高校生の成績アップ事例集
ジェイ教育セミナー高校部 桂
今回は今まで大学に合格した高校生たちの、様々な成功例をお伝えしたいと思います。
まずは、大阪大学に現役合格した生徒さんです。高校1年生の7月模試の英語で20点台だった点数が次の11月で70点台になりました。4か月で50点あげるために必要なことは?
ずばり単語ですね。この生徒さんは4か月で4000語を英語から日本語に直す練習をし、あとは文法書の例文を暗記しただけだと言っていました。要は基本的なことだけ先に済ましておけば点数が飛躍的に上がるいい例だと思います。
次は、高2から理科社会をやり始め、入試で9割の点数をとった生徒さんです。高2の11月から理科社会が模試に入ってきますが、最初の単元から順に出題されるので出題範囲に合わせて勉強し、常に模試で理科社会は8割以上の点数をとり本番でも成功をおさめました。高2から本格的に理科社会の復習を模試の範囲に合わせてやるのもアリですね。
次は、高3の秋のマーク模試で国語、数学が急に伸び、合格した生徒さんです。8月の模試では国語・数学ともに得点は5割に満たなかったのですが、入試当日は8割を超えました。何をして伸びたかというと、国語に関しては10月から現代文の講義書を3周読み、古文は古文単語・古文常識、漢文の句形をすべておさえた上で当日までにひたすら問題を解き、解くスピードを上げていきました。数学に関しても教科書の例題をすべてやりこんだ上で市販の問題集を片っ端から解いていきました。このようにして、基本を徹底的におさえ、あとは問題演習をやりきることが合格の秘訣の1つだと思います。
最後に現役で東大に合格された生徒さんです。高1の時、学校の数学のテストで60点台でした。時間ギリギリでミスも多かったので、できる限り速く解けるように訓練し、見直しの精度も上げていきました。すると次のテストで100点!この変化にはとても驚きました。65分のテストでしたが50分で問題を解き、残り15分で記述もれや数値チェックの見直しを行っていました。
このスピードで解ききるには教科書内容をしっかり把握した上で、チャートなどの参考書のパターンや、記述の注意点を網羅していることが大切だと感じます。
そして、入試当日に『今年は難化している』と感じ、6問中3問はしっかり解き、残り3問は「部分点狙い」に切り替えていました。このように「テストの点を取るための戦略」を立てることも、大変重要になってきます。
皆さんも今後、模試や入試を受けるにあたって、しっかり計画を立て、基本をマスターし、戦略をもって合格を勝ち取ってほしいと思います。
我々講師たちも、一緒に戦略を考え、みなさんの合格への道筋をより明確にできればと考えています。