今年も始まりました


【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】


みなさんこんにちはハシヒデです。「ん?この時期にハシヒデブログ…?」そうです、田植えの時期です。というわけで(ちょっと導入が粗いような気が…しなくもない)、6月9日(日)に、2024年度の農業体験第一弾『田植えまつり』を実施しましたのでご報告です。

前日までの天気予報では、

【兵庫県丹波市】

 6/8(土) 晴れ:予想最高気温27℃

 6/9(日) くもり時々雨:降水確率70%予想最高気温20℃

 6/10(月) 晴れ:予想最高気温27℃

「ひえええぇ~っ、なんでこの日だけこんな天気なん⁉」と、心の中で半べそかきながら当日を迎えました。当日、自宅を出るときはやはり雨。「雨の強さは?田植え作業できるやろか?気温は?低くて寒すぎひんやろか?風の強さは?屋外で食事できるやろか…」もちろん想定はしているのですが、何が起こるかわかりません。不安いっぱいで一日が始まりました。

姫路駅南口ロータリーに7:45分集合です。生徒はみんな楽しみに集合場所にやってきます。しかし受付の名簿は雨粒で滲んでいます。どうなることやらと思いながら姫路を出発しました。ところが、杞憂はここまでだったかもしれません。総勢30名の参加生徒を4個班編成にして、往路バスの中でワイワイ言いながら春日町へ向かう道中、一人一人の生徒をみんなに紹介していくと生徒の表情は「楽しみMax」なんです。「よしいける!」これにはハシヒデが勇気づけられました。

いざ準備をして田んぼに入ります。土に足を取られて動けなかったり、最初の苗を植えると腕が泥まみれで大騒ぎと、これはいつものことです。ここから予想が外れます。今年はみんな作業の要領を得るのが早く、サポートをしてくれるジェイ農園スタッフとの息も合ってきて、田植えのペースがぐんぐん上がります。気づいてみると午前中1時間30分かけて田植えの予定が、1時間で予定の圃場を植え終わってしまいました。雨もギリギリ降らず、気温と体温のバランスも結果的に良かったのかと思います。作業終了後、お互いの頑張りを称えて全員で万歳三唱しましたよ(笑)。

今回植えた苗は「旭(朝日)」という品種で、コシヒカリやあきたこまち、ササニシキなど、現在作付けされている多くの品種の源流になる貴重な品種です。明治末期から昭和初期にかけて、主に西日本で最大の作付面積を誇った品種で、「西の旭、東の亀の尾」と呼ばれた優良品種です。今後の成長が楽しみですね。

田植えが終わった途端「センセー、おなかすいた~」。そりゃそうですね、育ち盛りですし。ということで昼食はジェイ農園の収穫物でつくる手巻き寿司。みんなモリモリ食べてお米が売り切れてしまいました。ちゃんと自分たちで洗い物もしてから午後は野菜収穫ということで、その時期に最も出来のよい野菜を収穫してもらいます。今回はジャガイモ「きたあかり」を収穫しました。前日からの雨で適度に土が柔らかくなって深くまで掘ることができたので…こちらも「想定以上」の掘りまくりで、深いところにできているイモも逃さず収穫できました(地中にイモを残すとモグラさんのごはんになってしまいます)。


毎回大好評のポン菓子づくりを見学してから、できたてのポン菓子をお土産にもらって、みんな大満足の笑顔でイベントを終えることができました。今後、田植えまつりで植えた苗がどのように成長しているかもブログでお伝えしていきたいと思います。

いつもイベントのたびにハシヒデ自身も勉強になり、大変有難く感謝の念にたえません。参加してくれた生徒の皆さん「ありがとう」です。


2024年度の体験イベントは

 7月:日帰りトレッキングでブナの『巨木巡り』

 9月:2泊3日で『大山登山』

 10月:稲刈り『収穫祭』

 12月:農家の年末『もちつき大会』

を予定しています。詳細はあらためてご案内差し上げます。以降のイベントもぜひぜひたくさんのご参加をお待ちしています‼