで、勉強してみようか」とか「〇〇までは、してほしいなぁ(してほしかったなぁ)」とかであれば、おそらく皆さんたちも「頑張ろう!」という気持ちになるかもしれません。  こうした「言いかえ」は、我々講師も含め、様々な言葉を知らないと難しい面があります。ジェイで扱っている『ロジカル国語表現 言葉のひきだし』の中にも、「好き」を表す言葉でも、「

中間テストに向けて

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】 今ちょうど中・高生の皆さんは中間テスト直前という方が多いのではないでしょうか。 大手前校でも一部日程の早い中学校を除き、まさに中間テスト直前の追い込みをかけているところです。 ちょうど先週、先の日程の中学校の3年生から理科の質問がありました。中1以下の生徒さんには少し難しい話になりますが、化学分野の「イオン」の質問です。塩化銅水溶液の電気分解で、同質量の質量パーセント濃度が10%のものと20%のものを入れたビーカーを2つずつ用意し、これらに1Aの電流と片や2Aの電流を流して、4通りの電気分解をするという実験です。 中2の生徒さんも多分電気分解は学習し、上の例では、片方の極に銅が析出、もう一方の極に塩素が発生することは既知だと思います。 この問いは電流の大きさ、濃度の違いによって、最も多く銅が析出するのは?というものです。単純に考えて、電流が大きいほど、濃度が高いほど、多く析出すると答えそう(正確には、電流が大きいほど、早く電気分解が進む)ですが、多く析出するものを2つ選ぶ、となっていました。そこで、問題文をしっかり読み返すと、一定時間(5分間)という条件と、実験の4つのパターンの隅に小さく、(注)として、この実験でイオンはなくならないものとするという一文がありました。2種類の塩化銅水溶液を電気分解が止まるまで進める(溶けている塩化銅をすべて分解する)と、当然20%、つまり濃度の高い方から多く析出しますが、イオンがなくならない状態では、10%であれ、20%であれ、電流が大きい方が一定時間で多く析出することになります。 つまり、この問いの条件では電流の大きい2Aの2つのビーカーで銅が多く析出し、濃度には関係しない、という結論を出しています。イオンがなくならない=溶けている塩化銅は完全に分解されずにあるということです。 最近、大学入試が科目に寄らず長文化し、これを受けて兵庫県公立高校入試も長文化の傾向にあります。 上記のように、設定によって解答が変わる問題の質問を受け、やはり日頃の定期考査から、しっかりと文章を読み取り、解答に関わる条件を漏らさず把握する習慣を癖づけなければなりません。 特に、日頃からケアレスミスが多いと自覚もある人は、問題文の見落としに注意するよう心掛けてください。