努力あるのみ
ジェイ教育セミナー大手前校 岡田
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年度の高校7月考査については学校によって日程がバラバラなので、すでにテストが終わっている人もあれば、これからという人もいます。
高校になると1考査あたりの科目数が大幅に増え、英語でも熟語等が多すぎて「覚えられない」「絶対無理」と言われている生徒さんもいらっしゃいます。
また、「あいつは賢いから点数がいい」「あの子は天才だから・・・」のような発言も聞いたことがあります(私自身もかつてそう思って友人を妬んだこともあります)。
しかし、賢い人が勉強をしていないとは言い切れません。「天才」「完璧」と言われる人物は果たして勉強をしていないのでしょうか。
“He’s(She’s) smart.” 「アイツは賢い」という具合に、「勉強がよくできる」という意味で使われる‘smart’という英単語があります。実は、この単語には動詞、名詞の用法もあり、動詞では「痛む、うずく、悩む」、名詞では「痛み、苦痛、悩み」という意味があるのです。英語の辞書で確認すると、‘smart’の語源は‘causing sharp pain’(鋭い痛みがある)という意味です。
つまり、「賢く」なるためにはそれなりの「痛み」=「努力」が必要なのではないでしょうか。
すでにテストが終了した人は、今回の結果をしっかりと受け止めて次につなげる勉強を行い、これからテストがあるという人は、もうちょっと頑張ってみてはどうでしょうか。
特に、英単語、英熟語、古典の助詞・助動詞については、何度も読んで、口に出して覚えていきましょう。