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4月, 2024の投稿を表示しています

中学生の皆さんへ

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 【 ジェイ教育セミナー龍野校 松下 】 中学校の新年度がスタートして1カ月が過ぎようとしています。多くの中1生においては、小学校と校舎は変わり、またいくつかの小学校の生徒が集まってきて、小学校と比べ、生徒の数が増え、新たに友達もできつつあるかと思います。教科書も、小学校と比べ、内容も詳しくなって、覚えることが多くなっていると思います。まだ、4月は教科書内容を驀進するということはないと思いますが、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、進みが速くなっていく中学校もあります。勉強のみならず、部活動選びも慎重に。周りの意見を聞き、できれば勉強と両立できる部活動を選ぶ方がよいのですが。これからの3年間、夢を持って歩んでいってほしいと思います。 中2生においては、昨年の1年間は勉強に生活面に、満足のいく1年間を過ごせたのでしょうか。昨年1年間の反省を踏まえ。新たに2年目のスタート切ったところです。昨年の1年間が「不満足」ということであれば、この1年間にリセットをかけて取り組んでいける学年です・ 中3生においては、とうとう「受験生」となりました。ここからは、1つ1つのテスト結果が「内申」という評価に入っていきます。目標をしっかり定め、邁進しましょう。 さて、私自身の中学校の3年間はというと、中1のときの成績はまだまだでした。中2になったときに、勉強面などでよいライバル関係を築けた3人の友人に出会ったのが大きかったと思います。「4人で姫路西高に行こう。」が目標になりました(結果的には私を含め、4人とも合格できました)。私自身はかなり甘い人間だったので、同じ目標を持つ友人に肩を並べたいという一心で頑張れたと思います。ただし、中2のときには、他の3人には勝てず、常に4番目でした。時には、「勝てない」ということに空回りしたこともありました。中3に上がったときに、この3人の友人たちとは離れ離れになり、そこで自分自身をもう一度見つめなおすことができ、「肩肘張らずに自分なりに頑張ればいいや。」と思えるようになり、そうすると肩の力が抜けたのか、成績で勝てることもできてきました。この友人たちには、読書の楽しさも教えてもらいました。特に歴史小説で司馬遼太郎の「竜馬が行く」「坂の上の雲」などです。文庫本で8冊ほどありますが、はまると苦にならず読み進めることができます。主人公に感情移入すると、自分もこ

興味・関心を広げよう

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【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】 卒業、入学のシーズンが終わり、特に若い世代の人達は、新しい環境や人間関係の中、まだ緊張もありながら日々を過ごしているかもしれません。 今年は桜の開花が遅く、この辺りでもちょうど入学シーズンかややその後あたりでしょうか、大手前の通りを姫路城に向かって非常に多くの人々が歩いていたのが、4月6日・7日の土日でした。その次の週くらいに満開の日が数日、そして一気に桜は葉桜へと変貌していっています。 さて、日々小学生の方を教えていますが、今の子どもたちは一体何に興味があるのだろうと思ったことがあります。ある雑誌のアンケート結果(2022年)によると、 1位:読書(マンガを含む)  2位:友だちとの遊び・交流  3位:ものづくり 4位:ゲーム  となっていました。 1位が読書なのは、安心しました。今、ジェイも各教室にジェイ文庫として、皆さんの興味のありそうな本を揃えています。やはり、子ども達が多く読んでいるのは、マンガになっている偉人のシリーズのように思います。マンガをきっかけに、自分の知りたい欲求を広げていってほしいですね。 次に、2位の友だちとの遊び・交流。新しいクラスで友だちはもうできましたか。まだの人はほんの少しの勇気をだして、まず席の近くの人に何でもいいから話しかけましょう。毎年できる新しい友人の中に、将来長くつきあういい友がいるかもしれませんよ。 3位のものづくり。皆さんの創造力を養う土台となりますね。絵や工作や是非工夫をこらしたものを作ってみましょう。 そして、4位に定番のゲームが入っています。最近は自宅に居ながらにして、友だちと同時に遊べる、とのことで、昭和な自分には想像も出来ません。手軽に遊べる分、これをどうコントロールするか、是非保護者の方とのルール作りや、自分の中での自制心についてしっかり考えてほしい事柄です。 他には、スポーツや生き物の飼育などもランキングに入っていました。 やはり、上位にくるものは、皆さんが今後大きく成長する為の糧になるものだとつくづく思いました。小学生の皆さん、いろんな事を経験し、どんどん吸収していってください。 ジェイ文庫

