闘う男
【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】
みなさんこんにちは、ジョーカーハシヒデの登場です(どっかの安っすい芸人みたいwww)。お勉強の話は他の回のブログをご覧くださいネ。
ふと思うのですが、最近の小学生って小ぎれいですよね。もちろん保護者の方がキチンとしていらっしゃるからなんですが、なんせ服が汚れている小学生をほとんど見ないのです。え?ハシヒデが小学生のころ?都会は知りませんが、田舎の小学生なんて小ぎれいな服装している方が珍しかったです。服が泥だらけなんて当たり前だし、必ずクラスに一人や二人、毎日青鼻たれてて鼻水をジャンパーの袖口でグシグシ拭うので袖についた鼻水がカピカピに固まってテカテカに光ってる(オノマトペだらけ(笑))という子供がいたものです。今日のお話はそんな鼻水野郎とハシヒデが戦った戦慄の記録(?)です。
幼稚園年少から小学校卒業まで一クラスだったハシヒデ(これでもベビーブーム世代です)、小学校5年生のある日、同じクラスのタ○○チ○オ○君(これ以上は個人情報保護法案により書けませんので以下T君とします~)と、くだらな過ぎて忘れてしまったような理由で取っ組み合いのケンカになりました。小学生のケンカなんてよくある話ですが、問題はその場所で、何と校庭のジャングルジムの中でケンカになってしまったのです。狭い狭い空間の中、お互いに身体のあらゆる部分をジムにぶつけながらケンカしているのです。当然周りの同級生は止めるどころか腹を抱えて笑いながら観戦しています。止めろよオイ!(どうやって?)
このケンカ相手のT君、普段からの鼻たれ小僧で何かあるとすぐ泣く男子、この時もケンカになる前から泣き始めていました。当然涙が鼻に流れ込み鼻水のゆるさが増します。そんな状態でもみ合っているとき、たまたまT君が馬乗りの形になってしまったのです。ハシヒデは下で押さえつけられ仰向けです。「チッ、嫌な体勢になったな~」と思ったその瞬間!大泣きで闘っているT君が大きく鼻をすすった反動の鼻息で巨大な鼻風船が割れると同時に、うす~い黄緑色の鼻水ビームが『シュパシュパン!』と左右の穴から2本同時に放たれたのですっ!
「うおっ!…」考える間もなくうすい黄緑色をした2本の最強ビームはまっすぐかつ正確にハシヒデの顔面をめがけ猛スピードで突っ込んできます。対策を取るひまなどありません、想像してみてくださいこの恐怖。「ああっ、ダメだ…」
こういうときに過去の記憶が走馬灯のように頭の中を駆け巡るのですね「…父ちゃん、母ちゃん、いままでありがとうな…オレは…オレは先に逝くよ、川の向こうで待ってるよ…みんな、さらばっ!!」
最後まで目は閉じませんでした(って閉じる間ないやん!)。その時です、あろうことか顔前に迫った鼻ビームが『ピタッ』と止まり、『ジュルジュルwww』というえも言われぬ耳障りな音とともにビームが逆進したのです!そうです、2本の最強ビームはすすられて『スポッ』と鼻の中へと戻っていったのです…
「お、おぉ~ぅ…」ハシヒデは救われました。天に「生きよ」と言われたのです。
厳しい闘いは終わりました。どのようにケンカが終わったのかは記憶にありません。しかし今でも脳裏に焼き付いているのは、2本の迫りくる『鼻ビーム』と、腸がねじ切れんばかりに大爆笑していた周りの同級生達の姿です(チックショー!)…おそらくこの戦いは世界の戦史上まれに見るレアな戦闘として本ブログにのみ記録されることでしょう(笑)。くれぐれも実話です、次回もお楽しみにっ(ニッコリ)