小・中学生の夏休み 有意義に過ごすための4つのポイント
【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】
梅雨も明けて、一気に夏らしさが広がってきました。
学校では終業式が終わり、通知表も渡されていることでしょう。
中1の皆さんにとっては初めての中学校での通知表です。中には結果が出た人も、思ったように結果が出なかった人もいることでしょう。内申の本番は中3に入ってから。中1・中2の間は「試行錯誤」ができます。思うような結果が出なかった人は2学期で立て直せるよう、今までの勉強習慣や学校での過ごし方を見つめ直してみてください。(もちろん、中1・中2は「手を抜いても良い」ではありません。中3では中1・中2の積み重ねが表れてきます!)
さて、いよいよ夏休みへと突入していきますが、この夏休みをどう過ごすかが2学期の成績を左右すると言っても過言ではありません。
大まかではありますが、小中学生向けにポイントを4つ挙げていきます。
①朝は学校に行くのと同じ時間に起床する
夏休みに入ると、暑いせいでダラダラと昼前に起きる人も見られます。そのような生活リズムが定着してしまうと、2学期に入ってから体調を崩します。部活が無い日でもいつも通りの時間帯に起きるように。親御さんの力を借りてでも頑張って起床し、朝食はきちんと摂りましょう。朝は残っている夏休みの宿題(おもにワーク類)を仕上げたり、1学期の復習をして過ごしましょう。
②中3生は、塾の夏期講習の宿題は授業を受けたその日のうちに仕上げる
中3生の夏期講習の授業は1科目140分になります。受験生ということで宿題もたくさん出ますし、科目によって難度の高いものもあり、時間が掛かります。授業前にチャチャっと済ませて…というやり方では途端に手が回らなくなるでしょう。また、授業直後は残っていた記憶も、一晩寝ると大半忘れていた、という事もあります。こうした事から、中3生は夏期講習の宿題はその日のうちに済ませてしまいましょう。(中1・中2の方は塾の授業が夜に行われるので、翌日の午前中に塾の宿題を仕上げても良いでしょう)
③中学生は、お盆明けから実力考査の準備を
姫路市の小中学校は、今年夏休みが短縮されています。概ね8/25前後で実力考査が行われる中学校が多いと思われます。夏休みの学校の宿題を後ろ倒しにすると、実力考査への準備がそれだけ遅れます。きちんと結果を出して、2学期へと弾みをつける上でも、夏休みの宿題は出来る所から前倒しで終わらせる習慣をつけましょう。
(総復習講座や集中特訓など、特訓系の授業を受講している人は『9月実力テスト対策冊子』を進呈します。有効活用してください)
④小学生は普段とは違う体験をしてみましょう
このご時世、なかなか遠出も難しくなってきており、親戚同士で集まる機会すら限られてきています。ですから可能な範囲で構いませんから近くの川辺に行って生き物の観察をする、普段は寄らない図書館へ行って、普段は読まないジャンルの本を1冊読破してみる、ちょっと硬派な映画を見てみる、博物館や水族館など、感染防止対策の取られている施設へ行ってみるなど、少しでも「普段とは違う体験」を重ねてみてください。何か興味の持てるもの、一生ものにできそうな趣味を持つことができれば、それだけでも充実した夏休みになるかも知れません。(ジェイの「プログラミング講座」などもその一助になるかも知れませんね(笑))
「オリンピックを観ているうちに夏休みの大半の時間を空費してしまった」なんてことのないように、先の事も見据えながら、お互い努めていきましょう。