期末考査が近づいてきた


【 ジェイ教育セミナー大手前校 田渕 】


さて、中学生の皆さん、期末考査が近づいてきました。多分ほとんどの中学で11月21日(月)から25日(金)の週に行われるのではないでしょうか。

まず、期末考査と言えば、当然9教科すべてのテストがある、は中学生なら周知の通り。2学期ということで中1生の皆さんも一度経験していますが、今回のそれは学年によって、随分位置づけが違います。

中1生はまだ実技4科の勉強の仕方がわからないという人もいるかも知れません。基本は5科と同じで、試験範囲に合わせ、まず教科書と授業で先生がまとめたノートやプリント類を並べ、範囲の教科書を2~3度読み込みましょう。覚えるべき基礎用語を頭に入れながら、自分が理解できていること、分からないことを分別します。そして、分からない事は資料や辞書等で調べ、理解できるか、それで無理なら先生や先輩(兄、姉?)に聞いて納得が必要です。その上で問題集をまず1回目自分自身の力で解き、解けない(分からない)問題を洗い出します。それに“×”とか自身で決めた印をつけ、テスト本番までにやはり誰かに聞いて解決、覚えるを繰り返しましょう。直前になると、ジェイからの問題集などから範囲に合う問題で実際の難度や出題のされ方、そして解けるかを、数多くあたりましょう。

あと是非やりたいことは、1学期の期末考査の問題(残して整理しているはずです)を見直し、前回のテストが教科書中心で出題されているか、あるいは先生が出すプリントや授業内容からか等々、とにかく先生の出題傾向を見て覚えていきましょう。加えて、これは出来ればですが、今度のテストはどの先生がつくるのか(ダイレクトに聞いたりはやめましょう)、で1学期が参考になるか、出題傾向が予想できます。

次に中2生は上記のようなことは、もう4度経験し、一定読めてきていると思います。中2生の人が今回と3学期の学年末考査で意識することは、ここまでジェイの公開テストで自分の志望校と判定の差分がある人は、実力?内申?が分かってきているはずです。特に実力はあるが、内申がとれてない人、この2学期と3学期の期末考査はどう内申をあげるか、の試金石となります。中3からでは遅いのです。

さて中3生には、もう今更かと思います。1つ、知っておいてほしいのは、この時期から学校の先生方から進路希望先を下げるような話が、ままあることです。特に内申が足りないことが原因でそう言われる人は、今回得意教科は落とさないようにしつつ、内申を上げたい教科に特に集中しましょう。

どの学年にも大切なテストとなることは言うまでもありません。頑張りましょう。