道の駅


【 ジェイ教育セミナー本部事務局 三木 】


こんにちは。本部事務局の三木です。

実は道の駅というワードに触れるのは2回目ですが、1回目は昨年末だったのでだいぶ前のことになりますね…。その時は道の駅の簡単な説明だけした記憶があります。なので、今回はその続きということで道の駅について少し掘り下げてみましょう。

そもそも道の駅というのは「鉄道には駅があるように、道路に駅があってもいいのでは」という提案に基づいて90年代前半に山口県をはじめとする複数の県で社会実験が始まったそうです。今でこそ地方に行ってもコンビニエンスストアはありますが、当時はそういった施設が少なかったので休憩できる公共施設をつくろうという狙いがあったのでしょう。

そんな道の駅の機能は先ほど少し述べたように単にトイレ休憩できるような休憩機能に加えて、①周辺地域や道路情報、イベント情報の発信機能(簡単にいえば観光案内所のようなもの)、②地域の人々が交流できる場をつくるような地域連携機能という主に3つを基本として成り立っています。ちょっと難しい内容にはなりましたが、イメージしにくい人は高速道路のサービスエリアを思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれません。サービスエリアではトイレ休憩はもちろん、道路の渋滞情報等を得ることができます。道の駅でもサービスエリアと似たような機能があるんだと理解してもらえると幸いです。

道の駅に立ち寄ったことがある人ならわかると思いますが、必ずといっていいほど地域の特産品を扱った直売所や食事ができる施設があります。(逆に直売所や食事施設がない道の駅を探す方が難しいかもしれません。) 直売所といってもいろいろあり、例えば海が近いので海産物をメインに扱う道の駅(一例:『道の駅 北浦街道 豊北』(山口県))、地域のPRのためにも道の駅が立地する地域内で採れたもの、加工したものしか販売をしない直売所がある道の駅(一例:『道の駅 たかの』(広島県))など道の駅によって様々な特色があるので個人的には大変興味深いです。ところで、「道の駅=直売所」というイメージがもしかしたらあるかもしれませんが、実は直売所以外にも足湯や温泉、キャンプ場、さらには泊まれる施設が併設されている道の駅もあるようです。実際足湯や温泉がある道の駅には行ったことがありますが、キャンプ場がある道の駅は見たことがないのでぜひ見てみたいなと思います。

今回の内容はきっと私が今まで書いたブログの中で難しかったとは思いますが伝えたかった中身を端的にまとめると、道の駅ってその地域の美味しいものが買えたり、その地域の観光スポット、イベント情報もゲットできる便利な施設らしいっていうことです。みんなも家族で立ち寄る機会、あるいは将来運転免許を取って自由にどこでも行けるようになったらちょっと道の駅を覗いてみてはいかがでしょう?今まで知らなかった美味しいものに巡り合えるかもしれません。