播磨で古代の地層が見られる所

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【 ジェイ教育セミナー網干南校 田邉 】 中学の理科では地層や地層の中に眠っている化石について勉強しますが、なかなか身近に感じることができずに、苦手と感じている人は多いのではないでしょうか。地層や化石について身近に感じる機会としては、塾で大山登山の行事をする際に立ち寄ったことがある岡山県のビカリアミュージアムがまず頭に思い浮かびますよね。自然体験担当の橋秀先生によると、ビカリアの化石が「ゴロゴロ転がっている」そうで、あまり苦労をしなくても、化石が見つかるとのことです。 では、塾生の皆さんの地元ではいかがでしょうか。播磨でも古代の地層や化石が見つかる場所はあるのでしょうか。これについて、少し古いですが、2017年出版のBanculという雑誌に掲載されている記事によりますと、たつの市的場山、八丈岩山、名古山、姫山、男山、手柄山、姫路市飾東町小原、夢前町雪彦山、安富町鹿ヶ壷、山崎断層帯、香寺町姫ケ丘団地、香寺町中村、宍粟市山崎町と安富町の境にある安志峠、姫路市木場小赤壁、市川町屋形などでも古生代のペルム紀~中生代の白亜紀、ジュラ紀~新生代までの岩石や地層が観察されるということです。皆さんの身近なところにも古代の地層は見つかりそうですか?

君の名は

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【 ジェイ教育セミナー手柄駅東校 久米田 】 100均ショップで必ずやることがあります。印鑑コーナーで自分の名前を探すことです。でも一度も見つけたことがありません。「久米」「久保田」「米田」はあるのに「久米田」がない。納得いかない。そんなに需要がないのかと『名字由来net』で調べてみると―…全国に1800人ほどでした。まさか個人的に憧れている名字No.1の纐纈(こうけつ)さんの5200人よりも少ないとは。日本一多い「佐藤」さんは183万人(高知県+島根県+鳥取県人口と同数)なので、わずか1000分の一。1クメダ=1000サトウ。いいですねぇ、佐藤さんは。間違いなくDA●SOにもSe●iaにもC●n★Doにもあります。鈴木さん(177万人)や高橋さん(138万人)ほどじゃないにしても、もっとメジャーな名前がよかった。気軽に改姓できるものならしてみたいですが、 18世紀、フランスでは民衆の娯楽として公開処刑が行われていました。パリ大学医学部教授のジョセフ・ギヨタンJoseph  Guillotin(1738~1814)は、罪人をできるだけ苦しめずに処刑する装置を構想し、その設計を外科医アントワーヌ・ルイに依頼します。「ボワ・ド・ジャスティス(正義の柱)」と名付けられたこの装置は、のちに設計者の名前から「ルイゼット」と呼ばれるようになります。ギヨタンはこの人道的処刑装置の普及に努め、議会に導入を働きかけた結果、フランス全土で使用されることになりました。そこから、今度は「ギヨティーヌ(guillotine)」と呼ばれることになる処刑装置の英語式発音がギロチンです。処刑装置に名前をつけられたギヨタンは、装置の呼び名を変えるよう訴えますが、一旦定着してしまった名前の変更は難しく、結局ギヨタンの親族は「エポニム」に改姓することに。 というくらいの事情がないと姓を変えるのは難しいかな、と思います。 改名といえば、あるニュース番組で脚本家の三谷幸喜氏が、『鎌倉殿の十三人』には採用しなかったけれどこんな面白い話があるんですよ、と源義経のエピソードを紹介していました。 平家滅亡後、兄の頼朝の許可を得ないまま朝廷から義経が官位を受けたため、頼朝との間に亀裂が入り、謀反人として逃亡している最中のことです。摂家の九条兼実が、兼実の子「良経」と義経が同音だったことから、逃亡犯の義経の名を「義行(

