高校の模試の受け方に関して 


ジェイ教育セミナー高校部 桂 

今日は模試に関する話をしていきたいと思います。

最低限の準備をしたうえで模試を受け、終わった後は即座にできていない部分の洗い出しをして必ず次回につなげるようにしてください。入試の前に見直すべきポイントを早期からストックしておくためです。

数学であれば、まずは教科書で1通り習った範囲の公式などの基本事項に漏れがないかチェックしてください。そのうえで、チャートなどの参考書で解法パターンにざっと目を通してください。

そして、受け終わった後にどこからどういう形で出ているのかをチェックし、教科書や参考書など自分の弱点部分に模試の日付を書いていけばオッケーです。このように模試を受ける度に次回の受け方の精度を上げていくことで、いずれ入試の前にやるべきことが明確になっていきます。

また、英語や古文なら単語・文法、漢文なら句形をチェックしてから模試を受け、わからない単語が出れば、受けた直後に調べる。そうすることで、覚えておくべきものと類推すべきものがはっきりしてきます。覚えていれば解けていた問題が受けた直後にわかると悔しくなり、その悔しさがとても大切で、次回のテストの糧になります。

ある程度満足した結果が得られれば、志望校に向けより明確な戦略が立てられることになります。この部分に関しては各自志望大学や学部学科の差異により大きく違うので一緒に考え明確な解が出せればと思っています。

最終的に入試に必要な得点を換算し、そのためには各模試において何点必要かを考え、それをクリアーするためにはどの時期にどの程度まで仕上げていればよいのかがわかれば、あとはそれに向けて着実にこなしていけばよいのです。

ジェイの高校部では志望校現役合格に向け、できるだけわかりやすく各自が各科目の勉強指針を示せるように今後もサポートしていきます。