もうすぐ夏休み終わり
【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】
早いもので、気がつけば夏休みもあとわずか、残り日数を数えている人もいるでしょう。
ふり返れば、今年の夏は近畿地方が6月14日頃梅雨入り、そして6月28日頃梅雨明けと観測史上最速だったこと。記憶的にも雨降ったかな?という感じです。
そして、その後の夏は西日本を中心に猛暑、北海道から東北でまるで梅雨前線のような停滞があり、豪雨、川の氾濫、浸水被害が至る地域で起こっています。本当に異常気象、日本という温帯地域の亜熱帯化が現実味を帯び、気になるところです。
さて小・中学生の皆さんの今にもどると、この頃少し心がザワザワしている人は少なくないと思います。楽しい夏休みが終わること、そして何より夏休みの宿題を多く残している人、勿論さぼった自分が一番悪い…と自分が誰よりもよくわかっているはずですが…。
まず、① 時間がかかる大作(ポスター、作文、自由研究など)は完璧に終えていますか。もし、それを残している人は、この週末に必ずやり遂げましょう。
次に、② 5教科の課題ですが、自分でしっかり取り組んだか、やっつけで例えば、数学で途中計算が必要な問題に答えのみ、といったやり方はないですか。提出を受けた先生方も一見してこれはしっかり自分で解いたものでないことはわかるものです。そして何より本質は、先生への見栄えでなく、自分の力になったか、という学習方法でなければ意味がありません。
その上で、もう夏の課題をすべて終えている人、特に中学生はここから9月実力に向けて、5教科の夏の課題を中心に再度復習に入りましょう。残る12日間で繰り返し記憶し、わからなかった問題を克服する作業が必要です。
特に、中3の方は、この夏の成果、2学期からのびることを示す第一歩になります。そして、2学期の努力、成績上昇を先生方は必ず内申点に反映させてくれます。1学期の懇談で進路に対して特に何も言われなかったのに、2学期の懇談では、突如内申と実力のことで、厳しい話(現実)をつきつけられるという事は、今までの先輩も多く経験していることです。そうならぬよう、しっかりと体調を整え、万全の夏休み終盤を過ごしましょう。