中学2年生の皆さんへ


【 ジェイ教育セミナー赤穂駅前校 江本 】

みなさん、こんにちは。新しい学年がスタートしましたが、もう新しい生活には慣れましたか?心機一転、新たな目標を胸に、ぜひ頑張ってほしいところです。

そういえば、我が家も入学式が終わり、少し落ち着いてきました。4月7日、入学式当日、ピカピカの1年生に紛れて小学校へ行ってきました。しかし…周りの子はみんなランドセルを背負っている…うちの子は…持ってない…なぜ???妻曰く「持ち物リストに書いていないから…」と。入学式に向かうお父さんお母さんの手には算数セットやお道具箱が…うちは持ってきていない…。「走れば取りに帰れる距離だがどうする…」と悩んでいるうちに開門時間。校門前ではお約束の「看板の横で写真撮影」。既に長蛇の列!!!うちももれずにパシャリ!来年の年賀はがきはこれに決定??(笑)

校長先生の祝辞では「新入生のみんなには『のび太君』のような子どもになってほしい!」と一言。その真意は「仲間と協力できる子」「自分の力で諦めずに取り組む子」に育ってほしいということでしたが、私は「宿題忘れ」「テスト0点」が先に頭をよぎり、120名弱の新入生全員がこの状態だったら…と、ゾッとしましたwww。


さて話は変わって「中学2年生」のお話。

中学2年生とはどのような学年か。よく「中弛みの学年」と言われますが、確かに学校生活に慣れて、後輩もできて、1年生のときほどの緊張感はないかもしれません。そんな中学2年生の皆さんには以下の点に気を付けてほしいと思います。

①部活動がハードになる

特に運動部は5月~7月にかけて総合体育大会(総体)に向けて一層練習が激しくなります。コロナの影響で制限される部分もありますが、体力管理をしないと学校・塾とも授業に集中できなくなり、成績が落ちてしまいます。また3年生引退後は自分たち(2年生)が新チームの中心となり、8月に県大会が終わったかと思えば、次は秋の新人戦…と、しばらく部活の厳しい時期が続きます。熱中症対策含め、気を付けましょう。

②『トライやる・ウィーク』実施

一定期間、勉学を離れ「就業体験」をするこの企画ですが、「働く=社会に貢献する」ことを実感できるという意味では大変意義深いものだと思います。実際に、推薦入試前に面接の練習をしているときにも、「トライやる期間中に経験して○○という職業に関心を持った」という話はよく耳にします。ただ、ここで気を付けてほしいのは、「勉強から気持ちを離さない」ことです。働くということはとても重要ですから是非経験してほしいところですが、その間も変わらず頑張って授業を受けましょう!!

③英数の難度が一気に増す

「中3になったら内申も大事だし、受験生だし、勉強を頑張る!」という声をよく聞きます。もちろんそれ自体が悪いことだとは思いません。ただ、覚えておいてほしいのは中3になってから頑張り始めても、中2の内容が定着していなければ、なかなか成績上昇に繋がらないということです。英語について言えば、現在ジェイでは「接続詞」を扱っていますが、今後、中2の間だけで「不定詞」「動名詞」「比較」「受動態」と入試に頻出の文法事項を扱っていきます。入試内容の半分は実は中2内容であるということを覚えておいてください。数学も同様です。現在「連立方程式」を扱っていると思いますが、ここから「一次関数」「確率」「証明」等々、入試に欠かせない単元を中2で扱っていきます。中3になってからでは日々の勉強にいっぱいいっぱいで、なかなか前学年の復習にまで十分な時間を回せないこともあります。だから気が抜けませんね!!

大変な学年ですが、一緒に1年間乗り切っていきましょう!!