文系の定期考査対策


 【 ジェイ教育セミナー太子校 横山 】


前回の「理系」に続いて今回は「文系」の期末考査対策の勉強法について書こうと思います。

暗記が苦手、覚えてもすぐ忘れる、覚え方がわからない…文系科目を担当する中で、毎年聞いてきた質問(生徒の叫び)です。

なかなか明確な回答は難しいので、自身の体験談、学生の頃の国語教師の受け売りを答えの代わりに話すようにしています。特に、暗記が苦手な生徒に向けて。


その先生曰く、「記憶にも「深さ」があり、すぐ思い出せる記憶は「深い」記憶、時間をかけないと思い出せない記憶は「浅い」記憶。忘れては思い出す、の繰り返しで、より「深い」記憶になっていく。テスト直前に駆け足で詰め込んだ知識の有効期限は短く、テスト範囲すべてをそれで乗り越えようとするのは無謀。やはり、覚えては忘れ、忘れては覚え、の基礎練習、反復学習を何回繰り返したかが「努力」として結果に結びついていくのだ。」と。(その時の言い回しや表現は覚えていないので、要約ですが…)


期末対策授業の中では「暗記特訓」などで文字通り「暗記」の「特訓」をします。やり方は様々ですが、一例として、短い時間を区切って暗記→演習→採点→暗記を繰り返します。

中学3年生にとっては、内申決定まで2回しかない副教科のテストがあります。中学2年生は部活も忙しくなり、中だるみしがちですが実は一番成績に差がつくテストです。中学1年生は初めての9科目のテストですね。しっかり勉強のスケジュールを立てて頑張りましょう。

どの学年も1学期の締めくくりとしてしっかりと準備して頑張ってください。応援しています!