4月 平常授業スタート

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【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 竹井 】 4月新年度スタート。私が普段通っているジェイの教室周辺の山々も、なかなか桜の花が見られなかったのですが、先週くらいからピンク色の桜の花が咲き誇っている様子を見かけるようになりました。生徒の皆さんたちとは違い、3月31日と4月1日で大きく何かが(個人的に)変わっているわけではないのですが、なんだか新鮮な気持ちになります・・・。 新年度が4月スタートと言うのは、世界的にも珍しく、4月スタートになるまでにも、「7月始まり」や「10月始まり」の時期もあったらしく、最終的に「4月始まり」に落ち着いたのは、明治19年とのこと。かつて、年貢をお米で納めていたことから「年度の始まりが農業と関係がある」と考えられているそうです。ただ、諸説があるにしても、「桜の花の開花」と「4月新年度スタート」は、切っても切れない日本固有の文化のように思います。 小林一茶の句で有名な次のものがあります。 「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」 一茶の子どもに向ける想いが感じられる句ですが、春4月、入学式や始業式に合わせてくれたかのように、あちこちで桜の花が満開。新たな生活へと変化する不安もあると思いますが、「ワクワク、ドキドキ」の心(こころ)華(はな)やぐ気持ちの方が、大きくなるように感じます。この句のように、あちこちで、「元気いっぱい、勉強にスポーツに頑張る子どもたちで、あふれかえってほしいなぁ」と感じます。 最初が肝心、「初心忘るべからず」と言われる通り、「新たな学年の最初に思い立った一念を忘れないよう」に、目標をしっかりと持ち、好スタートを切ってください。 ジェイの新年度の授業は3月にスタートしています。春期講習会の授業を終え、早速、4月7日(日)には小・中学生の皆さんは「公開実力判定テスト」を受験されました。高校3年生、中学3年生にとっては、「受験に向けてのスタート」はすでに切られており、早い方では、あと半年もしないうちに「入試本番」を迎えます。 ジェイの今年度の新たな取り組みの大きなものに、小・中学生の授業での「演習タイム」。1回1回の授業を大切に、学習した内容を理解し「実力を付けていくこと」。間違えた問題は、確実に「復習・解き直し」を行い、「自分のものにすること」。これが、大切だと思います。 さぁ、2024年4月のスタートです。 ・・・頑張ってい

中3春の集中特訓を実施しました。

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 【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】 今年は桜の開花が例年よりも遅い見込みで、近所の桜もそろそろ満開に近づいてきたかなぁ…といったところです。 さて、今年も公立高校入試では多くの桜が咲き誇りました。 それに続けとばかりに4月4日(木)、これから中3生を迎える人たちに向けた春の集中特訓を実施しました。 これから中3生…といっても、まだまだ受験自体がよく解らない状態です。 目標の設定から始まって、暗記の仕方、空き時間の過ごし方、テストへの取り組み方、どこまで頑張れるかの見極め…あらゆるところに「伸びしろ」を抱えた人たちが大半です。 その点で、周りにどんなライバルがいるのかを知る上で、絶好の機会となったと思います。 今回は多量速解テストが1回きりでしたが、事前に(自宅で)どれだけ時間を掛けられたかが大きく結果を左右したように思います。 頑張った分の結果が出せた人、思ったよりも取れなかった人とくっきりと分かれました。 入試も1回きりの勝負です。 後悔のないように今後も取り組んでいきましょう。 ただし夏は例年、多量速解テストが5ラウンドあります。今回失敗した人はしっかりリベンジに励みましょう。 また、春の集中特訓で上位のクラスに入れた人も、夏はさらに参加者数が増えます。夏の集中特訓のころにクラスが下がってしまわないように、公開テストで結果を出し続けてくださいね。 (公開テストは当日しっかり受けるのが、成績維持の一番のポイントです) 授業(社会) 多量速解 表彰式 上位の方々 おめでとうございます!