中学部 冬期講習会 


 【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 山脇 】

 『コロナ』一色だった2020年。そんな1年もいよいよ終わろうとしています。


こんな状況でも中学3年生とって、年が明けると、もう入試目前です。この冬休みは2か月後の高校入試に向けての重要な時間となります。

また1年生・2年生にとっても1年の締めくくりをし、次の学年へ繋げる大切な時期で、特に次年度から教科書が変わり、科目によっては連続性が切れてしまうものや、かなり内容的に難しくなるものもあります。そういった意味でも普通の年より、皆さんにとって影響の大きい2週間であると思います。


そこで、この2週間を無駄にせず学習を進めていくポイントについてお話ししましょう。


まず3年生は受験生ですから体調管理も含めて勉強中心の冬休みになります。この休みは決して長くはありませんが、学校の宿題がほとんど出ないため自分の勉強が思う存分できるので、まず最優先は『弱点克服』です。苦手な科目、苦手な単元を冬期講習前にリスト化しておきましょう。そのうちの多くは『正月猛特訓』でやり直しができるので、『正月猛特訓』でできないものを冬休み中に計画を立てて弱点完全克服を目指しましょう。直前の1・2月の学習効率を上げるためにも、この時期の『弱点克服』は大いに有効です。


さて2年生はというと、当然、受験学年に向けての準備期間です。入試得点の半分を占める『内申点』はほとんどが3年生からの評価ですが、科目によっては1・2年生の間の評価も含まれます。また2年生の後半は各科目難度の高い単元が多く、一度、苦手意識を持ってしまうと3年生になってからでは、なかなか回復する時間が取れないので1つでも苦手単元を作らないことが大事です。さらに教科書改訂によって2021年度に大幅に内容が変わる英語には特に力を入れ、余力を作るぐらいの気持ちで学習しましょう。


最後に1年生ですが、おそらく『まだ1年生だし…』と、のんびり構えている人も少なからずいるでしょう。ただし成績を落とす人は1年生の2学期後半から3学期のこの時期が最も多く、気が付くと2年生の半ばを過ぎて焦りだすケースが多々あります。内容的にも英語・数学については難しい単元を学習しています。特に数学は図形の基本といいながら、実に多くの項目を覚えなくてはなりません。ここで手を抜くと2・3年生の図形でとても苦労します。

 

おそらく年末はコロナの影響によって、色々な場所や行事がある程度は自粛になるのではと思います。年末年始に家にいるなら、ジェイの冬期講習会を活用し、新学年準備を進めていきましょう!