自動運転技術(プログラミングクラス報告)
ジェイ教育セミナー大津校 橋本
みなさんこんにちは、プログラミング担当ハシヒデです。
今回は11月8日(日)に実施したロボットプログラミング授業の内容について紹介します。今回のお題は「自動運転技術」です。現在、市販の自動車でも自動運転技術(オートパイロット技術)を搭載するものが出てきました。様々なモノを運ぶトラックの世界でも公道を使った自動運転技術実証実験が始まっています。
それらについてのニュースなどを見ていると、とんでもなく高度なことをやっているように思われる(高度な技術であることは確かです)のですが、基本はプログラミング技術ですからこれをレゴev3でやってみようということです。具体的な内容としては「先導して走るロボットに後ろからぶつからないよう一定の間隔をあけながらついていく」というものです。
プログラム内容についてはネタをばらしてしまうことになるのでナイショですが、プログラムの組み方は複数ありますので生徒によってプログラムの組み方は変わってきます。最も速い生徒は50分程度でプログラムの原型を作成し、微調整も含めて70分程度で完成させました。私の予想では「今日中に完成するかな?」だったので、いつもながら驚かされます。
早くできた生徒は時間に余裕があったので、応用として「置いてある荷物をアームで持ち上げて、先導ロボットが走っているルートに合流しよう(佐〇急便ごっこと命名しました(笑))」というお題を出しました。これは配送トラックが荷物を積み込んで交差点で公道に出るという場面を想定しています。つまり高度なプログラミング技術も基本はセンサー情報をもとにモーターを制御する技術であることを実感してほしいという考えからのお題でした。
日本は世界に冠たる産業ロボット大国ですが、ロボットにさせることができる作業というのは動作パターンが一般化されプログラムで制御できる内容であるわけですから、あっという間に外国も追いついてきます、負けてはいられません。これからもロボットプログラミングの授業内容と日常生活はつながっていることを意識させながら、新たなイノベーションの芽を育んでいきたいと思っています。