サンタクロースは本当にいるの?


 【 ジェイ教育セミナー龍野校 加古 】                                  


12月の町はクリスマスの飾りや音楽であふれています。クリスマスツリーを飾っている家庭も多いのではないでしょうか。

クリスマスが近づくにつれ、サンタクロースのことを考え始める子どもたち。

「サンタクロースは本当にいるの?」

「サンタクロースはどこにいるの?」「サンタクロースはだれ?」

「サンタクロースなんていないよね。」「サンタクロースはうそだよね。」

年齢を重ねれば重ねるほど、子供たちの言葉は変わってきます。

みなさんはいつごろまでサンタクロースを信じていましたか。(初めから信じていない?)

子どもたちは遅かれ早かれ、プレゼントを持ってきてくれるサンタクロースが本当はだれかを知る時が来ます。しかし、幼いころクリスマスイブの夜、わくわくしてサンタクロースが来るのを待っていたこと、夜中に必ずサンタクロースに会うぞと思いながらも朝まで眼が覚めなかったけれど、枕元にプレゼントがあってよろこんだことなどを思い出す人もいるのではないでしょうか。

幼い日にサンタクロースの存在を信じることは子どもにとってどういうことなのでしょうか。

それは子どもに中に、「信じるという心の中の収容能力」を養っているのです。つまり、見えないもの、不思議なものを信じるという心の働きによって、人間にとっての一番崇高なものを心の中に宿す場所を存在させるのです。そのことが人間の精神生活のあらゆる面でいかに重要なのかは説明するまでもないでしょう。それは幼い日にサンタクロースを心の中に住まわせることによって作られるのです。そのためぜひ幼い心にサンタクロース、不思議なものの住める空間(想像力)をたっぷりと作ってやりたいものです。

「想像力」は「思いやり」に通じると言われます。サンタクロースなんていない、サンタクロースがいるかのように子供をだますことはおろかだ、見えないものを信じることは恥ずかしいなどと考える大人(最近は大人だけでなく小学生からも聞こえてきます)が、本来持つべき子どもの心の中の不思議が住むべき空間を壊してしまい、想像力をなくし、信じる能力を子供たちから奪っているのではないでしょうか。

「想像力」を豊かにすることで、他の人たちへの「思いやり」のある子どもに成長させることにつながるのではないでしょうか。

「サンタクロースは本当にいるの?」という質問へ「本当にいるよ。プレゼントを持ってきてくれるのが楽しみだね。」などと、子供にわくわくした気持を味わえるような答えをしてみませんか。

参照『サンタクロースの部屋』松岡享子著