ドラえもん誕生日


 ジェイ教育セミナー網干南校 竹本


こんなこといいな、できたらいいな~

往年の名作アニメ「ドラえもん」のオープニング「ドラえもんの歌」(2005年まで使用。私たちの世代では定着のアニソンです)。もしかしたらご存じの方も多いと思いますが、2112年9月3日はドラえもんの誕生日です。今回はそれにちなんで、100年後の世界がどうなっているのかを考えてみたいと思います。今から約100年後の世界。どんな世界になっているのでしょうか。


まず、今から100年前の日本人は100年後の世界をどう想像していたのでしょうか?大正から昭和へと移り変わろうとしていた激動の時代です。1920年発行『日本及日本人』の中では、当時の人々が空想した100年後の生活(現代)は、当たらずとも遠からずといった感じです。例えば、「電話で劇などを観られる機械」=今のスマートフォンにあたるものを想像していたのです。今では当たり前になっているものも、100年前は空想の産物でしかありませんでした。


では、今から100年後の世界は?本当に「ドラえもん」の未来世界のように、人間に近いロボットがいて、不思議道具にあふれ、高層ビルが立ち並ぶなかにも自然と共存している環境となっているのでしょうか。ドラえもんも元々は子守り用ロボで、セワシくんのベビーシッターでしたから、もしかすると、ロボットも人間と変わらないような感情表現ができるようになるのかもしれません。


おそらく、今、学生の皆さんが30代・40代になるころには、もっともっと「ドラえもん」の世界に近づいているだろうと思います。ただ、決して楽しい予想ばかりではありません。もしかしたら、大長編で出てくるような悪意のあるロボットが出てくるかもしれません。


このように想像するだけでも激動の時代に私たちは生きているんだと感じます。変化し続ける時代に未来の担い手となる皆さんを、教育という面でサポートしていくことが塾講師である私たちの役目と考えています。今後も皆さんの目標、将来の夢に向かって精一杯応援していきますので、「明るい未来づくり」のために一緒にがんばりましょう。