集中特訓1日目を終えて


ジェイ教育セミナー西飾磨校 長谷川

1日8時間、3日で24時間、中3集中特訓が始まりました。



2020年度実施の中3集中特訓は、コロナ対策としての三密防止と期末考査が8月実施の中学校を考慮し、8/10(月)~12(水)実施のAチームと、8/12(水)からスタートのBチームに分かれて実施することとなりました。

普段とは違う会場実施の特訓初日なので、スタッフ一同緊張の中スタートしたのですが、特に大きなトラブルなどなく、初日を終了することができました。

内容面で印象的だったものは、まず例年のジェイ中3合宿で恒例の「多量速解テスト」です。このテストは、事前に配布した『予告問題』を予習してきたうえで、その内容を短時間かつ多量に解答するというものです。事前準備しておけば得意不得意にかかわらず、高得点が取れ、受験の基礎知識が身につくというものです。

ところが、最初に気づいたのは、「鉛筆の走る音」の違いでした。イメージとしては「シャカ、シャカ、シャカ…」で、正直「例年より遅い?」というのが、その場にいた複数の講師の印象でした。やはり、春合宿が実施できなかったことや、学校の授業時間数の減少による演習不足・経験不足が原因ではないかと感じました。

そこで、おおよそのスピードの目安や、そのための文字の書き方や、筆記用具のセレクト方法、両手の指差し確認による徹底的な見直しの仕方など、具体的にイメージできるように過去の先輩の例を交えながら伝えるようにしました。

結果、「多量速解テスト」の2科目目以降、徐々に筆記速度が上がり、「カ、カ、カ、カ、カ、カ…」に。その後、数科目を経て例年並みの「カカカカカカ…」になり、ホッと一安心。これでやっと受験生の速度と意識になったと思います。


次に印象的だったのが、卒塾生インタビューです。ジェイの卒塾生の先輩が集中特訓の手伝いに来てくださり、中学時代の苦手科目の克服方法や、学習目標の立て方、志望校選びのヒントなど多岐にわたる、非常に有効な情報を伝えてくださいました。熱意ある先輩の話は、本当に心に響くものでした。ジェイ生の魂はこうして引き継がれていくのでしょう。



まずは初日終了です。皆さんお疲れさまでした。2日目も頑張りましょう!