しあわせを感じる瞬間
【 ジェイ教育セミナー高校部 桂 】
4月に娘と一緒に東京大学を見に行ってきました。理由は最近勉強のやる気が出ないのと将来何になりたいか分からないからということです。
大学は最寄りの駅から近く敷地内にはスタバや公園もあり日曜日ということもあって子どもたちが遊んでいて意外だなって思いました。娘とは大学内を探索しながら学生さんと話しできないかと思っていると、2人の学生さんが宇宙の話を真剣にしているのを横で聞き「すごいなぁー」って2人で目を丸くして聞き入っていました。
その後、銀座、渋谷と色々な街を探索しながら2人でどのルートを行けば最短で楽しめるかを話ししながら余暇を満喫しました。
最後は東京で一番おいしいものを食べて帰ろうということで人気店に入ったのですが、料理がなかなか出てこず最終電車の時間もあって「メインの料理(お肉)だけ先に持ってきてくれませんか」と頼み込み、慌てて食べて何とか最終電車で帰ってこれました。
帰りの新幹線で「今日一日の一番の印象は?」って娘に聞くと、「行きの新幹線でお茶をこぼしたときに拭いてくれた人、東大に向かう途中で信号待ちで話をしてくれた交番の人、最後の料理を全力で笑顔で運んでくれた人、今日は一日出会った人に恵まれたことかな」って言われて気持ちが洗われた感じがしました。
出会った人にむける言葉や所作は本当に大事だなとしみじみ思いながら、ふと奥さんへのお土産を買うのを忘れていたことに気づいて慌ててスマホで奥さんの気に入るものを検索しながら帰路につきました。