入試まであと2週間です。時代を駆け抜けた人々の名言に学びましょう!
【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】
3/12(金)の兵庫県公立高校一般入試まであと2週間となりました。受験生の皆さんは希望と不安の中で勉強に励んでいるところだと思います。
今年度はコロナの為、中学校では2カ月間の休校措置が取られたことで受験に向けてのスケジュールや勉強の環境整備にかなりの支障が出たと思いますが、それでも塾に来られる中3生は、ひたむきにそれぞれの課題に取り組んでいました。その姿を見ている我々講師も、一層身が引き締まる思いです。
さて、これから受験に臨まれる受験生の皆さんへ、頭の片隅に残していただきたい名言をいくつかご紹介します。
①『一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。』
パナソニックの創業者としても知られる松下幸之助の名言です。受験は一人でやっているのではなく、定員割れでもない限り競争相手がいます(定員が割れていても第1志望から回ってくる人もいるので油断はできませんが…)。自分では誰よりもやっているつもりでも上には上がいます。勉強における自分の満足感に対して「これで十分か?」と常に疑問を持って臨むことが大切です。
②『元気を出しなさい。今日の失敗ではなく、明日訪れるかもしれない成功について考えるのです。』
「三重苦」を乗り越えた女性教育家のヘレン・ケラーの名言です。模試や入試実戦演習などで思ったほどの成績が取れずに悩むこともあると思います。そのときに必要なのは、その日の失敗をくよくよするのではなく、実際の入試本番で成功する自分へのイメージを失わずに次の課題へ向かうことだと思うのです。その為には「自分はどのようなミスが多いのだろう」「どうすれば防げるだろうか」と省みることが大切です。勿論、一人でどうにもできない場合は、ご家族やジェイの先生に頼るのも一つでしょう。
③『状況? 何が状況だ。俺が状況を作るのだ!』
最後は革命後のフランスをまとめあげた軍人・政治家のナポレオンの名言です。どれだけ準備を重ねてきても、入試当日にはいろいろなことが起こります(かく言う私も、大学の二次試験を受けるために泊まったホテルの空調が良くなかったせいで、翌日ひどい風邪をひいて受験に臨んだことがあります)。それでも、まさに自分が主体となって未来を切り開くように振る舞うことで、ピンチもチャンスに変えられるかも知れない。その事を、この言葉は教えてくれます。
さあ、泣いても笑ってもあと2週間、時間は誰にでも平等です。悔いのないように取り組みましょう!