定期考査を迎える中1生の皆さんへ
【 ジェイ教育セミナー網干南校 瀬古 】
今年の連休は長いですね。学年によっては1週間、修学旅行の代休が絡んでいる中学校だとおおよそ10日間は学校がお休みになるところもあるようです(部活でほぼ埋まるかも知れませんが…)。
せっかくの長期休暇です。特に小学生の皆さんは、勉強も大切ですが、普段できないようなこと(遊びでも)を集中してやってみたり、普段行かないようなところへ行ってみたり(もちろん感染対策を万全にした上で)、いろいろな体験をして心豊かに過ごしてください。
さて、この連休が終われば、中学校によっては中間考査の対策を進めなければなりません。
中1生の皆さんにとっては初めての定期考査です。小学校のテストと違って範囲は広大、難度も上昇、出し方も先生によってクセがあるし…何から準備して良いか解らず不安になっている人も多いことと思います。
今回は、特に初めて定期考査を受ける中1生の皆さんに、最低限やっておくべきことをいくつか示していこうと思います。以下の①~⑤をテスト2週間前から進めておいてください。
①範囲表を確認し、教科書、ワークから出題範囲をおさえる。
②教科書を音読し、内容を理解する(一言一句文言を覚えなくても良いので、「わかる」ようにするのが重要)。友達やご家族にクイズを出すようにしても良い。
③暗記は「隠す」⇒「書く」⇒「確認する」の三工程が基本。また、暗記は「どれだけ長く時間を掛けたか」ではなく、「どれだけ頻繁にチェックしたか」が大切。「隙間時間」を有効に活用する。
④ワークを解く。自力で出来るものとそうでないものをきちんと分ける。その後解き直して、「できる」ようにしておく。
⑤過去問や問題集を解いておく。
ただ、もっと重要なのは、「普段の授業を大切にする」ことです。
授業中に関係のないことをして、時間を潰していたりはしていませんか?
居眠りなどしてはいませんか?
教科の先生の話されたこともメモをきちんと取っていますか?(テストに出ることも多いです)
家に帰ったあと、寝る前の数分でも、食事前の数分でも、その日の学校での授業内容を振り返ることはしていますか?
小さな積み重ねをしている人ほど、直前で膨大な課題に忙殺されることも少なくて楽に準備できます。
また、学校の先生も普段の授業から皆さんをちゃんと見ています。日ごろの授業を受ける態度は意外と大きく内申に影響します。
中1の段階では、1回や2回失敗しても原因さえ判ればいくらでもリカバーできます(「放置」はNGですよ)。まずは初めての定期考査、全力で取り組んでみましょう!