田植え行ってきました!


【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】

みなさんこんにちは、今回担当のハシヒデです。いつものお勉強についての内容は他の回のブログをご覧くださいネ。

 

今年度自然体験教育第一弾「田植えまつり」、5月22日(日)に実施しました。今回はその様子についてお伝えしたいと思います。


例の感染症の影響で3年ぶりの実施となった田植えまつり。ハシヒデもしばらくぶりの引率隊長ということで、今回は前日も会場(兵庫県丹波市春日町にあるジェイ農園)に行き準備をしました。事前の様々な打ち合わせを経て、現地農園スタッフと協力しながら必要な道具などを準備するのですが、なんせ3年ぶりなので食事用テーブルや食器類、野菜収穫道具や長靴などなどを倉庫の奥からほじくりだしてきます。そしてそれらをすべて洗って、必要なものは熱湯消毒、数量を確認して(この時点でテント一張が壊れていることが発覚💦)配置を確認…授業でもそうですが、本番は花の部分で、美しい花を咲かせるためにはどれだけ準備をしっかりしたかで決まります。納得するまで準備は終わりません。と言いながらも時間は有限ですからまさに時間との勝負!しっかり段取りを整えました。


さて当日です。朝からめちゃくちゃ良い天気になり、生徒は一人の欠席もなく参加してくれました。もうこの時点でハシヒデのテンション爆上り!バスの中で一時間半、引率講師と生徒たちで自己紹介したり、ジェイ農園のコンセプトや歴史、農園の様子を話したりとワイワイ言いながら行きました。子供たちは打ち解けるのが早いですね~。

小学校の行事で田植えを経験している生徒もいたのですが、それでも慣れないものです。農園スタッフ指導の下、田植え用長靴を履いて泥だらけになりながら、泥の上で尻もちをつきながら、それでも丁寧に手で植えていきます。生徒18名で着替えも含めて約2時間、40㎡ほどの田んぼを植え切りました(と言いながら実は事前にハシヒデ「働かざる者食うべからず、植え切らないとお昼ご飯無いぞーっ!」生徒「ひ~っ💦」などとハッパをかけていました(笑))。機械を使えば何ということのない広さですが、苦労して手で植えることで得られるものの大きさを少しは感じてもらえたのではと思っています。


お昼ご飯はジェイ農園の野菜をふんだんに使った野菜カレー(米は農園産のササニシキ)と特製サラダ、お味噌汁に農園で採れた麦を使った麦茶です。肉類は一切使わないのですが、豆類にタンパク質が豊富に含まれているので生徒はみんな「おいしいっ!」と見ていて気持ちのよい食べっぷりです。食後は全員で協力して食器を洗うところまでやりました。洗い物も嫌な顔をする生徒は一人もいません。その様子を見てハシヒデはこっそり感動していたのです(これ本当です)。


午後は野菜の収穫です。今回はニンニクと赤玉ねぎだったのですが、特にニンニクの収穫は珍しいのではないかと思います。少しでも大きい野菜をゲットしたい生徒たちは畝の土を少し掘り分けながら大きそうなニンニクを探していきます。「これだ!」と思って葉を引っ張って抜いてみると「あっ!ちっちゃいwww」などと言いながら(笑)。それぞれがカゴいっぱいまで収穫したあとは隣の畝で実をつけていたスナップエンドウと実エンドウを試食。採ったその場でそのままかじってみると、生徒が口々に「なにこれ甘~い!」「豆って甘いの??」と言いながら「センセー、これも採って帰りたい~」ということで実エンドウを一人3莢ずつ採って帰ることになりました。


そして収穫した野菜を一人ずつ袋詰めした後に「玄米ポン(ジェイ農園特製のポン菓子です)」の実演。米に圧力をかけていくところを生徒はしげしげと見ています。やがて「ボンッ!」という大きな音とともに米が膨らみカゴの中に飛び出します。生徒「ああ~っ!鼓膜が破れた~!」と大騒ぎ。「破れてへん、破れてへん(笑)」とハシヒデ。ポン菓子が冷めるまでの間に生き物探し。田んぼ近くの溝をみんなで探し、カエルにエビ、アカハライモリ(大量)などを捕まえてまた大騒ぎ(笑)。


農園での充実した一日を過ごして姫路へ帰ってきました。生徒に書いてもらった感想文の中に

「田植えはしんどかったけど、終わった後の達成感がすごかった。また行きたいです」


「よっしゃあぁぁぁ~、大成功!」塾・農園スタッフの総意です。


以上、田植えまつりの様子でした。つぎは7月16日(土)~18日(月)の大山登山です。もう少し空きがありますよ~(ニッコリ)