公立推薦入試まで約1か月


 【 ジェイ教育セミナー安室校 宮越 】


1月も半ばを過ぎ、いよいよ推薦入試まであと1か月となりました。「推薦入試はあくまでチャンスの1つであり、本命は一般入試だ」という声もあるかもしれませんが、推薦入試でしか選択できないコースもあり、「ここで決めたい!」と強く思う生徒さんがほとんどではないでしょうか。たかが1か月、されど1か月です。本番までにできることを精一杯行いましょう。


・「ここで決める!」という強い意志を持つ

定員のこともあり、推薦入試を受ける生徒さんは当然割合的には少ないです。ですから、まわりの空気に流されないでください。まわりの生徒さんも受験生とはいえ、「本番直前」という意識は比較的うすめですから「自分は1か月早く本番を迎えるんだ!」という意識をしっかり持ち、自分を律してください。つねに本番を想定し、たとえば塾であれば、授業5分前には着席しておく、確認テストの名前をていねいに書く、自身の時計で時間を計り、時間に追われる感覚で問題を解く、など常に緊張感を持ちましょう。昔から「練習は本番のように、本番は練習のように」といいます。練習でできないことは本番でもできません。成功した自分を思い浮かべ、今は勉強に邁進してください。(ただ「推薦入試に絶対はない」ため、受験科目以外の勉強からも目をそらさないように注意しましょう。せめて学校の授業と塾の授業、そしてその宿題は最低限こなしてください)


・基本は体調管理

人間の基本は睡眠と聞いたことがあります。睡眠時間だけは絶対に削ってはいけません。睡眠不足は体の免疫力を下げ、さまざまな病気の原因になります。まずは体力!食事もしっかりとり、健康な生活を心がけましょう。脳も寝ている間に情報を整理しているので、暗記系は寝る前に行い、起きたら即復習する、といった学習の効果が高いです。

また脳は起きてから2時間は完全に目覚めない、と聞いたことがあります。ですから本番に万全な態勢で臨むためには、少なくとも試験本番の2時間前にはしっかりと目を覚まし、お日様の光を浴びて、朝食をとり、脳に栄養を与える必要があります。勉強を朝にした方がよい、というのはこのためです。現在夜型の生活を送っている生徒さんは、今この瞬間からでも朝型に切り替えましょう。


やることは多いですが、時間には限りがあります。優先順位をつけ、あせらず、1つ1つこなしていきましょう。ただ、今こうやって勉強できているのは、生活をサポートしてくれている家族あってこそです。場合によっては本人以上に気を使ってくれています。その家族への感謝の気持ちを忘れないくらいの余裕は持ってください。さあ本番間近です!jも全力で皆さんをサポートします!