「9月実力考査」に向けての準備


 【 ジェイ教育セミナー本部事務局 山脇 】


夏休みも残すところあと10日ほど(姫路地区は夏休みが8月24日までなので、あと5日ですね)。

8月20日からは兵庫県で「緊急事態宣言」が発令され、また様々な場面で規制が厳しくなります。学校や家庭でも自由に外出ができず、気が滅入ることもあるでしょう。でも少し視点を変えてみましょう、“ピンチはチャンスである”と。これは決して運よくピンチがチャンスに変わるということではなく、ピンチを恐れずに前進した結果としてそれがチャンスに変わるということですから、「自宅待機だから何もできない」ではなく「自宅待機だからこそできること」を考えましょう。つまり、positive thinking ですね。


今この瞬間、夏の宿題がほとんど終わっていない人、1学期の成績が思わしくなかったにもかかわらず復習すらできていない人は「ピンチ」です!。残りの夏休みの使い方ひとつで2学期を無事に過ごせるかどうかが決まります。中学生の方はすぐに「実力テスト」が実施されます。テスト範囲は一部の中学を除いて、夏休み中の宿題からほぼ出題されます。夏休みの宿題は学年によって違いますが、ほぼ1学期の学習内容と前学年内容です。つまり夏の宿題も1学期の復習も結果的には同じことです。


「実力テスト」の対策として


①夏の宿題をする(1回目)

目的=「できる」「わかる」「わからない」を選別する。


②夏の宿題をする(2回目)

目的=「わかる」をできるにする。


③復習をする

「わからない」を「わかる」にした後で、類題を探して解き、「わかる」を「できる」にする。


この3段階で効率よく勉強してください。夏のワーク1冊でも、きちんとこなせばかなり力はつきます。前半サボリ気味でピンチになった人は、残りの夏休みだけでも「巣ごもり学習」で取り戻してくださいね。