昭和の土曜日
【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】
みなさんこんにちは、プログラミング担当ハシヒデです。
いつもプログラミングについてのブログを書いているので、今回はアウトローな私の小学生時代について何となく書いてみますね。
私が生まれ育った土地は西播地区のとある緑豊かすぎる山の中で、近くに炭焼き小屋跡があったり家の周りにはイノシシよけのトタン板が張ってありました(笑)。
小学校への登校時は、あぜ道やお寺の石垣にいるヘビを素手で捕まえブンブン振り回しながら学校の職員室に入っていき先生にこっぴどく叱られたり、放課後は下校時間になっても運動場を走り回っていて用務員のおじさんに「さっさと帰れーっ!」と大声を出されてからフェンスを乗り越えて帰る。通学路にある古墳は当然友達と共有の秘密基地と化し、ゴルフ場造成の工事現場に勝手に入り込んでは石ころからキラキラ光る黄鉄鉱を見つけて「金だ!金見つけたぞー!」と勘違いして持ち帰り、家の裏に石を山積みにする。思い出してみてもそれはそれは『品行方正な』小学生でした(大笑)。
当時の小学生は土曜の午前中に授業があり、お昼ごろに学校から帰ってくるという生活でした。スマートフォンやインターネットもなく、電話はダイヤル式の黒電話。よほどの用事でないと小学生が電話をかけることなどなかったので、必ず学校で友達と遊ぶ約束をして帰っていました。
とある5月の陽気な土曜日、6年生のハシヒデは昼から近所の仲間(と言っても最も近い友達の家が400mくらい先!)と近くの川の「風船ダム(正しくはゴム引布製起伏堰といい、水田に水を引く時期にできる簡易ダム)」に集合。仲間で分担してハシヒデはダム湖で魚を釣り、他の友達は古新聞・枯れ枝・塩と竹串を持ってきます。ちなみに釣りのエサは家の炊飯器に残っていたご飯粒ですね、魚もミミズは食べなれているのかあまり食いつきません。しばらくしていくらか釣れたところで河原からカラスガイ(デカい!)の破片を拾い集め、それを使って魚のウロコを取り、腹を割いて内臓を出します。川で水洗いしたあと塩をまぶして竹串に刺せば準備完了。いつもポケットにマッチを持っていたハシヒデ君(悪ガキ!)は河原で火を起こして周りに竹串に刺した魚を立て、仲間でそれぞれにクルクルと回しているとやがて香ばしい匂いが辺りに広がります。ほどよく焦げ目がついたところでおやつの焼き魚完成~。小骨は多少ありますがそんなことはお構いなし、塩味が旨い!みんなで楽しく食べました。
その季節ごとの遊びがあって面白かったですね。今なら学校の先生は「激おこ」かもしれませんが(笑)。
あと、近所の牛舎で牛糞と稲わらを使って、たい肥を作っているところに忍び込み、「クワガタムシの幼虫らしき幼虫」を100匹くらい捕まえて持って帰る。よろこび勇んで育ててみると実は全てカナブンの幼虫で、ある日学校から帰ると家の中で大量のカナブンが所狭しとブンブン飛び回ってたり(爆)。
う~ん、ハシヒデは変な子供だったのだろうか…