豊穣の秋『収穫祭』
【 ジェイ教育セミナー大津校 橋本 】
みなさんこんにちは、体験教育担当のハシヒデです。今回は10月20日(日)に実施しました秋の収穫祭についてご報告です。
前日にかなりの雨が降ったことで田んぼの排水が追い付かず、10月に入っても暑い日が続く中、この日だけ気温が下がるという試練の下(?)での稲刈りとなりました(笑)
8時前に姫路駅を出発し、バスで丹波市春日町のジェイ農園へ。小学4年生~中学2年生の生徒29名、引率講師6名、総勢35名です。
ジェイ農園スタッフの指導の下、4個班に分かれて稲刈り作業です。6月20日の『田植えまつり』で植えた「旭」が、暑かった8月の猛暑に耐え、太い株にしっかりした稲穂をつけて頭を垂れています。実入りも大変よく…いや寒っ!足下がぬかるんで足を取られ、最高気温18℃の中で風も強く、寒さを感じながら悪戦苦闘の作業でした。しかし生徒はみんな一所懸命稲を刈ります。初めての鎌におっかなびっくりしながらも、転んで泥にまみれながらも刈り進めました。いつもながら子ども達のエネルギーには驚かされます。
刈った稲を束にして結わえていきます。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、刈った稲を稲木に掛ける「稲架掛け」までを協力して行いました。
稲刈りを無事終えて、生徒は「センセー、お腹空いた~」
お楽しみのお昼ご飯です。今回は丹波の黒枝豆ご飯、野菜満たん米粉チヂミ、重ね煮の具だくさんみそ汁と丹波栗(茹でと蒸しの食べ比べ)と自然の恵みたっぷり昼食をいただきました。洗い物と野菜収穫の準備も自分たちでしました。
④野菜収穫と自然観察
午後は野菜収穫です。10分ほど歩いた畑でサツマイモを収穫しました。品種は「紅はるか」です。こちらは前日の雨で土が柔らかくなっていて、掘りやすくなっていました。今年はイモが大変よく成長しており、1つのイモが1kgくらいあるものも次々と出てきて、たわわに実るという表現がぴったりです。生徒もその大きさにビックリ!あちこちで歓声が上がりました。30分ほどの収穫作業でしたが、全員で掘ったイモは合計100kgを超えていましたよ(笑)
その後自然観察指導員の先生と自然観察会です。といっても歩いてまわるのではなく、イモを収穫した畑の隣に生えているさまざまな草花で小さなブーケを作り、それを「アレチヌスビトハギ(服にくっつくと取れない例の三角のヤツです)」で服や帽子に固定します。これが結構面白いんです。ヌスビトハギが服にくっつく仕組みを知っている生徒もいました。自然は身の回りにいくらでもあります。意識するかどうかで景色は変わります。ちなみにハシヒデは色合わせのセンスが皆無なので、ブーケは作れません( ノД`)。みんなかわいい飾りを作って、上手に飾っていました。
⑤袋詰めとポン菓子製造見学
収穫した山盛りのサツマイモを袋詰めします。本当は袋に詰めて、袋の口を閉じてお土産にするのですが、イモが大きすぎて袋に収まりません(笑)。結局袋の口は開けたままで袋に入るだけお土産になりました( ´∀` )
いつも大好評のポン菓子製造。ポンの瞬間を動画で撮る生徒がカメラを構えてワクワクしているところへ、ポンではなく「ボンッッ‼‼」、やっぱりビックリですね。
等々と楽しく自然の恵みに触れて、無事姫路へ帰ってきました。たくさんのご参加ありがとうございました。今後もイベントを通じて、常に感謝の心を持って生きる意識を育む活動を続けていきたいです。次回は12月に「もちつき大会」を予定しています。是非皆さんのご参加を、スタッフ一同楽しみにしています!