播磨で古代の地層が見られる所


【 ジェイ教育セミナー網干南校 田邉 】


中学の理科では地層や地層の中に眠っている化石について勉強しますが、なかなか身近に感じることができずに、苦手と感じている人は多いのではないでしょうか。地層や化石について身近に感じる機会としては、塾で大山登山の行事をする際に立ち寄ったことがある岡山県のビカリアミュージアムがまず頭に思い浮かびますよね。自然体験担当の橋秀先生によると、ビカリアの化石が「ゴロゴロ転がっている」そうで、あまり苦労をしなくても、化石が見つかるとのことです。

では、塾生の皆さんの地元ではいかがでしょうか。播磨でも古代の地層や化石が見つかる場所はあるのでしょうか。これについて、少し古いですが、2017年出版のBanculという雑誌に掲載されている記事によりますと、たつの市的場山、八丈岩山、名古山、姫山、男山、手柄山、姫路市飾東町小原、夢前町雪彦山、安富町鹿ヶ壷、山崎断層帯、香寺町姫ケ丘団地、香寺町中村、宍粟市山崎町と安富町の境にある安志峠、姫路市木場小赤壁、市川町屋形などでも古生代のペルム紀~中生代の白亜紀、ジュラ紀~新生代までの岩石や地層が観察されるということです。皆さんの身近なところにも古代の地層は見つかりそうですか?