『3月9日』の『オレンジ』


【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校  竹本 】 


卒業式を間近に控え、そろそろ卒業式の練習が始まっている中学校も多いのではないでしょうか。

先日、生徒さんに「卒業式にどんな歌を歌うの?」と尋ねたところ、往年の懐かしい曲から、曲名どころか歌っているアーティストも、私には分からない曲まで、様々に出てきました。聞くところによると、相当な数の候補の曲があって、その中から1曲を全員で厳選した、とのこと。「仰げば尊し」一択だった(というよりも他に選択肢が用意されていなかった)私からすると、そんな風に候補がたくさんあるだけでも驚きです。中には、3曲くらい歌う学校もあるそうです(フルコーラスで歌ったら15分くらいになりません?)。

しかし、募る思いを歌にのせて届ける、というのは、今も昔も変わっていないのだと思うと、自分のときの卒業式を思い出して、どこかさみしい気持ちになりました。


ちなみに、私は超絶に歌が下手なので、練習でも本番でも、終始口パクで誤魔化し続けていましたが……まあ、あらんかぎりの気持ちは込めていたので、よしとしましょう。


ところで、3月9日は、3と9の語呂合わせで「サンキュー(thank you)」、つまり「ありがとうの日」です。そんなことを聞いて、ふと身近に居すぎて当たり前になってしまっている、支えてくれている誰かに日ごろの想いを込めて、「ありがとう」の気持ちを届けたくなりました。


普段とは違う日だからこそ、是非、皆さんも「ありがとう」の気持ちを。





※タイトルは卒業や別れをテーマとした名曲、レミオロメンの「3月9日」、スマップの「オレンジ」から拝借しました。