一般入試合格発表


  【 ジェイ教育セミナー塾長 有働 】

今日は一般入試の合格発表の日。早朝から冷たい雨が降る一日でしたが、傘の下に咲いたたくさんの笑顔を目にすることができました。

今年もジェイ教育セミナーは、第1志望で数多くの合格者を送り出すことができました。受験生の皆さん、保護者の方々、今まで本当にありがとうございました。

私の知っている小学生で、姉が今年受験を迎えた生徒さんがいます。「最近、姉は優しい?」と聞くと、「受験前はピリピリしていて話かけにくかったけれど、受験が終わったらまた優しい姉に戻った」という答えが返ってきました。

皆さんが今日で受験を無事に終えられたのは、ご家族からのサポートがあってこそのものだと思います。おそらく、多くの受験生は、先週金曜日の入試日から今日の発表の日まで、思う存分に遊び回ったことでしょう。せめて春休みの間くらいは、これまで支えてくれたお父さん、お母さんに感謝の気持ちをこめてお手伝いをしてほしいと思います。また、小さな弟妹の世話もしてあげてください。

今日の合格発表で残念な結果になった方には、月並みで恐縮ですが、高校進学はゴールではない、と伝えたいです。今の悔しい気持ちを忘れずに、高校に入ってからの3年間でしっかり準備をして、大学受験の時に飛躍できるようにしましょう。

何年か前の春、教室に遊びに来た卒業生のお話をします。中学生の頃の可愛らしい面影が少しは残っていましたが、全体としてみるともうおっさん(失礼!)に近づいてしまっていた彼は、第1志望校に不合格になって第2志望に進んだ生徒さんでしたが、現役で国立大学に合格した報告に来てくれたのでした。「○○くん、現役で○■大学ってすごいね、頑張ったんだね」と言うと、彼はこう答えたのでした。

高校受験の時は、3年の夏までろくに勉強していなかった。夏以降も、遊んでしまった日は少なくなかった。第1志望校に合格できなかったのはそのせいだろう。だから、高校に進んでからは、1年生の春から後悔することのないように時間を使った。「先生、もしあの時、第1志望校に合格して、失敗体験のないままに高校に進んでいたら、僕は今回の大学にも届かなかったかもしれない。あのとき反省したから今の僕があるんです」。

話を聞いていて、ああ、この子は本当に偉いな、と思った瞬間でした。

今後も頑張れ、新高1生!


3/21(月)、午前11時から実施される祝賀会で、皆さんの顔を見ることができるのを楽しみにしています。