稲刈りしてきました!


【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】


みなさんこんにちは、体験教育担当のハシヒデです(えっ、そうなの?と思った方…そ、そうなんです~)。

10月23日(日)に農業体験イベント『収穫祭』と銘打って、ジェイ農園で生徒たちと稲刈りしてきました!


参加した生徒の人数に対して「ちょっと多いかな~」という広さの稲を刈ったのですが、生徒たちは刈り方や束ね方などをグループごとに工夫して、見事にすべて刈り取りました。刈り始めは珍しさも手伝って、ガツガツと進んでいきます。しかし少し刈り進めると、しんどい割には進まない、さてどうしよう?と。どうするかな~としばらく様子を見ていると、グループの中から「作業を分担しよう!」「作業をまとめよう!」などアイデアが出てくるのが聞こえはじめ、やがて生徒たちの動きが変わってくるのです。目的や目標を持っていると自発的に考え、動きます。

日常生活と異なる条件や環境でも知識や経験から知恵を生み出して挑戦する。上手くいかなければまた考える…私達は生徒一人一人の感性を刺激しつつ、このような自発活動を促すことが大切なテーマであると考えています。

活動の様子や生徒の表情など画像でご覧いただくのが一番でしょう。

今回の収穫祭の内容は…

①自然観察会

②稲刈り~はざ掛け

③ジェイ農園の農産品を使った「自然のエネルギー満タン昼食」

④野菜収穫(サツマイモと落花生です)

⑤前回大好評だった「ポン菓子(玄米のポン菓子です)」

などなど









というわけで楽しい一日だったのですが、今回はこれまでと少し趣を変えて稲刈りの前に「自然観察会」を入れました。これは自然観察指導員の先生に参加してもらい、指導員の先生から「農園の母屋から田んぼに向かう道中にどんな自然があるのだろう?何が見えるのだろう?何を感じるだろう?」という観点で生徒に問いかけ、生徒の感性から自然と田んぼのつながりを意識させて稲刈りへつなげようという企画です。

ただ周りを見るだけでなく、例えば土に触れてみてその水分量を感じたり、植物の匂いを感じたり、イネの茎丈を感じたり…と、意識すれば観点は無限に出てきます。

この企画の成否は後々彼らが成長していく中で認識力として発現してくると信じています。予想以上に盛り上がりました、将来が楽しみですね。


私達はジェイ農園の化学薬品を使わない農法を通じて「環境と調和のとれた人間の営み」を感じてほしいと考えています。まだまだやりたいことはいっぱいあります。


最後にちょっとウラ話。

ジェイ農園のスタッフ…基本的に農家なので派手さはないのですが、実はいつも生徒たちが農園にくるのをとても楽しみにしているんですよ~(ニッコリ)