受験直前期の注意点
【 ジェイ教育セミナー新飾磨校 丸岡 】
いよいよ本番が近づいてきて、受験生の皆さんはそれぞれに全力を尽くしていることと思います。普段教室に来ている生徒さんの顔を見ても、笑顔の下に隠されている不安や弱気を垣間見ることもありますが、合格の第一歩は強い気持ちで臨むことです。ここまできたら覚悟を決めて決戦に挑みましょう。
直前期において「〇〇しろ(『全国入試問題正解』で長文を毎日解けなど)」系のアドバイスは各教室で講師が指導していると思うので、今日は「するな」系で書こうかと思います。
①この時期は体調管理こそ最大の課題です。カラオケ、ボーリング場など人がたくさんいるような空間には決して近寄ってはいけません。せっかく内申も手に入れて合格水準にも達しているのに直前になって体調を崩し、本番にまで影響した事例を知っています。せっかくがんばった1年の苦労を無駄にしないためにも、合格を手にするまでは細心の注意をはらってください。特に風呂上り後、この寒い中、自転車に乗って自習室に来る人もいますが絶対にやめましょう。体調を崩す行為全てに注意してください。
②今はあまりいませんが直前期になると「家で自分の勉強をしたい」といって授業を長期間欠席する人がたまにいます。この場合、傾向として自分の好きな勉強、気分がいい勉強しかしなくなります。これは理系の生徒さんにありがちですが、英語の長文、ましてや国語、古文の読解など家で一人で集中してできますか?解いていて楽しい数学に偏りすぎて他が手薄になりませんか?
1か月半経って塾に来た時に長文読解力は下がっている、なんてことも。いくら1科目を完璧にしても100点以上は取れません。受験はトータルバランスです。受験科目全般で合格点に到達することを目指しましょう。ジェイに来ていればすべての科目を嫌でも演習できます。よって読解の勘が鈍ることはありません。ジェイのカリキュラムを信じて最後まで走りぬきましょう。
③この時期、宿題をしない人、たかが宿題と侮るなかれ。宿題ペースが崩れている=他の勉強スケジュール、生活スタイルも崩れていることがほとんどです。「学校の課題が多いから」を理由にあげる生徒さんが多いですが、本当にそうでしょうか?理由はどうあれ、ジェイで10年以上講師をしている経験上、③が最も危険と感じます。勉強や生活のペースを崩さないよう気を付けましょう。
以上「転ばぬ先の杖」のつもりで書きました。いずれも実際にあったお話です。少しでも参考にしてもらえたら幸いです。本番に万全の学力、精神状態で挑めるようにジェイの講師陣も一丸となって支えていきます。あと少しです。がんばりましょう。